僕と猫のブルーズ

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ナオエさん「HOPKINS CREEK」Delux Edition

2010年11月09日 | カーネーション
今日は直枝さんソロアルバム「HOPKINS CREEK」デラックスエディション発売日。
会社の帰りに新宿タワレコに行って購入。
CDショップに行くの久しぶりだなぁ。祥子さんのシングル購入以来。半年ぶり?

今日はPERFUMEや嵐のアルバム発売日らしく店内は凄く混んでた。
CDショップが混んでるのを見るのは楽しいぞ。

このアルバムは10年前に発売された。今回はその再発版。
1枚目はリマスタリング、2枚目は当時の秘蔵音源を集めたボーナストラックCD。

このアルバム、嫁が持っていたので何度も聴きました。
福島の兄弟音楽ユニット、ブラウンノーズと直枝さんのコラボレーションで作った。
全曲自宅録音。楽器も直枝さんのギターとブラウンノーズの手持ちの楽器のみ。
手作り感溢れる自由な、でも何処か美しさと狂気を称えたクレイジーなアルバム。

今日、2枚目のボーナストラックを聴いた。
「BUFFULO」「ひとりとふたり」「墨堤にて」。ライブでは聴いてた曲。
初めて音源をチャンと聴く。
どれも音質は決して善くない。曲もヘビーで内省的。でも「リアル」だった。
10年前のウタとオトにもかかわらずリアルに迫ってきた。刺さってきた。

直枝さんのソロはカネとは少し違う。カネよりも「一人」「独り」が際立つ。
直枝政広という男の「ゆれ」や「ゆがみ」がよりリアルに伝わってくる。
それが、堪らなく好きだ。愛おしい。
その「ゆれ」「ゆがみ」「ねじれ」は多分オレの中にもあるものだから。

昔の曲だろうが演奏だろうが関係ない。
「ゆれ」も「ゆがみ」も古びない、風化せず妥協せず消えてない。
だから「リアル」だ。どうしようもなく。

当分はこのオトにどっぷり漬かって過ごしそうだ。

ヨモギは今日も嫁の膝の上でうつらうつら。そこは心地いいの?

そう、「ゆれ」って奴は結構キモチいいのだ。オモシロいのだ。
それで傷つこうが安定なんざオモシロくない。もうしばらくはゆれていよう♪

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