今年のバレエはマールイ「白鳥」から。
シェスタコワの白鳥は
年々表現が深くなっている。
悲哀とか、儚さとか、すごくいい。
オディールも妖艶だった。
調子がいいかな?
音によく乗った踊り。
プハチョフの王子は優雅でノーブル。
このふたり、雰囲気が合うよね。
身長のバランスもイイ。
しかし、ヅラ。
見慣れていないからかもしれないし、
前のよりは王子様っぽいんだけど
(むかしのルジがこんな髪型じゃなかったっけ?)
増やす(カバー)べきは
脇じゃなくて前(おでこ)だろう
って気持ちが心の隅にいつもあって
いまいち集中しきれなかった。
でも、王子としては、いいんだよ!
ロットバルトはヴェンシコフ。
昨夏のジークフリードより
のびのびと、そしていきいきと踊っている。
こちらの先入観もあるんだけど
2場では、なんというのか、脳天気というのか。
3場では、王妃へのちょっかいなど動きすぎのような気も。
全体的に、楽しんで踊っているのがわかる。
わかるけど。
楽しんで踊って、
カーテンコールで拍手独り占めにするより
さきに学ぶことがあるだろう、と
いまの段階で
一人で踊らせる気持ちよさを味あわせる前に
他に学ばせることがあるだろう、と
誰かに向かって小言ババアになる私。
せっかくの王子向けの容姿なんだから
そっちの鍛錬をすればいいのに。
ロットバルト系はたくさんいるんだから。
と見ているときは思ったけど
さっき去年の配役を見たらハンガリーだった。
いちおう本公演では
段階を踏んだステップアップってことなのかなあ。
それにしてもシェミウノフといい
ノーブル系のビジュアルの人を
そうじゃない方に持っていくのは
惜しい気がするんだよなあ。
って語る自分ってどうよ、とも思ったり。
家庭教師はアレクセイ・マラーホフ。
優雅です。
回すお嬢さんの手など借りなくても
クルクル美しく回りまする~~。
トロワの女性は、
(私には)お久しぶりねのロマチェンコワと
産休明けのステパノワ。
ステパノワは、背中とか痩せた?
前より美しくなったような。
でも力強さは変わらず。
クリギン息子は、
脇で立っているときは
それほど思わないんだけど
踊っているときは父を思い出した。
表情が似ているのかなあ。
ハンガリーにポドショーノフ。
白い衣装が似合っている。
ツァルがマズルカ隊に!
うっとり~。
足、長~い。
ナポリのアパシキンの踊りが
のびのびして気持ちよかった。
群舞は去年よりまとまっているかな。
他のバレエ団を見た後だからかな。
知っている顔が少なくなってきたけど
世代交代もあるだろうしなあ。
【配役】
オデット/オディール:オクサーナ・シェスタコワ
ジークフリート:アルチョム・プハチョフ
ロットバルト:ミハイル・ヴェンシコフ
王妃:ズヴェズダナ・マルチナ
家庭教師:アレクセイ・マラーホフ
パ・ド・トロワ:
アナスタシア・ロマチェンコワ、オリガ・ステパノワ、アントン・プローム
小さい白鳥:
アンナ・クリギナ、ユリア・チーカ、
ナタリア・クズメンコ、マリーナ・ニコラエワ
大きい白鳥:
ダリア・エリマコワ、マリア・グルホワ、
ユリア・カミロワ、エカテリーナ・クラシューク
2羽の白鳥:ユリア・カミロワ、ヴィクトリア・ザリポワ
スペイン:
アンナ・ノヴォショーロワ、オリガ・セミョーノワ
(白)デニス・モロゾフ、(黒)ニキータ・クリギン
ハンガリー(チャルダッシュ):
ニーナ・オスマノワ、マクシム・ポドショーノフ
ポーランド(マズルカ):
マリーナ・フィラートワ、エレーナ・フィールソワ
ユリア・カミロワ、オリガ・ラヴリネンコ
ウラジミール・ツァル、イリヤ・アルヒプツォフ、
アルチョム・マルコフ、ロマン・ペトゥホフ
イタリア(ナポリ):
タチアナ・ゴルディエンコ、アントン・アパシキン
指揮:アナトーリー・リバルコ
管弦楽:レニングラード国立歌劇場管弦楽団
シェスタコワの白鳥は
年々表現が深くなっている。
悲哀とか、儚さとか、すごくいい。
オディールも妖艶だった。
調子がいいかな?
音によく乗った踊り。
プハチョフの王子は優雅でノーブル。
このふたり、雰囲気が合うよね。
身長のバランスもイイ。
しかし、ヅラ。
見慣れていないからかもしれないし、
前のよりは王子様っぽいんだけど
(むかしのルジがこんな髪型じゃなかったっけ?)
増やす(カバー)べきは
脇じゃなくて前(おでこ)だろう
って気持ちが心の隅にいつもあって
いまいち集中しきれなかった。
でも、王子としては、いいんだよ!
ロットバルトはヴェンシコフ。
昨夏のジークフリードより
のびのびと、そしていきいきと踊っている。
こちらの先入観もあるんだけど
2場では、なんというのか、脳天気というのか。
3場では、王妃へのちょっかいなど動きすぎのような気も。
全体的に、楽しんで踊っているのがわかる。
わかるけど。
楽しんで踊って、
カーテンコールで拍手独り占めにするより
さきに学ぶことがあるだろう、と
いまの段階で
一人で踊らせる気持ちよさを味あわせる前に
他に学ばせることがあるだろう、と
誰かに向かって小言ババアになる私。
せっかくの王子向けの容姿なんだから
そっちの鍛錬をすればいいのに。
ロットバルト系はたくさんいるんだから。
と見ているときは思ったけど
さっき去年の配役を見たらハンガリーだった。
いちおう本公演では
段階を踏んだステップアップってことなのかなあ。
それにしてもシェミウノフといい
ノーブル系のビジュアルの人を
そうじゃない方に持っていくのは
惜しい気がするんだよなあ。
って語る自分ってどうよ、とも思ったり。
家庭教師はアレクセイ・マラーホフ。
優雅です。
回すお嬢さんの手など借りなくても
クルクル美しく回りまする~~。
トロワの女性は、
(私には)お久しぶりねのロマチェンコワと
産休明けのステパノワ。
ステパノワは、背中とか痩せた?
前より美しくなったような。
でも力強さは変わらず。
クリギン息子は、
脇で立っているときは
それほど思わないんだけど
踊っているときは父を思い出した。
表情が似ているのかなあ。
ハンガリーにポドショーノフ。
白い衣装が似合っている。
ツァルがマズルカ隊に!
うっとり~。
足、長~い。
ナポリのアパシキンの踊りが
のびのびして気持ちよかった。
群舞は去年よりまとまっているかな。
他のバレエ団を見た後だからかな。
知っている顔が少なくなってきたけど
世代交代もあるだろうしなあ。
【配役】
オデット/オディール:オクサーナ・シェスタコワ
ジークフリート:アルチョム・プハチョフ
ロットバルト:ミハイル・ヴェンシコフ
王妃:ズヴェズダナ・マルチナ
家庭教師:アレクセイ・マラーホフ
パ・ド・トロワ:
アナスタシア・ロマチェンコワ、オリガ・ステパノワ、アントン・プローム
小さい白鳥:
アンナ・クリギナ、ユリア・チーカ、
ナタリア・クズメンコ、マリーナ・ニコラエワ
大きい白鳥:
ダリア・エリマコワ、マリア・グルホワ、
ユリア・カミロワ、エカテリーナ・クラシューク
2羽の白鳥:ユリア・カミロワ、ヴィクトリア・ザリポワ
スペイン:
アンナ・ノヴォショーロワ、オリガ・セミョーノワ
(白)デニス・モロゾフ、(黒)ニキータ・クリギン
ハンガリー(チャルダッシュ):
ニーナ・オスマノワ、マクシム・ポドショーノフ
ポーランド(マズルカ):
マリーナ・フィラートワ、エレーナ・フィールソワ
ユリア・カミロワ、オリガ・ラヴリネンコ
ウラジミール・ツァル、イリヤ・アルヒプツォフ、
アルチョム・マルコフ、ロマン・ペトゥホフ
イタリア(ナポリ):
タチアナ・ゴルディエンコ、アントン・アパシキン
指揮:アナトーリー・リバルコ
管弦楽:レニングラード国立歌劇場管弦楽団