今日のことあれこれと・・・

記念日や行事・歴史・人物など気の向くままに書いているだけですので、内容についての批難、中傷だけはご容赦ください。

ペパーミントデー

2007-06-20 | 記念日
今日(6月20日)は「ペパーミントデー」
ハッカが特産品の北海道北見市まちづくり研究会が1987(昭和62)年に制定。
「はっか(20日)」の語呂合せ。「ペパーミントデー」のほかに、カネボウフーズが2000(平成12)年に制定した3月10日「ミントの日」(ミ(3)ント(10)」の語呂合)・・・がある。
ミント」(Mint)はシソ科ハッカ属の多年草の総称。名はギリシャ神話に登場するニンフ精霊あるいは下級女神)のメンテに由来する。和名はハッカ(薄荷)。
メンテは地上を見回っていた冥府の王ハデスに目を付けられ、攫(さら)われようとしていた。しかし自らも攫われて妻となったペルセポネがそれに気付き、彼女を香りの良い小さな草に変えて茂みへ隠し、ハデスの目から隠してやった。以来この草はミントと呼ばれ、今もなお陽光を浴びる度に芳香を放ち、人々に自分の居場所を知らせるのだという。
ハーブとして料理や菓子、薬用酒などの材料となるほか、精油(エッセンシャルオイル)は香料として食品や歯磨き粉に添加されたり、アロマテラピーに用いられる。また、成分として含まれるメントールを抽出する。メントールはミントの爽快味、冷涼感の主体となる成分である。漢方薬(生薬名:薄荷葉(はっかよう))として清涼、解熱、発汗、健胃などの目的で用いられる。
ユーラシア大陸原産で、変種が出来やすく600種を超えると言われるほど多種多様な品種があるそうだ。繁殖力が旺盛であり、畑地などに地植えすると駆除が容易ではなくなり、しばしば雑草扱いされるほどだという。
ミントを分類するときは、原種とその変種や栽培品種と種間雑種に分けたり、香りの特徴で分けたり、学名のABC順に分けたりいろいろされる。それを、「種間雑種ではないミント」と「種間の雑種によるミント」に分けるとすると、「種間雑種ではないミント」には、スペアミント(Spearmint)、ハッカ、アップル・ミント(Apple Mint)、ペニーロイヤル・ミント(PennyroyalMint)、コルシカン・ミント(Corsican Mint)、ホース・ミント(Horsemint )、変種のものに、 チリメン・ハッカ(オランダ・ハッカ)、パイナップル・ミント(Pineapple Mint)などが有り、 「種間の雑種によるミント」には、ペパーミント(Peppermint)、ボールズミント(Bowles'Mint)、ジンジャー・ミント(Gingermint)、変種のものにオーデコロンミント、カールド・ペパーミント(Curled Peppermint)といったものなどがある。ペパーミント、和名セイヨウハッカ(西洋薄荷)は、ヨーロッパ南部原産。日当たりの良い場所か少し日陰の場所を好み栽培種にブラック・ペパーミント(Black peppermint)と、ホワイト・ペパーミント(White peppermint)がありその中にも多くの品種があるそうだが、ペパーミントはスペアミントとウォーターミントが自然に交配してできた種類といわれているそうで、メントールを主体としてメントン、シネオール、リモネンといったさまざまな香気成分が混じり合い、多くの人々の鼻孔(びこう)をくすぐる独特の芳香があることから、栽培されているミントの代表的なものと言ってよいだろう。そして、欧米の人々が最も好んで飲むハーブティーの一つでもある。ペパーミントティーには、鎮静作用があるので感情のコントロールが利かない時や神経のたかぶり、なかなか眠れない時などに飲むと鼻の奥まで広がる香りが心を落ち着かせ、深い眠りにつくことが出来るといわれている。今、ハーブ人気で、結構,家で栽培している人が多いようだ。
私などは、余り園芸の関心がないのと鼻が悪いせいか、あまり、このようなハーブに興味がないが、そんな私が、ぺパーミント・・というと思い出すのは、余り関係のない、ピンク・レディーのデビュー曲「ペッパー警部」である。
♪ペッパー警部邪魔をしないで ペッパー警部私達これからいいところ・・・♪。
阿久 悠作詞、都倉俊一作曲のこの曲は、斬新な歌詞と覚えやすいメロディー、セクシーな衣裳と大胆な振り付けで、あれよあれよという間に大ヒット。ピンク・レディーは見事、その年の日本レコード大賞の新人賞に輝いたが、ショートパンツ姿の若い女の子がダンスで大胆に股を開く振り付け(以下参考の「Let'sDance!ペッパー警部」参照)は当初は下品とマスコミ関係者に不評であった。作詞の阿久悠は、その曲名をドクターペッパーより引用したといっているそうだ。ドクターペッパーは、コカ・コーラより1年早く1885(明治18)年に歴史に登場した世界中で今も飲まれている最も古い炭酸飲料で、日本では、コカコーラ社が販売しているようだ。商品名の由来はモリソンズオールドコーナー・ドラッグストアーの店主「ウェード・モリソン」が、自分の店で働いていたチャールズ・ペッパー博士の名前に因んでこの商品名にしたそうで、実際にこの商品を調合し味を決めたのは、同じく店で働いていた「チャールズ・アルダートン」と言う名前の薬剤師だという。私は飲んだことがないので良くわからないが、なんか薬っぽい味で日本では余り人気がなかったそうだが、最近人気が出だしたとも聞く。映画『フォレスト・ガンプ/一期一会』では、主演のトム・ハンクス演じる主人公のフォレストの好物として登場。パーティに招かれた主人公が大量のドクターペッパーを飲みすぎ、尿意を近くしてしまうシーンがあったね。・・・なんか、余り、植物や園芸のことは良く知らないので、脱線してしまった。コーラーもそうであったが、なんか薬品臭い味の物は、最初はいやだけれど、飲み続けているとくせになるようだね。
(画像は、ペパーミント。Wikipediaより)
参考:
ペパーミント - Wikipedia
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%9A%E3%83%91%E3%83%BC%E3%83%9F%E3%83%B3%E3%83%88
北見ハッカ通商 - ハッカの種類
http://www.hakka.be/modules/tinyd0/index.php?id=1
ハーブの質問集No.2ーFAQ-
http://www.j-herb.com/HERBINFO-2.htm
ハーブのホームページ
http://www.myherb.jp/
NPO PLANT A TREE PLANT  LOVE/今月のハーブ
http://www.plantatree.gr.jp/index.html
ピンク・レディー - Wikipedia
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%94%E3%83%B3%E3%82%AF%E3%83%BB%E3%83%AC%E3%83%87%E3%82%A3%E3%83%BC
あの伝説のソフトドリンクがあなたの家でも飲める? ドクターペッパー、全国発売か?
http://allabout.co.jp/gourmet/junkfood/closeup/CU20010512A/index.htm
Let'sDance!ペッパー警部
http://www.bunbun.ne.jp/~tetsu/pl_dance1.htm
ソフトドリンク・アーカイブ
http://softdrinks.org/
コカコーラ社HP
http://www.cocacola.co.jp/
フォレスト・ガンプ 一期一会 - goo 映画
http://movie.goo.ne.jp/movies/PMVWKPD10914/