今日のおじさん(気持ちは坊ちゃん)

55歳から走りはじめ、70歳サブ4なんとか維持したいと日々精進
ゆっくり長く走れば強い脚になれる・・信じて。

12.10(日)とびしまウルトラマラニック100K 物語(初参加)

2023年12月17日 | レース模様
12月10日(日)朝5時スタート 制限時間16時間 超ゆるゆるのマラニック
かかってこいや~と臨んだのですが
 
(昨年、ラン友やっちゃん&コーチ参戦し完走
ならば坊ちゃんも行けるかも~&松山から一番近い100キロマラニックでもあり
挑戦に迷う選択肢はなし。もしあるとするならば・・・冬のウルトラって
経験なしで装備に若干不安あり
 
真冬というのに気温高めなんせ日中は20度近い・・絶好のコンディションのはず。
コースはちょいと写真小さくてみずらいですがざくっと言うと
中央下から左まわりで島の反対側をまわって右端の島(岡村島)の途中
姫子島神社エイド(77K)で折り返しスタート地点でもあった県民の浜ゴールを
目指す100Kの旅であります。
 
 

今年の6月隠岐の島100Kからの半年ぶりうえぴょん師匠との再会参戦であります。

そして目玉は、松山から100Kウルトラ初挑戦のラン友ミスター&茜ちゃん
どんな走りをするかお楽しみでもあります
 
宿は相部屋メンズ3人同部屋にしてもらい5人部屋にあと神奈川&奈良から参加の
お兄さんたちの計5人。
3時起床の出走準備&食事。(食事は各自で用意です。)
この日の夜食は弁当、翌日はレストランで朝食の2食はついております。
ちなみに相部屋2泊の2食付きで13500円となっております。
なんと言ってもスタート地点のすぐ前が宿なのでぎりぎりまで暖をとれます。
ということで宿のトイレ使用しゆっくりとシューズやらの段取り実施
 
 
 
久しぶりのヘッデンです。真っ暗な道なので足元ように
手持ちライトも準備。とにかくこけないように。


ミスター後ろにて。茜ちゃん&うえぴょん師匠も。
ミスターヘッデンはニット帽埋め込み
冬しか使わないのかい
ほぼ最後尾からスタートです。
夜道にながながと続くヘッデンの行列・・感動です。
 
ずーと前後渋滞に疲れてきたので一番最後尾になってしばらく
ストレスフリーにて気持ちよく走ります。

左手の夜明け前の海がやがてオレンジ色に染まりだす絶景。
カメラはリュックに入れているのでスルーのつもりでしたが
撮りましょうか?と声かけてくれたランナーさんのご厚意に
甘えて唯一の記念写真です

13キロでパンとはちみつ入りレスカを
18キロで島野菜味噌汁とおにぎり
  このケースは味噌汁におにぎりぶち込んで流し込む
26キロ ちょっと期待しておりました 干し肉おでん
  寒い冬にはおでんがええ~でも今日は暑い中でのおでん
 どれが干し肉?ってみなさん騒ぐ(笑)ようわからんが干し肉でした
 
33キロ じゃこ天 宇和島のじゃこ天とは一味違いますがうまかった
 ほんまに熱々であげたてをいただけますこれまた寒い冬の絶品おもてなし。
 
40キロ ほぼフルの距離にきてこれぞウルトラの醍醐味 カレーです。
 これはうまい 隠岐の島のカレーもそこそこうまいですが
 とびしまのカレーめちゃくちゃうまい。おまけに量もそこそこあります
 だからお代わりしませんでした。 これは絶対食べるべし。
 
46キロ イチジクのチーズサンドウィッチをいただく。ここはドロップバック。
 通常なら食べたらすぐスルーだが、膝に痛みがでてきて辛い
 いったん気持ちを切り替えようと更衣室に入り脚やすめトイレ休憩。
 トイレ洋式は2階 どこさがしても洋式見当たらずまさかここ?と
 アコーディオンカーテンをガバっと引っ張たらお兄ちゃんが悲鳴あげた
 鍵がかからないドア(笑) 失礼しましたと閉めました。
 兄ちゃんでるまで待って大の用をたして外へでる。
もうここでリタイアありかな~と思うもののまったくいざなう雰囲気の
ない中間エイド~なんです しかたなくとぼとぼとスタート。
どこまで行ける膝・・ 
 
53キロおにぎり&鯛のあら汁 でしたがカレーがまだお腹にたっぷりで
初めてのエイドパス(給水のみ)
 ここから膝の痛みと股関節に違和感で脚が動かないのろのろ
 走っているのに 1キロ 9分もかかる最悪の状態。
 
ウルトラあるある がまんの先に復活あり痛みはあるがなんとか脚が動きだしてきて
62キロ柑橘ジャム&クラッカーをいただく。
 クラッカーに自分で濃厚柑橘ジャムをたっぷり塗るんです。
 塗ったクラッカーをいれたお皿をいったん置いてすぐ横でボトル補給。
 いざ食べようとしたらお皿がない こんなところで盗人に会うなんて
 気を取り直してもう一皿いただきました。疲れた身体にジャム最高でした
 
 
このからが想像を絶するみかんツアーコースへ突入です。
ここまでまだ歩きはいっさいなし。というかだいがいの坂道は
のろのろだろうと走ってあがるのが唯一の取柄の坊ちゃん。
しかしここはギブアップです
とんでもない傾斜です。ランコースではない、みかん収穫のために
あがる道。そう茜ちゃんちにみかん狩りにきたような道(行ったことないですが(笑))
逆に茜ちゃんはこの道きっと笑いながら上がっていったんだろうなと想像しました。
ひ~ひ~いいながらあがりやがて走りだせる道にでて上り
今度はこの逆 とんでもない檄下り坂。走れるようなしろものでなし。危険です。
この下りでさらに膝が悲鳴をあげた。
 
70キロ 広島風お好み焼き、みかん おひとりさま1枚の制限
 (最近オープンしたお好み焼きの店内)
 鉄板で焼いているのであらま~こんなでかいのをもらえるん妄想でした。
 小さくカットされたやつ1枚のみでした でも焼きたて美味しかったです。
 
いよいよ膝に限界が近づいてきてる走りでとにかく辛い
大崎下島から岡村島へ中ノ瀬戸大橋、岡村大橋二つの橋を渡りさらにその先で折り返しらしい。
橋を渡りはじめると向こうから戻ってくるランナーとスライド。
狭い橋の歩道終わるとまた次の橋、折り返しはまだかまだか・・いけどもいけどもそこが見えない。
いよいよ脚の限界を感じてきて、折り返してくる自分の姿が想像できない精神状態
どうにか折り返し地点までたどり着いた
77キロ 姫子島神社エイド みかんバター餅~令和style
 なるほどこじゃれてるやつではないか
 着いてすぐにこいつを食す。うまいではないか
 
で・・・・とにかく座らせてもらう。この机の横に屋外こたつ
が設置されている。少しあたっていきなさいや~との優しい声に
あらがうことなく こたつに入る。
ここでラン友まみちゃんの悪魔の囁き、いや天使の囁きが脳内を
かけめぐる。ラインでくれた 無理はくれぐれもしないように~
そうそう 無理はしたらあかん。
痛み止めなんて飲もうともしません。一気にメンタルは回避方向へ行く。
 
こたつにあたりながら~ あの~すみません、回収車お願いします。



77キロ 9時間18分 にて とびしまマラニック 打ち切りです
早めのリタイアは回収車すぐにきてくれました(笑)なんせ40キロ先ゴールまで
運ぶんですからスタッフさん大変です。
待っている間にうえぴょん師匠が走ってきました。さすがです~やるきまんまんです。
きっちりお見送りさせていただきました。
その後回収車のって戻る途中 の快走するうえぴょん師匠に
そして二つ目の橋を渡ってもと来た道を車で引き返すのですがその橋の上を
踏ん張って走っているミスター発見。よう粘りますわ~すごい
そしてさらにその1キロ弱後方に 根性で粘って走っている茜ちゃん発見
二人ともほんまにすごい。 おじいさんはお先に戻りますわ


ゴールまで戻ってきたときはちょうど11時間台のランナーがゴールするころ。
まだまだ早い時間だからランナーもまばら。
素敵な海沿いのゴールです。




3つのエイドは食すことできませんでしたが十分満足できました。

77キロで早々にリタイアして膝以外は余裕しゃくしゃくのはずでしたが
とんでもありませんでした。
いまだかつてない辛さ・・・
下痢と腹痛で悶絶・・・夕食の弁当 一口ほど食べたがあとは無理。
早めに布団に入ったがきりきりの胃痛で一睡もできず。
朝食も飲み物のみ。 下痢と胃痛~は火曜も続き。
バイトがあったので休むことできずそのまま火曜は仕事。
(食べてなく力はいらず合わせてトイレ三昧)
バイト早めに終わったので病院へ。
夕方点滴打ってもらい、薬ももらい 徐々に回復し
水曜一日寝ていてようやく元にもどりました。
 
こんなつらい食べれない、いや食べたあとのつらいこと
ま、これも経験
コメント
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