MASの搭乗員日誌

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一家離散

2008-12-05 01:45:00 | Formula 1

ホンダ家の人々 最終回(打ち切り)

ホンダ家のお父さんがよもやこんな卑怯者だとは思わなかった。
久しぶりに期待する者に裏切られたあの感触を思い出したぞ!

今年のレース中盤以降はまったくのふがいなさのいい訳か・・・「来年度のマシン開発に集中する」との事だったが・・・あれもウソだったと言うわけか。
今の時点ですでに上位チームのドライバーは確定してしまっているから孝行息子のバトンは望む先がないだろう、年齢的な事もあるバリチェロおじさんも就職口をこれから見つけるのは難しい・・・。新しい家庭を築こうとしたロス・ブラウン奥さんの夢も絶たれ・・・シーズン終了後に就職試験を受けていたブルーノ・セナも欺いてきたってわけか!
F-1撤退は昨日決まったそうだが協議は以前から始まっていたはず・・・。
その動向を身内にも知らせず「我さえ助かればいい」という裏切り者に存在の価値などない。
アメリカ発祥の金融危機は今急に始まったわけでもないし他のチームも同じ条件の中にいるはず・・・かつてのホンダお父さんは危機の時こそ粘りを持ち頑張って新たな発想をし克服してきたはずなのだが今のホンダおとうさんは考える努力も面唐ネのか楽な方に転がる性格に成り下がってしまったようだ。

かつてF-1に挑戦していた先々代、黄金期を築いた先代の栄光の軌跡に大きく泥を塗り天国にいる創業者の宗一郎おじいちゃんの精神を踏みにじるとは・・・そんなにも我だけ助かりたいものなのか?卑怯でも生きていたいのか?

「この経済危機を乗り越える」なんて言ってはいるがホンダお父さんの病原は経済危機なんかではなくチャレンジスピリッツが無くなってしまっている事。
商品を見たらすぐにわかる最近はずっとくだらない市販車しか作れない。
かつてのホンダは例えほかのアイデアを戴く事があったとしてもその商品には新しい生活の予感や個性的なイメージ、他とは違う所有感と言うものが見えたが今はただ世の中に迎合した商品でしかなく他メーカー商品と比べてもまったく特徴が見られない。
持つ喜びも走らせる楽しさもその商品からはイメージが浮かんでこない。
そんな商品を作り出すことこそ資源の無駄、エコに反していると思う。
地球の資源を使って商品を生む負担について真に考えていたのならあんなくだらない物は出てこないはず。

「Power of Dream」と謳っているがどこに夢があるんだ?力があるんだ?
力で夢を摘み取るって意味に変わったのか?