youtubeにアップされた稽古風景での
「ブエノスアイレス」は、
野村さんの音程がけっこうヤバかったので
その辺はとっても覚悟していったのですが
覚悟が強かったのか、
思ったほどは・・・という印象。
高音はかなり厳しいですけどね。
ただ、長年演じた役だけあって
迫力はとってもあります。
上昇志向のギラギラ感がとても濃厚です。
そのためなのか。
あるいは、共演してきた差なのか。
キヨミチのチェは、
井上さんのエビータの時は
「そんなことをしたら、お前が傷つくだけ」
といった、ある種の同情が感じられましたが
野村さんだと、
のしあがってやる!という気持ちや
民衆を動かす力が、とても強いので
民衆の熱の流れから外れる、というのでしょうか
疎外感のようなものを感じました。
「空をゆく」でも、
井上さんのエビータに対しては
あぶなっかしい人を見守るスタンスでしたが
野村さんのエビータとは
両者の気持ちは決して交わること無い平行線で、
だからこそ!
チェは国を出て行ったんだなあ、と
なんだか「孤独」も感じました。
こういう物語りもいいんじゃないかな。
野村さんは、存在感がある。
眠いだけ、と思っていた「エビータとチェのワルツ」以降も
とっても迫力があった。
こういう場面だったのか、と改めて思った。
命が消えかかるエビータと
ミュージカル女優としては盛りが過ぎた野村さんが
重なったのかな。
いい芝居でした。
高音がアレなのが気にならない人は
一度見ておくことをオススメ。
(気になる人は止めた方が良し。
初見らしいおばさま方が
エビータ役の人は風邪を引いている??と言うくらいです)
低音はわりと出ています。
衣装、カツラもよく似合っていた。
キヨミチは、なんだかほっそりしてるかな。
エビータとはガチンコ勝負ができないカンジ。
できてたらアルゼンチンで革命運動だよね、と
なんだか納得。
キヨミチも、ちょっと高音が辛そう。
マガの場面ではバーテンダーはやらず
腕を組んでマガを冷ややかに見るだけ。
「フランコ将軍より可愛けりゃ」で
ほっぺに指。
「金は・・・」で手拍子は無し。
途中で、以前は「エバ!」と叫んでいたところでは
こぶしをつきあげ。
「ワルツ」では、去る前に
首を横に振っていた。
下手に座ったので、その表情は見えなかったけど
苦悩とか諦めとかが伝わってきた。
この二人は、なかなかいい組み合わせかも。
ただねー。
ペロンがねー。
若すぎるし!
それよりも、まったくと言っていいほど
野心が感じられない
エバとは、共闘でしょ?
お互いを利用し合ったんでしょ?
自分も国のトップになりたかったんでしょ?
金田さんのペロンは、
その辺を歩いていた育ちのいい若造を
エビータが操っているようにしか見えない。
ペロンの主体性が感じられないんだなあ。
(高木さんのミストレスとの方がお似合い、ってのは
とりあえず置いといてだな)
もうちょっと、役を作って欲しいなあ。
スタイルがいいけど、燕尾服やスーツは似合うけど
軍服があまり似合わない。
ってか、軍人に見えない。
終盤も、マダムとツバメの図だった。
渋谷さんのマガは、
「中央では売れていない」っぽさが出ているので
わりと好き。
ミストレスの高木さんは綺麗な歌声だけど
少女には見えないね。
(ペロンはロリで、
ミストレスは15歳ぐらいじゃなかったっけ)
舞台セットは、全ツ版みたいなカンジ。
ちょびっと簡略。
カーテンコールは、チェまで無音。客の拍手のみ。
エビータ登場時に「泣かないでアルゼンチン」のメロディが流れます。
チェ〆は無し。
ペロンが良くなるといいなあ。
もう一度見たいなあ。
野村-芝コンビでCDが出ています。

電車で長距離を移動するとき
これを聞きながら寝たりするもんだから
ナマで見ていても、ちょびっと眠気が。。。
習慣化しちゃダメだね。
「ブエノスアイレス」は、
野村さんの音程がけっこうヤバかったので
その辺はとっても覚悟していったのですが
覚悟が強かったのか、
思ったほどは・・・という印象。
高音はかなり厳しいですけどね。
ただ、長年演じた役だけあって
迫力はとってもあります。
上昇志向のギラギラ感がとても濃厚です。
そのためなのか。
あるいは、共演してきた差なのか。
キヨミチのチェは、
井上さんのエビータの時は
「そんなことをしたら、お前が傷つくだけ」
といった、ある種の同情が感じられましたが
野村さんだと、
のしあがってやる!という気持ちや
民衆を動かす力が、とても強いので
民衆の熱の流れから外れる、というのでしょうか
疎外感のようなものを感じました。
「空をゆく」でも、
井上さんのエビータに対しては
あぶなっかしい人を見守るスタンスでしたが
野村さんのエビータとは
両者の気持ちは決して交わること無い平行線で、
だからこそ!
チェは国を出て行ったんだなあ、と
なんだか「孤独」も感じました。
こういう物語りもいいんじゃないかな。
野村さんは、存在感がある。
眠いだけ、と思っていた「エビータとチェのワルツ」以降も
とっても迫力があった。
こういう場面だったのか、と改めて思った。
命が消えかかるエビータと
ミュージカル女優としては盛りが過ぎた野村さんが
重なったのかな。
いい芝居でした。
高音がアレなのが気にならない人は
一度見ておくことをオススメ。
(気になる人は止めた方が良し。
初見らしいおばさま方が
エビータ役の人は風邪を引いている??と言うくらいです)
低音はわりと出ています。
衣装、カツラもよく似合っていた。
キヨミチは、なんだかほっそりしてるかな。
エビータとはガチンコ勝負ができないカンジ。
できてたらアルゼンチンで革命運動だよね、と
なんだか納得。
キヨミチも、ちょっと高音が辛そう。
マガの場面ではバーテンダーはやらず
腕を組んでマガを冷ややかに見るだけ。
「フランコ将軍より可愛けりゃ」で
ほっぺに指。
「金は・・・」で手拍子は無し。
途中で、以前は「エバ!」と叫んでいたところでは
こぶしをつきあげ。
「ワルツ」では、去る前に
首を横に振っていた。
下手に座ったので、その表情は見えなかったけど
苦悩とか諦めとかが伝わってきた。
この二人は、なかなかいい組み合わせかも。
ただねー。
ペロンがねー。
若すぎるし!
それよりも、まったくと言っていいほど
野心が感じられない
エバとは、共闘でしょ?
お互いを利用し合ったんでしょ?
自分も国のトップになりたかったんでしょ?
金田さんのペロンは、
その辺を歩いていた育ちのいい若造を
エビータが操っているようにしか見えない。
ペロンの主体性が感じられないんだなあ。
(高木さんのミストレスとの方がお似合い、ってのは
とりあえず置いといてだな)
もうちょっと、役を作って欲しいなあ。
スタイルがいいけど、燕尾服やスーツは似合うけど
軍服があまり似合わない。
ってか、軍人に見えない。
終盤も、マダムとツバメの図だった。
渋谷さんのマガは、
「中央では売れていない」っぽさが出ているので
わりと好き。
ミストレスの高木さんは綺麗な歌声だけど
少女には見えないね。
(ペロンはロリで、
ミストレスは15歳ぐらいじゃなかったっけ)
舞台セットは、全ツ版みたいなカンジ。
ちょびっと簡略。
カーテンコールは、チェまで無音。客の拍手のみ。
エビータ登場時に「泣かないでアルゼンチン」のメロディが流れます。
チェ〆は無し。
ペロンが良くなるといいなあ。
もう一度見たいなあ。
野村-芝コンビでCDが出ています。

電車で長距離を移動するとき
これを聞きながら寝たりするもんだから
ナマで見ていても、ちょびっと眠気が。。。
習慣化しちゃダメだね。