きんちゃんの観劇記(ネタバレだよ)

思いつくまま、適当に。

「来日20回記念 レニングラード国立バレエ スペシャル・ガラ」

2010年01月10日 | バレエ・ダンス
会場、3階席に座ってから気が付きました。
オペラグラスを忘れた!!!
借りに1階に行くのも面倒なので、そのまま見ました。
細かいところは判別付かなかったけど
どこかで誰かが書いてくれているでしょう。

第1部
「騎兵隊の休息」
マリア:アナスタシア・ロマチェンコワ
ピエール:アントン・プローム
テレーズ:オリガ・セミョーノワ
少尉:マクシム・ポドショーノフ
騎兵大尉:ウラジーミル・ツァル
連隊長:ニコライ・アルジャエフ
マリアの友達:クリギナ、ヤパーロワ
レニングラード国立バレエ

これはなんど見ても楽しいね~。
これも「女の戦い」があるね。
それさえも、ほのぼのしていて、いいのだ。
ロマチェンコワ&プロームは可愛いカップル。
二人で踊ると幸せオーラが立ち上る。
プロームの踊りのキレは良かったと思う。
二人の女に挟まれて、困ったような、嬉しいような、
そんな部分を良く表現していた。
ロマチェンコワも安定した踊り。
セミョーノワのテレーズも良かった!
兵隊さん達がなびくのがわかります。美人。
士官達も個性がくっきり。
ポドショーノフは純情くん。
ツァルは足長!
アルジャエフは思い切った演技。
兵隊さんも村人達も、みんな良かった。


第2部
「海賊」第2幕よりパ・ド・トロワ
イリーナ・ペレン、アルチョム・プハチョフ、アイドス・ザカン

えーと、、、
オペラグラスがないのでいまいち自信がないのですが・・・
プハチョフって
ジョニデ風?
黒いヅラ有りでしたか?
いかにも海賊の頭領!って雰囲気でした。
着地ミスがあったものの、
ダイナミックな踊りでしたねー。
ペレンも、内側から自信が漲っている踊り。
衣装はチュチュではなく・・・・・・、なんというのかな
ロマンティックチュチュのスカートが膨らんでいないヤツ?
それも黄色っぽい衣装で、
「海賊」ではあまり見ない色合い・型だけど、
ペレンの踊りに良く合っていました。
腕が長いから、腕につけた布も
いいかんじでヒラヒラしてました。
ルジ一押しの新人、ザカンは、、、
ちょっと上体が固いかなあ。
少々雑な踊りな気がする。
白のパンツにベスト。青いパンツじゃないのね。

「トンボ」 アンナ・クリギナ
クリギナのソロが来るとは!
ちょっとビックリだけど、良かったよ。
ガレが作ったトンボのブローチが
動き出したようだった。

「チッポリーノ」よりパ・ド・トロワ
サビーナ・ヤパーロワ、アレクセイ・クズネツォフ、ニコライ・コリパエフ

これも楽しい踊り。
ほのぼの系。
全幕を見たいなあ。
ヤパーロワが可愛い。
クズネツォフが踊りまくり。
コリッパーもソツのない踊り。
いいバランスでした。

「スパルタクス」よりサビーナとクラッススのパ・ド・ドゥ
アナスタシア・ロマチェンコワ、アンドレイ・カシャネンコ

ガラでよく見るのは奴隷の方。
今回は支配者側なので衣装がキラキラ。
アクロバティックな動きが多かったけど
二人とも息のあった踊りで
危ないところはまったくありませんでした。
ロマチェンコワは、こういう雰囲気も出せるんだ。
大人の女性でした。
カシャネンコは、とても存在感がある。
演技派だね。

「春の水」
イリーナ・ペレン、マラト・シェミウノフ

ガラにおける息抜き作品。
こういう作品が入ること自体は別にいいんだけど
シェミウノフ君は、これだけ?
もったいないよー!

「アルビノーニのアダージョ」
ファルフ・ルジマトフ、レニングラード国立バレエ

追い剥ぎ隊って、4人じゃなかったっけ?
6人いたよ。多いよ。
3階からだとわからないけど
この中にはきっと、あの人やアノ人がいるんだろうなー。

この作品は何回も見てきたけど
今日が一番ギラギラしていたかも。
前は、地の底でもがき苦しんでいるとか、
はたまた、達観・諦観・悟りであったりもしたけど、
今日は、見ている方の思いこみのせいだと思うけど
「死ぬ前に一花咲かせたい」と願う男に見えた。
老齢に差しかかり、でも自分では「まだできるハズ」と
信じ込もうとしている、
そんなかんじ。
でも、そういうふうに、覚悟を決めたつもりだったのに
ジタバタしちゃうのも人間なんだ。
それだけに、「魂を振り絞る」というほどではなかったけど、
それも、いいじゃないか。


第3部
「パキータ」より
オクサーナ・シェスタコワ、ファルフ・ルジマトフ、アイドス・ザカン
ヴァリエーション:
 ヤパーロワ、コシェレワ、ステパノワ、ロマチェンコワ、ペレン、ボルチェンコ
レニングラード国立バレエ

ここのにすごく慣れた後に、
パリオペの全幕を見て、あまりにも華やかさに欠けて、つまらなくて、
ビックリしたものだったなあ。
ここは、ほんと、いいよ!

シェスタコワは、今日は調子がいいのかな。
いきいきと踊っていました。
ルジはね・・・
ルジ節炸裂!でした。
そーなんだ。
彼のコレを見たいんだ、って踊りでした。
堪能。
軍服調の白い衣装もとてもお似合い。
ザカンは、うーん、やっぱり粗いかなあ・・・。
跳んで終わりじゃないだろう!!
ハッ! Σ(゜口゜;)//
この言葉は、マールイの(若手)男性陣に
よく言っている言葉だわ。
そういう意味ではマールイらしい、ってこと?

女性のバリエーション。
登場順は、
ヤパーロワ、コシェレワ、ステパノワ、ロマチェンコワ、ペレン、ボルチェンコ
で、いいのかな。
ヤパーロワは3階まで笑顔が届きました。
コシェレワは端正な踊り。
ステパノワは華やかで、後半は彼女らしいエネルギッシュな部分も出ました。
ロマチェンコワは本日3回目。お疲れ様。可愛い踊り。
ペレンは安定した踊り。美しい。
ボルチェンコは昨年よりずっといい。手先足先まで気を使った丁寧な踊りでした。


カーテンコールではドルグーシン登場。
出演者一人一人を前に出しました。


生オケ付きの「ガラ」は嬉しいし、
騎兵隊やチッポリーノは嬉しいけど、
それでも、もうちょい工夫が欲しいような。
ザカンを2回出すよりは・・・・・・・・(以下略)


指揮:ミハイル・パブージン
管弦楽:レニングラード国立歌劇場管弦楽団
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「アバター」

2010年01月10日 | 映画
いまより未来のこと。
元海兵隊員のジェイクは
戦闘で脊髄を損傷し下半身不随となる。
手術費を得るため、死んだ兄の代わりとなり
地球より遥か彼方の星・パンドラに行く。
そこでの彼の仕事は・・・
パンドラの地下資源を得るため、
原住民と交流し、彼らを懐柔すること。
その手段は、「アバター」。
原住民とそっくりに作った肉体に
意識を同調させ動かし、彼らのコミュニティに入る。

「アバター」とは、Wikiによると
「自分の分身となるキャラクター」だそうです。

話自体は、むかしからよくある話で、
おおよそどうなるか、最初の10分ぐらいで
わかっちゃうと思います。
しかし、それを視覚化することはとても難しい。
その「絵」を見ることには
とても価値があると思う。
これこそ「映画」だわ!

3Dで見ました。
大迫力の画面です。
ただ、眼鏡on3D眼鏡だったので、
時たま外してみたら、
外した時の方が色鮮やかな映像だった。
2Dでも充分楽しめると思います。
3Dで一番良かったのが字幕!
くっきり浮き出て読みやすかった!!
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暗躍するはずだったみたい(BlogPet)

2010年01月10日 | にこらすの投稿
きょうきんちゃんは、開幕ー!
でも、にこらすは、暗躍するはずだったみたい。

*このエントリは、ブログペットの「にこらす」が書きました。
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