NHKドラマの「透明なゆりかご」での好演が記憶に残る清原果耶さんを主演に迎えた恋愛ドラマです。
[あらすじ]
高校生の秋本香住(清原果耶)は周囲の同級生の会話に退屈していて、教育分野で
新しい時代を説く、企業経営者の宮本功(小泉孝太郎)に憧れています。
香住を教える予備校講師の大野康臣(成田凌)は数学には詳しいものの、恋愛など
普通のことに疎いので、香住があれこれ教えようとします。
そうしつつも、香住は大野を使い、宮本に近づこうとするのでした。
[感想]
定番の展開の映画ですが、何かと丁寧に作っていて、幅広い年代が見易いようになっています。
最近よく言われる「コミュ障」「アスペ」などの方向に、引きずられなかったのが良かった
のだと思います。
何かと不安定な年代の役柄を演じる清原果耶さんですが、丁寧に安定して演じていました。
小泉孝太郎さんの軽薄でも人柄の良い人の役の演じ方が良かったです。
テレビドラマで数をこなしているので、それだけ得たものがあるのでしょう。
おしゃれな街のお店だけでなく、同級生の親の経営する商店街のスナックも入れていたので、
親しみやすい展開になっていました。
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