きんちゃんの観劇記(ネタバレだよ)

思いつくまま、適当に。

「大阪物語」(大雷蔵祭)

2010年01月17日 | 映画
貧農だった仁兵衛は、年貢が納められず
一家共々大阪へ逃げだす。
船着場で、荷揚げされた米俵からこぼれた米を拾い
(=元手はタダ)
それを売る生活を続けるうち、
いつしか両替商として店を構えるようになった。
店の主となっても、節約、節約、節約。
病気の女房にも薬を買わない。
また、その女房も、金惜しさに薬を欲しがらない。
息子はそんな両親に反発し、女遊びを覚える。
娘は、さらなる節約一家に嫁入りさせられそうになる。
彼女はひそかに番頭に思いを寄せていた。


雷蔵は、娘と恋仲になる番頭役。
娘と「情を交わした」あとが
なんともいえず色っぽい。
そのものズバリの場面が無くても
なにがあったか一目瞭然の風情だった。
「すんまへん」と娘に謝るところも
もう、キュウウウウウウとなりました。

仁兵衛の気持ちはわからなくもないけど
恐かったな~~。
使わなきゃ、金じゃないよねー。
私が言っちゃいかんか。
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テキサスバーガー

2010年01月17日 | 美味しいもの
マックの限定メニュー
「テキサスバーガー」を食べました。



店頭の写真で見たときは
肉の上になにがあるのかわかりませんでしたが
食べたらわかりました。
パンでした。
上からだと
バンズ→フライドオニオン&ベーコン→パン→肉→バンズ。
なぜパンなのだろうか。
不思議。
でも、全体的な食感は良いです。
スパイシーなソースも美味しい。
ちょっとお高めだけど、
販売期間内にもう1回食べたいな。
コメント (6)
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「眠りの森の美女」シェスタコワ&ヤフニューク/レニングラード国立バレエ

2010年01月17日 | バレエ・ダンス
本日は、上野で東バ「ラ・シルフィード」が上演され、
新国立劇場では「白鳥の湖」が上演されています。
バレエ・ファンは、わりと棲み分けしているので
あまり「パイの取り合い」にはならないのでしょうが
困る人も少々おります。
なんで重なるんでしょーね。
ま、私は、私の中の優先順位に基づき
今日はオーチャードホールです。
マールイ冬公演、My楽日です。
あっという間だったなー。

シェスタコワは、本調子ではないのかな。
身体から音楽が響いてこない。
ただ、踊りは素晴らしい。
やっぱ、プロなんだなー。
脚が美しく上がる。
ローズ・アダージオも揺るぎない。
ここまで見せてくれれば、
OKと思わなければならないんだろうけど。
例年を思うと、、、、、、
まあ、こういう時もあるよね。
3幕では、だいぶキラキラ感が復活してました。

ヤフニュークは、そんな彼女を
誠心誠意支えていたと思います。
パートナーとしてはGOOD!
踊りのラインは綺麗だし、
ノーブルな雰囲気は貴重。
もうちょっと笑顔があればなあ。
最終幕は結婚式だから、
もうちょっとほんわか雰囲気が欲しいなあ。
我が儘でゴメン。

リラはペレン。
美しい!輝いている!
今季はなにを踊っても素晴らしい。
シェスタコワと同じ舞台に立つなんて、
眼福だね~~。
カラボスなんか眼中にないような
とっても強そうなリラでした。
「彼女は死ぬのではなく、眠りにつくのです」
のマイムは、オーロラが倒れてからだった。
いつもこうだっけ?
演出のマイナーチェンジって
追いかけきれないのよね。
見たとき「?」と思っても
ここに書く前に忘れちゃうことがあるし。

カラボスはオマールでございますよ!
嬉しいなあ!
カラボスだと「やりすぎ感」がなく
ものすごく自然に因業ババアです。
楽しいなあ。
1幕では意外と踊るのよね。
堪能、堪能。
王子&リラの連合軍に
あっというまにやられちゃうのも、いいのです。

シェミウノフ君は貫禄タップリ。
王妃のマルチナとのラブラブ演技もグー!
式典長のツァルは、ハゲヅラも似合うような。
式典長の部下はマラーホフ?
(配役表の従者って、王子の従者でいいのかな)
小芝居をたくさんしているけど
決して悪目立ちをしない。
式典長のやりとりが楽しいです。

妖精ちゃんは、
元気の精がアストレイコからヤパーロワに変更。
アストレイコは宝石には出ていたから
体調とかではないのかな。
全体的に良い出来映え。
クラシュークは、上体に比べ
脚の動きがボヤけている印象。
なのは、基準がステパノワだからなのかなあ。

4人の王子は、
 (赤):ミハイル・シヴァコフ
 (緑):アンドレイ・カシャネンコ
 (桃):デニス・モロゾフ
 (紫):ミハイル・ヴェンシコフ
こんなにハッキリした色分けじゃないけど、
まあ、便宜的に。
オーロラを一番サポートするのはシヴァコフ。
(むかし英国ロイヤルの「眠り」を見たとき
 他日公演の王子役のアダム・クーパーが
 ここに入ってたなあ・・・)
今季始めてみたよ!
デコ全開のカツラで、ちょっとビビッた。
こんなハンサム揃いなのに、
オーロラは満足しないのかなあ。勿体ない。
王子達は、編み物をしていた女性達を許してくれ、って頼む。
それは、彼らが心優しき男性だから、だと思って
いままでなんとも思わなかったけど、
今日の(たぶん)モロゾフのガッツポーズを見たとき、
ふと、これって内政干渉?とか思っちゃった。

コシェレワのダイヤモンドは美しい。
うーん、
ひとりで踊るのに慣れているのかなあ。

青い鳥コンビ。
ヤパーロワは、妖精の時より華やか。
演じ分けがうまいのかなあ。
コリッパーは、今日は合格点だと思います!
どんどん上手くなってきてるなあ、と思うけど
ただたんに、私が「ハズレ」の日を
見ていないだけみたいなんだよねー。
善し悪しがまだら状態らしいけど、
私が見る日は「アタリ」が多いです。

猫達の踊りは、会場から笑い声が。
いい雰囲気でした。
最後に白猫が長靴猫を叩いたとき、
生音が3階席まで聞こえましたよ!

狼ですが、最後が変わった?
前は赤ずきんを抱いて袖に引っ込んだような。
幼女誘拐のようにも見えたので
今回の方がいいと思うけど。
ニキータはいきいきと踊っていた。

青髭はヴェンシコフ???????
招待客の橙のカツラの男性は・・・・


まー、なんちゅうか。
百花繚乱ってカンジでした。
「眠り」は華やかでいいね。


【配役】
オーロラ姫:オクサーナ・シェスタコワ
デジレ王子:アンドレイ・ヤフニューク
リラの精:イリーナ・ペレン
カラボス:アレクサンドル・オマール

王:マラト・シェミウノフ
王妃:ズヴェズダナ・マルチナ
式典長:ウラジーミル・ツァル
従者:アントン・アパシキン
妖精たち/
 優しさの精:ダリア・エリマコワ
 元気の精:サビーナ・ヤパーロワ
 鷹揚の精:ユリア・チーカ
 呑気の精:アンナ・クリギナ
 勇気の精:エカテリーナ・クラシューク
4人の王子:
 (赤):ミハイル・シヴァコフ
 (緑):アンドレイ・カシャネンコ
 (桃):デニス・モロゾフ
 (紫):ミハイル・ヴェンシコフ
宝石の精/
 ダイヤモンド:イリーナ・コシェレワ
 金、銀、サファイア:
  ダリア・エリマコワ、オリガ・アストレイコ、エカテリーナ・クラシューク
フロリナ王女:サビーナ・ヤパーロワ
青い鳥:ニコライ・コリパエフ
白い猫:アンナ・クリギナ
長靴をはいた猫:マクシム・ポドショーノフ
赤頭巾ちゃん:ナタリア・クズメンコ
狼:ニキータ・クリギン
人食い鬼:ロマン・ペトゥホフ
人食い鬼の奥さん:イリヤ・アルヒプツォフ
ファランドール:ナタリア・クズメンコ、アレクセイ・クズネツォフ
子供たち:高木淑子バレエ


指揮:ミハイル・パブージン
管弦楽:レニングラード国立歌劇場管弦楽団


3度目ぐらいのカーテンコールの時に
後ろの席の人が
「この白い人が『オーロラ』?」って言ってました。
そうでなければ、誰なんだい?
この段階でわかるなんて、不思議としかいいようがない。
コメント (2)
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