日々是好日

懐かしき過去、期待の未来を希んで!

5月3日憲法記念日、65年前、陸士将校生徒として

2010年05月03日 | Weblog
 3日続きの快晴の連休日、今日派憲法記念日である.どうも生活にすこし距離が有る憲法のような気がするが、決してそうでは無く、最大国の防衛にもっとも関係深い。政府が大本を誤らない様に国防問題にも少し本気で取り組むことをしないと、飛んだことになるかも知れない。個人の思想信条の自由は保障されているものの、平和の永続こそが国の成立の根本であるからである。
 昨日に引き続く晴天初夏の温暖な気候で,この連休は本当に恵まれている。緑の薫風が庭や家の周辺を覆い隠し次々に訪れている。メイと2つのワン子達が、のんびりと蒲団や芝生に憩い、休んで寝ている。
 遡って懐古すれば、弱冠18歳当時の私は、陸士将校生徒として陸軍予科士官学校に在学し、本土決戦に向かって眦を決し、日夜軍務に精励していた。日曜・休日は専ら山野跋渉であり、神社・仏閣参拝が決まっての行動規範であった。幸い故郷不動岡の岡古井の真如院の住職が、たまたま朝霞の東円寺の住職と成っておられたので、日曜毎にお寺にお邪魔して、庫裡で読書し、お話を伺ったりして過ごしたものであった。思えば、今の高校2年生の年齢である。あれから65年の歳月が経ったわけである。当時の心意気を思い出して、懐旧の念今更懐かしく、今日も頑張ろうと覚悟を新たにしている。