明日の自分の誕生日を前に最愛の弟子の祝賀会が開催された。今度ばかりは一晩先に弟子の教授就任祝いを先行して実施できた。初めて原稿を用意して出掛けたものの、いざ祝賀会が開催されると、私が第一番に挨拶をさせられるた為に、原稿などは全く必要で無くなって仕舞った。思う存分弟子の良い点を強調して喋った為に、終わってから清々しさのみが残ったので、それはそれは気持ちの良い祝賀会であった。愛弟子も私も本命であった。終わってタクシーで帰宅してから、今度は自分の誕生会であった。娘息子が揃ってキャンドルを点して、皆でハッピーバースデイを唱和して誕生日を祝ってくれて、それは大変な喜びであった。明日からは全ての用務が終え自由な楽しい時間が保てそうでこれまた楽しい。