goo

レンタルDVDの日々

2005-10-05 23:00:39 | music
仮住まいマンションに移動してから、時間の流れ方が違います。
やはり同じ家の中で母とキッチン等のスペースを共有しているのと、まるで違うわけで、気が楽~なのです。
実家にいると、私のオットが会社に泊まることがどんなに多くても、「いつ帰ってきても良いように食事を用意しておくのが、ツマの務め」という母の価値観を押し付けられてそれなりに合わせたりしていた訳。
今は、帰れなさそうだったら用意はしません…。
作っちゃって食べて貰えないと、こっちは何食も同じもの食べなきゃならんし、それはお互いシンドイでしょうということは、私とオットとの間では了解しあってることなんだけど、ばぁばの価値観は変えられないわけです、年齢的にしょうがないのでしょうが…。
で、今は自分の分だけだと、そんなに気合入れて作るわけじゃないし、あと、母といたら何となく見たくもないバラエティ番組なんぞを付き合いで見ちゃうこともあったわけだが、それがなくなって時間にゆとりが出来たので、2日続けてレンタルDVDなんぞ借りてしまいました。

昨日観たのは、昨年の映画ですが「アイデン&ティティ」。
みうらじゅん原作、脚本宮藤官九郎、監督田口トモロヲ。
みうらじゅんと言えば、イカ天では「大島渚」で話題になった人でありまして、映画の頭にはイカ天に出てた懐かしい面々のインタビューなどもありやした。

メジャーデビューで売れ線ねらいを強いられ、本当にやりたい音楽がやれない若者の葛藤を描くってストーリーなんだけど、みうらじゅんは大島渚で出た時にはイラストレーターとしてすでに名前が売れ始めていたわけだし、田口トモロヲって元はパンクの人だよね。
今や俳優で声優、プロジェクトXのナレーションなんかで活躍してるけど。
この二人のセンスだからか、どうも地道にライブやりつつメジャーを目指している若者のシーンはまるで描けてないように感じた 。
やりたいことをやれないで、迎合しなければならない葛藤って、プロの第一線で活躍している人にもあるわけだけど、その辺の深みにはまるで辿り着けてないし、ずれ方が古臭くて型にハマった見方だな~という…ま、こういうバンドマンもいたのかも知れないけどさ。
プロダクション側が単純に悪玉っていう描き方が、ちょっと浅いな~という印象…、40代半ばで描くのならもう少し掘り下げて欲しかったという映画でした。

ちなみに検索してみたらイカ天のファンサイトというのがあって、GLAYは当時完奏すらできず失格だそうで、後にこれだけブレイクするとは当時誰が予想できただろうか?という話が面白かったす。
http://5.real-sound.net/~ika-ten/

今日は、ジミヘンのメイキング・オブ・エレクトリック・レディランドを借りてきたので、これから観るだ~。

goo | コメント ( 0 )
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする