傭兵チームを扱ったアクション映画ですが、意外と良作です。
[あらすじ]
サム(ミーガン・フォックス)率いる傭兵チームは、知事の娘を救出するために、
テロリストの拠点を急襲します。
人質を車に乗せて脱出しますが、途中で敵に追いつかれて崖から河に飛び込み逃れます。
そうして人のいない民家を見つけてそこで味方の救援を待つことにしますが、
密猟者たちのアジトだったので、ライオンも潜んでいるのでした。
[感想]
主人公の傭兵チームの隊長のサム(ミーガン・フォックス)が若くて美人なので
最初からリアリティーは無視の作り方ですが、味方もどんどん弾に当たり戦死していったりと、
このようなタイプの映画にしては、ご都合主義はかなり控えめになっています。
やはり時代の影響でしょうか。
サム以外の登場人物もキャラが立っていて、上手く作ってありました。
アフリカでの動物密猟やテロリズム、様々な腐敗などが入れてあるので、
結構良作でした。
それにしてもこの映画の日本版ポスターも、米国版と比べると色々詰め込み過ぎだと
思いました。
最強の傭兵部隊vs最凶の人食いライオン『ローグ』2021.5.7(金)公開【予告】
アンジェリーナ・ジョリーがスモークジャンパーという、山林火災の際に
パラシュートで降下して、救助活動や消火活動をする山林火災初動部隊の隊員を
演じている映画です。
[あらすじ]
以前に消火活動の際に、自らが窮地に陥り、近くにいた少年たちを助けられなかったことを
悔やんでいるハンナ(アンジェリーナ・ジョリー)ですが、彼女のもとになにかの事件の
証拠を持っている少年が追手の2人の殺し屋から逃げてきます。
殺し屋たちはその少年を捕まえるために、サバイバル・スクールをしている保安官夫妻の家を
襲撃して、保安官に少年の足取りを追わせます。
殺し屋たちは、邪魔が入らないように山火事を起こし、追ってくるのでした。
そのためハンナは少年を連れて、なんとか脱出を図るのでした。
[感想]
全体的に色々と作り込んでいますが、話の舞台を広げすぎていて、散漫な印象を受けました。
山火事のシーンですが、CGでリアルに作られていて、山火事の怖さが
伝わって来る映像になっていました。
これまであまり映画の素材としては使われなかったスモークジャンパーを扱った映画を作るなら、
取り敢えずスモークジャンパーの活躍をシンプルに描く映画を作ってほしいと思いました。
映画『モンタナの目撃者』本予告 2021年9月3日(金)公開
9/10点
ロシアの刑事モノのアクション映画ですが、米映画の「バットマン」と「ジョーカー」も入れてあり、
ロシア人からの「バットマン」と「ジョーカー」への返歌と言えるでしょう。
格差や貧困ではロシア人とアメリカ人では基本的に経験値が違うので、
このような映画になったのだと思います。
アメコミ原作の映画に関心がない人に向いていると思います。
何かと分かりにくいことの多いロシア映画ですが、本作は画面の綺麗さや解り易さもあり、
見易い映画になっています。
MAJOR GROM: PLAGUE DOCTOR Trailer | Exclusive (2020) Superhero Movie
映画「ガーディアンズ」でもそうでしたが、似たような素材をもとにしていても、
米国映画とロシア映画では全く違う感じになっています。
ロシア発のヒーローアクション!映画『ガーディアンズ』予告編