日々是好日

懐かしき過去、期待の未来を希んで!

楠公父子桜井の駅に訣別の日、街角にはみかんの花の香り

2010年05月16日 | Weblog
 昨日は5.15事件、今日は楠公の分かれの日と、歴史的な事柄が続いた今日の日頃である。昔訪れた京都天王山麓に、父子別れの場所が史蹟として残っている。付近は静かな清水の湧く落ち着いた雰囲気の場所であった。石像の前に佇んで暫し祈りと黙祷を捧げた思い出が、いま甦る。歴史は非情なものである。楠公父子に思いを馳せ、省みて感慨無量である。“桜井の駅の址なる若葉かな!” 陸士の大先輩が書いたこの日の俳句である。
 今朝のメイは、吃驚するほど鞠投げを繰り返し、全力疾走で10数回も実施した。お散歩だけのわんちゃん達を尻目に、“メイちゃん元気ねぇ”と褒められっ放しであった。元気で嬉しい。このところ掻痒症が軽快して体調が回復したらしい。
 お散歩がてら、街角からみかんの花の香りがとても香ばしく匂ってくる。清潔で奇麗で奥床しい香りだ!思わず足を止めて暫し匂いを嗅いでしまう程である。これまたこの季節ならではの香りである。窓を開き放し風通しを良くしつつ、家中の掃除機による大掃除を実施した。掃除後が何とも気持ちが清々しくよいものだ。午後少しく午睡の後、夕傾から外の「流し」周辺のペンキ塗りを実施した。長く腰を曲げて塗装し続けたので、腰を若干痛めてしまったが、今夜十分保護すれば回復するであろう。僅かな痛みでも勤務に差し支えがあっては大変だ!大事にしようと改めて思った次第である。