いや~近年まれにみる?本当に良い映画でした!!
ジャズドラマーを目指すニーマンと鬼教官の常軌を逸した指導・・・それを乗り越えてこその心の通じ合い
今の若者にこんな事したら、それこそやれ「パワハラ」だ「体罰」だと言って指導どころでは無いでしょうね。
チューニングのミスが気が付かなかったと冤罪を着せられ出て行ったトロンボーン奏者のシーンで鬼教官
『フレッチャー』の怖さを一発で分らせてくれています。 ドラムー版『巨人の星』か? 鬼教官には大声で
ダメ出しを出され暴力にも耐え、それでも偉大な音楽家になるため付き合っていた彼女とも別れ必死に血を
流しながらも練習しやっと主奏者になれると思いきやライバルに奪われてしまうが、それでも認めてもらおうと
会場に向かうのだが・・・色々重なって悲劇が起こる。 学校を退学させられドラムを辞めようとしている時ふと
見つけたジャズバーの看板…鬼教官の名前が・・・学校を辞めさせられ新たなバンドを組んで居るがドラムが
今一だと…ニーマンに来ないかと誘われそのバンドコンサートに出ると自分だけ違う楽譜が・・・上手く演奏できない
ステージ裏で父親とハグし再びステージに戻ると今度は自分がリードして他の奏者たちを引き込む・・凄い!!
師匠と弟子との激しい攻防を繰り広げ最後はドラムのフィニッシュで幕を閉じました
カーチェイスがある訳でも無く、銃撃戦や殴り合いがある訳でも無いのにアドレナリン全開でした。 DVD欲しい~
帰りの車の中ではセロニアス・モンクの『Monk's Music』が流れていました・・・
ジャズ・・・・映画って本当~~~に良い物ですね 最初から最後まで気が抜けない素晴らしい作品でした