今日のおじさん(気持ちは坊ちゃん)

55歳から走りはじめるも
昨今膝の痛みの日々から練習もままならず。
どこまで走れるかとにかくがんばるしかない。

もう一つの顔をみた四万十ウルトラマラソンでした。

2017年10月16日 | 走ること
10月15日日曜日 雨の中の四万十ウルトラマラソン
今回はレース参戦でなく、大会にかかわるっての参加でした。
ウルトラを後方から見るのは初めてのこと。
どんなドラマをみれるのか~

思っていた以上に素晴らしかったです


土曜日には、移動の途中で素敵な人生を送られているの話を聞く機会を得て

そして、レース当日 朝早くから雨。
坊ちゃんは60Kスタート会場に到着。
このレースに参加の姫さまがわざわざスタート前に顔みせにきてくれました
5時間半ぎりをと引導を渡しておりましたが(笑)さて結果は
スタートして見送っていたらさをりちゃんが発見してくれこれまた見送り
さらにはなんと昨夜のホテルで
お隣の席になった東京からきた素敵なも発見してくれこれまたお見送りでした。
ウルトラは初めてとか言っておりましたが、元気でゴールしてほしものです

40K地点に移動して立って100Kの部応援しはじめるとすぐにspicaさんが通過するところに遭遇。
がんばってとエールを
そして最後尾の方が通過するまでずーと立って応援を送り続けました。

しんどそうにしてるランナーさんですが、エールを送るとこちらをむいて
ありがとうと言ってくれます。
しんどいのに、こちらこそありがとうと言いたいくらいです
この時間帯、すでに5時間半くらいたっており このままではおそらく
ゴールには間に合わないような気がします。
それでも、必死で40K地点を通過して前に進むランナーさんのがんばりに
ランナーの維持 いけるとこまでがんばる思いを
いただきました。

最終ランナーを見送ってから15時くらいからゴール地点に移動。
今度はゴールするランナーの最後の感動のシーンをみることができましたが・・

タイトルにもあるように、ランナーとして一瞬でゴールするだけではみれない
姿をみせてもらうことに・・。

ゴールに入るときに、女子高校生たちがゴールテープをもって迎えてくれます。
続けて入るランナーにあわせるように急いでテープを張ります。
当たり前のように思っていたのですが、 テープはピーンと張って
大会名がちゃんと写真に入るようにしてくれているのです。
そのために彼女たちはどうしているか?
そばてみてて
両端をもつ2人一組で 3チームいてるんです。
ランナーが駆け抜けた後はすぐに脇にもどって
先生?がタオルで濡れたテープの水をふき取るんです。
一回一回。おそらくテープがピーンと張りやすくするためかと。
1チームが抜けたらすぐわきからもう1チームがテープを張って
次のランナーに備える
次から次にくるランナーに3チームが回転しながら対応していたんです。

これは大変な仕事ですよ
雨が降ってます。雨具のフードなんか被っている時間もないのです
このゴール会場で一番忙しい仕事ではないでしょうか。
長くは体がもたないので、しばらくやっては3チーム総入れ替えで回してました。
感動したのは、そのテープを張って持っていた女子生徒のお父さんがゴールされた
ようで、ゴールしたあとうれしそうに娘の頭をポンポンとしてました
その生徒が先生のところに戻ってきたときにお父さん帰ってきましたと
報告しておりました 感動的でした

次次のゴールするランナーさんたち。
ラン友さんがゴールすると声かけてました。
みんな素敵な笑顔ばかり。
やりきった感満載です。

5時間半の引導をわたした姫さまも余裕の目標達成で初ウルトラで上位入賞
おめでとうございました。

一番心配やったラン友 毎週毎週30K走やって暑い夏もがんばってきた
さんがなかなかゴールに見えない
心配で心配で、あれだけがんばって練習した 絶対余裕でゴールのはず。
それでも、ウルトラにはいろんなドラマがあります。
いいときも悪いときも。 きっと何かがあったんはず。
最後の関門はなんとか通過した情報が入り・・じーとゴールを見つめる。
雨の中、必死の思いを秘めた顔が モニターに映り名前をコールされ
安堵・・12時間くらいで入れるはずの走力 それが制限時間ほぼ一杯つかった走りに
なった・・きっと悔しくて悔しくて・・でも、あれだけ練習したんだから
何があってもゴールだけはする・・そんな顔にみえました。
ゴールしたとすぐに声かけました。
ようがんばったね~とそれだけしか今は言えません。
も うなずき・・・も坊ちゃんも
ランナーの維持 本当によくがんばりました。
きっと次のウルトラにこの思い、経験は活きるはず。

炎天下練習奥様とこつこつがんばってたH頭さんもその後ゴール。
最後の方はペースあげれたのがうれしい~とのお言葉 満面の笑みでありました
お疲れさまでしたと握手してたら、その後ろからゴールしたが近寄ってきました。
なんと60Kスタート地点でお見送りした東京からきたではないですか。
ぎりぎりとなったのですがゴールできたことにもうでした。
思わずもらい泣きを

とここまではラン友さんたちの健闘ぶりでしたが
最後の最後のレース閉鎖19時の壮絶なシーンをみることになりました

最後のゴール通過者となる 年配の男性。
14時間ペースランナー数人が後ろから声援で後押ししながら
一緒にゴールに近づいてくる。
ゴールはずるずるの土から、上り坂の台の頂上まで数Mです。
男性はもうほとんど走れる状態ではないのですが気力で前に前の状態・
水たまりの土から台のところで倒れてしまいました。
場内は、残り秒数をカウント状態であと何秒の声が。
このまま台を上っていけばぎりぎり間に合うところです。
這い上がってゴールまであと数歩・・・・・
あろうことか、もう一度 倒れたんです
場内はどよめきでした。みんながんばれがんばれあと少し
倒れた拍子に眼鏡だけが前に飛んで男性の思い手はゴールマットに
手が届いてる?くらいの微妙な距離 
が・・みんなの思いはむなしく 男性の脚は動かず立ち上がれない
手を前に伸ばしたまま 0秒 19時 ついにゴール閉鎖となりました
奥様がすぐに飛んできて後ろで見守っておりました。
大会関係者の方たちも飛んできておりました。最後は肩を借りて
テープのないゴールの先へ進まれていきました。
ここまでがんばって走ってきたランナーの維持 素晴らしかったです。
学ばせてもらいました

終了し、ゴールテープでがんばってくれた女子高生たちがゴール横に一列に勢揃。
これまた圧巻のシーン、ほんとによくばんばっておりましたです。
終了の挨拶後、花火が

昔は数発だけでしたが、なんと 20発以上あったかと。
雨の中 まさかの花火大会。素晴らしいもんがみれました。
このあと、最後の関門を通過した数人の方が、テープの無いゴールとなりましたが
戻ってきました。会場は惜しみない拍手でランナーさんたちを出迎えでした。

雨の中の四万十、感動のドラマを山ほどみさせてもらいましたです。

翌日16日(今日)の四万十も雨。朝早くからスタッフの方が、大会ででたゴミの分別
物品の整理、後片付けにがんばっておられました。

体育館内で待っていたら どんどん運ばれてくる大型ポリバケツ
お!! あれは、エイドなどで使っていた やつではありませんか。



こうやって、1個1個ちゃんと きれいに洗って乾かしてから
また来年の四万十のために保管なんですよね。
まだまだ回りには昨日の残骸が残っておりました。
大変な作業かと。
スタッフのみなさんに あらためて感謝

来年は、四万十 走りにくるかな・・なんて思い
帰路につきました。
 

コメント (2)
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