今日のおじさん(気持ちは坊ちゃん)

55歳から走りはじめるも
昨今膝の痛みの日々から練習もままならず。
どこまで走れるかとにかくがんばるしかない。

実家解体ついに決断をする その1

2018年01月30日 | 終活への道のり
平成14年5月 父が他界(71歳)
それから3年後
平成17年3月 母が他界(76歳)。



両親が亡くなってから引き続き実家の一角を借りて
義兄がやっていた理容店がある。
が・・・期限をきっての営業であったがずるずると今日まで引っ張ってきた。

私の姉との共有名義の土地であるため勝手には処分できない。

そんな理由でさきほどのずるずる・・・となっている。

母が亡くなって空家同然の実家はあれから13年もたち
木は生い茂り、塀は傾き、家屋内 雨漏りもし・・


今の自分の年齢(64歳)から、亡くなった父の年齢に到達するのは
あとわずかです。

奥からは 早く処分をして(売るなり、姉に供与するなり)
突然に私の身に何かあったとしても、もめごとの無いようにしておけと
いわゆる 終活をしなさいとの命令が下りてきております

確かに言うことはよくわかる。この年齢になると、周りで7 介護、金銭トラブルやらが多発。

残された者に迷惑をかけない
・・これこそ終活の目的ではなかろうか。

と、そんなこんなで 実家解体に昨年夏すぎから着手を始めた。

一番嫌で嫌でやりたくなかったのが、実家の家屋内にある手つかずのゴミ(今となっては不用品なのであえてこうよぶ)
その中でもとくに、びっくりするような 大きな仏壇である

ゴミで出すわけにもいかず・・。
人の話では、仏壇屋さんに引き取ってもらえばよい(有料)をは聞いていたが・・耳を素通り。
それから、家屋内のゴミを自分でこつこつ廃棄する作業がいる。
これを、1日がかりで松山から香川に移動し旅館にしばらくすみついて
片付けをしなくてはならず・・・夏・・暑い 秋になったら・・
秋には レース三昧で 時間がない・・・なんて10月も終わりに近づいてきた

10月のとある日、退路をたつと言うわけでもないが、売却するための不動産屋さん選定からとりかかる。
ネットで香川県の不動産屋を検索し、土地だけでも買ってくれそうなHPをみつけたので
そこに電話をしてみる。 T 社 で営業担当 M さんと接触。

事情を話し、売却するには 上物(家屋)はなし、更地にしたほうが早く売却できるとのアドバイスを受け
11月一杯で義兄のお店は閉店としてもらうことの了解を得た。

●そして、実家近くの仏壇屋さんをネットで検索し電話をした。
引き取り費用は、仏壇の大きさにもよるからと 見積にきてくれ
処理費用 5万円 で仏壇の問題は解決。

●次は、解体処理業者探しであるが・・これは 不動産屋さんが故意にしている
 業者を紹介してくれ 不動産屋さんと業者と私3人 現地で初顔あわせを兼ね
 どのくらいの費用でできるか現地調査となった。
 家屋が2棟 そして大き目の物置である。
 見積がでました。・・・300万円+消費税 合計324万円也。

 これには、家屋内のゴミはすべて廃棄するなら一括で業者が処分してくれての費用とのこと。
 この一言で、長年苦痛の種だった片付けをやらなくていい・・ 
 肩の荷がす~と軽くなった気がした

 また、事前情報としてはゴミは自分で処分したうえで、
 一棟200万円くらいすると思っていただけに これもまずまずの納得価格。
 すぐにお願いしました。
 自分で、他社の見積もりとったりなんかのネゴをする気力もなし。
 とにかく、早く前に進めることを優先です。

こんなわけでこの立ち合い終了後、お店は11月末をもって閉店としてもらい
12月から一気に解体にとりかかってもらいました。

生まれ育った生家を、そんなクールに処理できるのか?なんて思うかもしれませんが
前に進むしかないと・・誰かがやってくれるわけでもなし
自分で決めて自分で進めるしかないのです


ちゃんと解体前の写真とっとけばよかったのかもしれませんが時すでに遅し。
てなわけで、グーグルアースから写真を拝借であります










コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする