人里離れた美しいビーチに、バカンスを過ごすためやってきた複数の家族。それぞれが楽しいひと時を
過ごしていたが、そのうちのひとりの母親が、姿が見えなくなった息子を探しはじめた。ビーチにいる
他の家族にも、息子の行方を尋ねる母親。そんな彼女の前に、「僕はここにいるよ」と息子が姿を現す。
しかし、6歳の少年だった息子は、少し目を離したすきに青年へと急成長していた。やがて彼らは
それぞれが急速に年老いていくことに気づく。ビーチにいた人々はすぐにその場を離れようとするが
なぜか意識を失ってしまうなど脱出することができず……。
1日で50歳歳を取るビーチ・・・つまり子供でも2日目には人生が終わる! 設定が中々斬新です
ビーチ行きを勧められた宿泊客は、無作為のようで、共通点があった。それが何を意味するか?
私は鈍いので分からないまま観てましたが、最後にはナルホド!と繋がる。
ビーチから逃げようとすると気絶してしまうというのも、漠然と不思議なビーチだからで、終わら
せるのではなくて、ちゃんと理由があって。それでも何か脱出方法がないかと、前向きに考える人
がいてホッとしたのもつかの間でした。ラストのキッカケも見せ方も、テンポが良く中々です
それにしても、徐々に老けていく様子。また、子供が大人へと役者チェンジしても違和感無く、まるで
本当に成長してきているかのよう。あの変化は見事なものでした。
結論、自分が正しいと思ってる人間ほど怖いものは無い ☆☆☆★