ヨッシーの道楽趣向-別冊-【yoshy's Garage】

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【走るノダ!2016年秋ツーリング-中編-】

2016-11-23 | TOURING

Web yoshy'sGarageへようこそ♪管理人のヨッシーです(^^)ニコ

お待たせしました!
秋ツーリングの中編です♪

出発して
アッ!と言うマに2日間が過ぎ...
残すはあと3日。
とは言え最終日は
北九州新門司港⇒大阪南港まで
名門大洋フェリーを利用する船旅なので、
実質的なツーリング期間は残すところあと2日となりました。
5日...もの間、
仕事を休むことはとても長期間に感じますが、
オートバイに乗って『旅』をする期間としては、
瞬間的な出来事に思えてなりません(笑)
毎日(連続した期間)
オートバイに乗り『旅』をできる幸せを感じながら
さぁ...今日も走るノダ!

Day3
11月5日(土)am7:30-
この時期(秋)の雲仙と言えば、
まず向かうさきは
妙見岳が紅く染まる(紅葉している)
仁田峠(雲仙ロープウェイ)だろうと、
誰しもが思うのではないでしょうか♪
しかし、
仁田峠には向かわずに
国道57号線(雲仙道路)で島原湾方面へと
オートバイの鼻先を向けました♪
しばらく峠道を走り島原湾が見えてきたらば...
県道207号線に折れます。
県道207号線は
『島原まゆやまロード』と呼ばれ、
1991年雲仙普賢岳の噴火で出来た
日本で一番新しい山「平成新山」の間近を通る
全長8キロメートルの道路です。
(雲仙普賢岳噴火後にできた美しい道路です)
この場所...
25年前に雲仙普賢岳が噴火した際に
報道が連日TV中継をしていた「あの場所」となります。
きっと、
この風景に見覚えのある方もいるのではないでしょうか...。

驚くばかりに巨大な
『砂防ダム群(導流堤・スリットダム)』を
横目にMachineを走らすと普賢岳の展望所に出ます。
噴火活動により山肌が崩れ
溶岩ドームが大きく張り出した
『荒々しい姿』の平成新山を一望できます。

展望所には
噴火当時の様子がパネルで展示してありました。
(火砕流発生直後の写真)

噴火前と噴火後の
雲仙普賢岳の変化した様子もパネルで紹介されていました。


【雲仙普賢岳噴火災害】
平成2年11月17日。
198年ぶりに雲仙普賢岳噴火。
(九十九島火口及び地獄跡火口より噴火)
一旦、噴火活動は低下したかにみえたが、
翌平成3年(1991年)2月12日再び噴火。
(九十九島火口、地獄跡、屏風岩の三火口から同時噴火)
5月15日には水無川で最初の土石流が発生するに至り、
5月20日に溶岩ドームが出現す。
6月3日16:08...大規模火砕流発生。
死者行方不明者43名をだす大規模災害となる。
その後も土石流等の災害が続くも、
平成7年3月30日。
九州大学理学部付属島原地震火山観測所が
普賢岳の噴火活動は「ほぼ停止」と表明。
約2ヵ月後の平成7年5月25日。
火山噴火予知連絡会がマグマの供給と噴火活動は
「ほぼ停止状態にある」という統一見解を発表。
雲仙普賢岳の火山活動はここに終息した。
しかしながら今も尚、
山体には『約2億立方メートル』の土砂が堆積しており、
降雨の状況によっては
現在も大規模な土石流発生の危険がある。
-雲仙普賢岳災害より引用-

島原まゆやまロードからは、
山頂の溶岩ドーム。
山頂よりのラハール跡(火砕流痕)。
そして
砂防ダム工事事業が一望できます。



水無川砂防ダムを撮影していると...。
ある方と偶然お会いし
噴火当時の貴重なお話を伺うことができました。
(話の内容と語り部が誰なのかは伏せさせていただきます。)
噴火当時、報道機関によってもたらされる
雲仙普賢岳噴火災害の情報は、
自然災害の恐ろしさをヨッシーの記憶に刻みつけるものでした。
災害発生より25年の時が経ち、
この災害が全国的に報道される機会は減りましたが、
被害に見舞われた方達の遺族の皆様。
現在も『土石流』の危険(恐怖)と
隣合わせに生活している方達はいるのです。
災害の傷跡というものは時間(とき)とともに
風化してゆくものなのだと言う方がいます。
しかしヨッシーは思うのです、
災害に見舞われた方達の
こころの深い部分に刻みつけられた「悲しみ・苦しみ」というものは、
けっして忘れ去られるものではないのです。
現在(いま)も平成新山は火山噴火予知連絡会によって、
火山防災のために監視・観測体制の充実等の必要がある
火山に選定され続けている。

島原まゆやまロードを後にして
混み合う海側の国道(島原街道)を避け
がまだすロードから「広域農道」で諫早ICを目指します♪
諫早ICから長崎自動車道を使い向かったさきは、
歴史の街...Hirado。


【平戸ってどんなとこ?】~Welcome to Hirado~
-歴史とロマンの島、平戸-
長崎県の北西に位置する平戸市は、
日本の陸路(離島除く)の最西端に位置する
歴史とロマンがあふれる城下町です。
400年ほど前、
日本で最初の西洋貿易港として
イギリスやオランダとの交流が始まりました。
西洋文化の橋渡しとなった平戸。
海に浮かぶ美しい島々に残された
先人たちが積み重ねた「本物の歴史」に酔いながら、
平戸はまた新たなロマンを求め続てゆくのです。
-達人Navi平戸より-
※平戸観光協会HP:http://www.hirado-net.com/

ヨッシーは
過去の九州一周ツーリングの際にも
ココ『平戸』に足を運んでいるのですが、
残念なことに日程・ルートを考慮した結果、
どうしても巡ることの出来なかった
『やり残し(走り残し)』をしていました。
今回は
そのやり残しを「完結」させるために平戸に訪れました♪
ある意味ではこの思い(やり残し)が、
今回の『秋ツーリング』の目的地を北九州にさせた...
と言っても過言でないのです。(*´∪`*)ゞデス♪

pm12:40-
やり残しを終わらせる前に...腹ごしらえ(*′▽`)ノ゙ぁぃぁぃ♪
この時期の平戸と言えば...
日本のブランド"天然ひらめ"が旬♪
ならば...と言うことで豪華な昼食となりました。(ノ∀`*)タマンネェー♪ 
迷わず入店したのは
いけす居食家「大徳利」さん♪

大徳利さんの暖簾をくぐると...。
巨大な生簀(いけす)に
活きの良い『天然ひらめ』が入れられています。ヾ(o ・∀・)ノ ヒャッホ-ゥ♪
(大徳利さんは『平戸ひらめまつり』参加店舗です)

注文を入れてしばらく待っていると...
刺身とエンガワが
美しく盛り付けられた『ひらめ御膳』が運ばれてきました♪
旬の天然ひらめは
もみじおろしと浅葱を添えてポン酢でいただくに限ります。
間違いなくコレ...最高デッス♪
ウマァ━━(>∀<人)━━ィ♪♪


※いけす居食家「大徳利」:http://oodokkuri.jp/
※平戸ひらめまつり:http://www.hirado-net.com/lp/hirame/  

美味しい「天然ひらめ」を堪能したら、
お次はデザートです(笑)
平戸の銘菓といえば...
江戸時代にポルトガルの宣教師によって伝えられたとされる
カステラを卵黄にくぐらせ糖蜜で揚げた
南蛮菓子『カスドース』が有名なのですが...。
今回は違いますよ(笑)
お伺いしたお店は『平戸 蔦屋(つたや)』さん♪

もちろん蔦屋さんと言えば、
「元祖カスドース」のお店としての知名度が高いのでしょうが、
今回いただいたのは...
『平戸夏香の半熟カステラ』です♪
*☆*キタキタ――(σ´∀`)σ――ン!!!!*☆*

夏の銘菓として売り出されたのが今回の目的♪
『夏香の半熟カステラ』なのです。ヾ(o´▽`)ノダゼェ☆
半熟カステラは夏の御菓子として考案されましたので、
平戸善果園の純国産サマーオレンジ等々の
平戸の「夏果」をふんだんに使用して、
しっとりとした食感に爽やかなオレンジの風味が広がる
半熟のカステラですので、
濃厚でチーズケーキの様な食感の「生カステラ」が
スッキリサッパリと楽しめるのです♪
コレ...知らないと損しますよ(笑)

南蛮菓子を楽しみたいのであれば『カスドース』。
芳醇な香りととけるような食感を楽しみたいのであれば
『夏香の半熟カステラ』。
間違いなくどちらもオススメの1品です。
尚、蔦谷さんにはこれ以外にも素晴らしい御菓子が
ありますのでそちらもご賞味下さい♪
※平戸 蔦屋:http://www.hirado-tsutaya.jp/ 
pm2:00-
さぁ...走りますか♪
平戸市内から
県道19号線のクネクネとした峠道を走ると...。
遠くに青く美しい橋が見えてきます♪

ヨッシーの
やり残し(走り残し)の旅は...
この青い橋を渡ったところからはじまります♪


青い橋を渡ると
『生月島(いきつきしま)』という島に入ります♪
ヨッシーのやり残し(走り残し)たものは、
この島の西海岸に延びる『生月農免農道』を走ること。
この農道は「生月サンセットウェイ」と呼ばれ
東シナ海を望む
絶景の「シーサイドワインディングロード」となっているのです♪

どこまでも続く碧い海...。
孤島に迷い込んでしまったのではないかと
錯覚するほど荒々しい断崖の山肌...。
自然放牧され活き活きとした姿で餌を食む牛の群れ...。
10.4Km続く最高のワインディングロード...。
次々と
CM(コマーシャル)の中に鏤められていた感動が、
現実となって押し寄せてくる場所...。
それが生月サンセットウェイなのです。


絶景の「農免農道」を抜け国道42号線と交わり、
それをしばらく走ると...
圧倒的な迫力の
「塩俵の断崖(御崎柱状節理)」が眼前に迫ってきます。

【塩俵の断崖(御崎柱状節理)】
溶岩台地が海に交わるあたりには波の浸食を受け、
大規模な海食崖が発達てゆきます。
溶岩流が厚く積もって冷えて固まる際に、
収縮することによってできる割れ目を節理といい、
冷え方や溶岩の成分の具合によって、
縦に柱状に割れていことがあります。
これを柱状節理と言い、
水平方向の断面は多角形を成しています。
塩俵断崖もその一つなのです。
塩俵の断崖は南北約500mにわたって
最大高さ20mほどの玄武岩の柱が並ぶ奇観を呈し、
海際には波によって切断された柱が、
「六角形の面」を段違いに並べたようになっています。
この形状が昔、
塩を運んだ俵に似ていることが名前の由来になっています。
 

pm3:30-
塩俵の断崖を後にし、
国道42号線を北へ北へと向かうと...。
生月島の最北端に位置する「大バエ灯台」に行き当たり、
そこで道は終わりを告げるのです♪



【大碆鼻(おおばえ)灯台】
生月島の最北端部は
高さ100mの断崖『大碆鼻(おおばえ)断崖』と言い、
その断崖に建つ小さな白亜の灯台が「大バエ灯台」です。
全国的に珍しい
灯台に設置された展望所からは「平戸島・大島」をはじめ、
遠く西側は「
宇久島・小根賀島」、
北側は「壱岐・対馬」を見渡すことができます。
360度何も遮る物がない大パノラマが
この場所には広がっています。
大碆鼻灯台は地図表記では「大バエ灯台」とされます。

pm4:00-
「大バエ灯台」で心地良い潮風で心を洗い
生月島を後にします。
国道42号線を平戸方面へ戻ると...。
さきほど駆け抜けてきた
生月農免農道(サンセットウェイ)との分岐点にあたります。
その時、
雲間から光のカーテンが海を明るく照らしはじめました。
あまりの美しさに
オートバイを路肩に止めしばらくこの絶景を眺めていると
『あぁ...これこそが
私が求めてきた(ツーリング)なのだ♪』と
心から感じることができたのでした♪

☆生月サンセットウェイってどんなとこ?
※生月サンセットウェイ:http://www.threetroy.com/d-road/Part6.html
☆生月島を疑似体験したい方はコチラのMovieをどうぞ♪
※平戸PRムービー

【a preview of the islands】平戸フォト・ムービーコンテスト(ムービーの部グランプリ作品)

愛媛県(四国)の道後温泉(道後温泉本館)と並び、
ヨッシーがどうしても訪れておきたい温泉が、
このツーリングの3日目の宿泊地となります♪
生月島より平戸に戻り...。
国道204号線を伝い伊万里から
国道498号線を下れば...そのお宿はもう直ぐ。
pm6:30-
日が暮れ辺りが暗くなると...
この温泉街に煌びやかに怪しく輝く場所が現れる。
それが武雄温泉は
『武雄温泉新館』と『武雄温泉楼門(ろうもん)』ナノダ♪

【武雄温泉新館】
武雄温泉の歴史は古く、
1300年も前に書かれた「肥前風土記」の中にも登場し、
古くは神功皇后も入浴されたと伝えられている。
また朝鮮出兵の際、
名護屋城(なごやじょう)に集められた
多数の兵士が武雄温泉を訪れたので、
地元の入浴客に迷惑をかけないようにと、
豊臣秀吉が示した朱印状「入浴心得」が残されいます。
歴史上名高い「宮本武蔵」「伊達正宗」「伊能忠敬」などが
入浴した記録も残されてる。
-武雄温泉パンフレットより-


【武雄温泉楼門】
温泉の入口に立つ朱塗りの楼門。
竜宮を連想させる鮮やかな色彩と形で、
「天平式楼門」と呼ばれ釘一本も使用していない建築物です。
武雄温泉新館と楼門は唐津出身で、
明治から大正期にかけての
我が国の建築界における第一人者として知られ、
「東京駅」を設計した
辰野金吾(1854-1919)博士の設計で大正4年に建てられた。
現在では国の重要文化財に指定されているのです。
楼門2階天井の四隅には、
子(ねずみ)卯(うさぎ)午(うま)酉(とり)の彫り絵があります。
これは「干支(えと)」の十二支のうちの4つで、
方角で言えば「東西南北」にあたります。
一方で先日復元された東京駅南北ドームの天井には、
巳(へび)辰(たつ)など8つの干支のレリーフがあり、
なぜ東京駅のレリーフは8つだけだったのかは
長い間の謎とされてきましたが、
楼門の4つの干支と
東京駅の8つの干支を合わせることで
十二支が揃うことがわかり話題となりました。

当然ですが(笑)
武雄温泉は現在でも入浴可能な温泉施設となります♪
いつか
「道後温泉(愛媛県)」と「武雄温泉(佐賀県)」の
究極の温泉巡りなんてのもイイナ...と思いました(笑)
※武雄市観光協会:http://www.takeo-kk.net/

武雄といえば...温泉ダケではありませんよ!
就寝する前に
ある場所に出掛けることにしました♪
今回のツーリングは夜歩きが多いです(笑)

【御船山楽園】
鍋島藩第28代武雄領主の鍋島茂義が、
狩野派の絵師を京都から招いて完成予想図を描かせ、
約3年かけて造られた池泉回遊式庭園で、
壮大で荘厳な美しさを誇る。
東京ドーム約10個分に当たる広さがあり、
特に御船山が湖面に映り込むひょうたん池、
ふりむき坂では約500本の深赤色に染まった紅葉が楽しめる。
また、
夜間の紅葉ライトアップ(11月7日~29日)では
庭園各所を周回できるように散策路を照らすことで、
池泉回遊式庭園ならではの紅葉狩りができる。
さらにライトアップエリアも
庭園上部の樹齢170年の大モミジまで拡大され、
2014年の約9万9000平方メートルから
2015年は約13万2000平方メートルとなり、
日本最大級の庭園ライトアップが満喫できる。
-御船山楽園案内より-

少しの画像ですが
『御船山楽園』の紅葉をお楽しみ下さい♪
大池に鏡合わせに紅葉が映り込みます。


『御船山楽園』でみつけた
小さな秋♪


紅葉を探しながら広大な園内を散策しながら
ふと...庭園の奥に視線を移すと、
そこには武雄温泉のシンボル
『御船山(みふねやま)』が顔をみせていました♪*:.。☆..。.('v`人)ワォ♪
訪れた際には『御船山楽園』の紅葉は...
まだ「色付きはじめ」といったところでしたが、
ツーリング(MotorSports)の動と
紅葉(もみじ)狩りの静とが織りなす
『旅』と呼べるツーリングをこの場所でも満喫することができた♪
pm10:30-
御船山楽園の散策からお宿に戻り、
敷かれている布団にもぐりながら
いよいよ「明日で九州ともお別れダナ...」と
ツーリングマップを広げて翌日のルートを考えていると、
アッ!と言う間にDay3を終えた。♪⌒(*^-°)v

<Let's make the best run tomorrow...>
※御船山楽園:http://www.mifuneyamarakuen.jp/
※御船山楽園Movie

御船山楽園の紅葉[Hi-res/4K SAGA]

勝手ながら
Day3のボリュームがあまりにあり過ぎ、
今回のツーリング記を
前編・中編・後編の3部作とすることにしましたので、
今回の記事は『中編』とさせていただきましたm(_ _)m

走るノダ!-2016年秋ツーリング(後編)へつづく♪

では
Thanks for coming!
Web yoshy'sGarageはライダーの皆さんのお越しをお待ちしております♪



 

コメント (8)
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