明治41年伊藤佐千夫が「財ほしき思いは起こる草花のくしく富士見に俺まぐかね」と富士見町の原の茶屋(地名)の一小丘にたちて
「此処は自然の大公園だ。自然を壊さぬように公園を作りたい」と腹案を持たされた・・・・ 富士見油屋歌会に来遊した際の事です
明治44年左千夫の設計の素
村民によりこの公園が出来上がった
早春の芽吹きから花、深緑、鮮やかな紅葉と四囲に高峰を望むこの公園は詩歌の里として希い(ねがい)多く歌人の歌碑が建つ
アララギ派歌人のゆかりの公園です。伊藤佐千夫・島木赤彦・斎藤茂吉・森山汀川の四基の碑があります。
散り始めた紅葉を踏みしめると少し湿った音がしました・・・ そろそろ冬支度でしょうか