7月7日それは七夕様の日である。年に一回この夜、牽牛星と織女星が天の川を渡って会うと言う「中国の伝説」に因んだ星祭りの日なのである。田舎では昔は竹や小笹の枝を切って、その枝に工作用の色紙に願いを書いて吊るして星祭りを楽しんだものである。翌日早朝に小川に流してこの夏の無病息災を祈ったものである。今はそんな風習は、もう無いようで淋しい気がする。子供同士がこの日の夕頃には、5色の短冊に、いろいろ筆やペンや絵の具で、あれこれ書いて願いを籠めて書いて吊るした昔が、とても懐かしい気がする。8日早朝には川に飛び込んで泳いで禊を払ったこともあった。そんな由緒ある星祭りである。今夜は星空が見えて星が輝くであろうと思われる。