犯罪組織を率いる父親(トニー・レオン)に幼いころから鍛え上げられ、最強の力を持った
シャン・チー(シム・リウ)は、組織の後継者とみなされていた。だが、彼は自らの力を封印し
過去の自分と決別してサンフランシスコでホテルマンとして平凡に暮らそうとする。だが
伝説の腕輪"テン・リングス"を操る父親が世界を恐怖に陥れようとしたため、シャン・チーは
ついに封印していた力を解き放つ
ホテルマンとして働くシャンには腕輪(テン・リングス)の力で千年以上生きる父が居て・・・
予告編こそ心配な出来だったが、魅力的なヴィランとカンフーとワイヤーアクションを織り
交ぜたハイスピードなアクションが楽しめる指輪物語ならぬ腕輪物語な作品?
全体の構想・筋立ては雑に言えば正直アジア版「ブラックパンサー」とも言える感じですか?
ともあれ生身アクションと中華ファンタジーマシマシな世界観が凄い!
生身のアクションはもちろんですが、デジタルスタントも的確に使われていて、特にカメラワーク
の自由度から来る見たこと無い格闘シーンはとにかく面白いのですが終盤「CG」の嵐・・・?
やっちゃたな~ディズニー映画と化した感じもありますが、映画に華を添えていると考えますか
話も今流行の家族物。想いを継いでほしい親と、それを認めるわけには行かない息子という構図
は王道で感情移入する人も多いのではないでしょうか?
演者もどちらかと言えばハリウッド的ではなく見た目が・・・という人の気持ちも解らなくも
無い人選ですが、全くそんなことはなく、皆演技も良いしよく動きます。
この映画もアベンジャーズに
繋がっていくのかぁ…って、思うと楽しめました ☆☆☆☆