Ki84作製の続きです。
プロペラの隙間が気になるくらいなので当然エンジンカウル内のスカスカも許せません。
毎度のようにダミーエンジンを作製していきます。
ウレタンキャストを準備!
以前もFMS零戦用の栄二一型 14気筒を作っていますが今回のハ45(海軍名:誉)は18気筒です。
シリンダーの型取りは以前の栄二一型のものをそのまま使用します。
実物の栄二一型とハ45は直径は3cmしか違わないようなのでそんなに違和感はないだろう。
さて、ウレタンキャストで作ると重量が気になるところですが大戦機の場合は最後には機首にそれなりのバラストを積む羽目になってしまう・・・。
どうせバラストを積むくらいなら意味を持たせた形で重量を持たせた方がいいでしょう。
一度に少量しか使わないので・・・。
A液とB液をそれぞれのスポイトで同じ分量を取って合わせ用の皿で混ぜ合わせをします。
まずは型に離型剤
ついつい忘れがちなので一回作るごとにあらかじめ離型剤を塗布しておきます。
忘れると型に張り付き最悪型が千切れて使い物にならなくなります。
目安
30秒ほどよく攪拌せよ!と説明書にありました。
混ぜ始めた時は乳白色になります。
攪拌が進むと乳白色だったものが透明に戻っていきます。
型に流し込みました。
1分程経つと・・・
中央から白色に変化し硬化が始まります。
ストップウォッチ
本来は硬化まで2時間放置・・・とありますが一個作る度にそんなに待っていられない。
このサイズなら3分も経てばしっかりと固くなっており型から外しても問題ありません。
3分待っている間に攪拌用に使った皿に残ったウレタンキャスト液を掃除し次のシリンダーへ準備をします。
3分経過
取り外した後はこのまま放置してあればいずれは完全に硬化します。
さて、これをあと17回繰り返す・・・。
一式できあがり!
1個あたり約5分として全部で90分!
途中から無心で作業していましたので意外に早く終わった感じ。
ベース
2mmベニヤにバルサの輪を貼ったもの。
これにシリンダーを接着していきます。
後列9気筒接着完了
隙間にかさ上げのバルサを接着し、その上に前方の9気筒を接着します。
空冷複列式18気筒
さして隙間の違和感なく並んだので一安心です。
横から見るとこんな感じ。正面からそれっぽく見えたらそれでいい。
お取り寄せ
以前、ハウジングの部品を作るのにレッドブルの250mlボトルがちょうど良かったのでコンビニやドラッグストアを探し回ったのですがありません。
いつの間にかストレート缶に変更になってしまったようです。
他にも同じようなボトルの商品がないかと探しましたが使えそうなものはなく・・・ヤフオクを漁っていたらコレが出てきたので落札しました。
ご当地コカ・コーラ(中身ナシ)
クロネコヤマトの配達員さんもよもや空き缶を運んでいるとは思うまい。
これは奈良県限定のようです。
私は首だけが欲しい
レアものなの?マニアには許せない光景かもわかりませんが必要な個所だけカットしてハ45に接着しました。
一個目でうまく行けた・・・あとボトルは3個余っている・・・まだ3機分はあるって事か!
大切に取っておこう。
補器類作製時の写真はありませんが・・・見た通りでバルサの端材から適当にそれらしくです。
形は完成
プッシュロッドにプラグコードを付けて塗装しました。
固定方法
8mmバルサ角柱の足を接着固定、モーターマウントに差し込んでネジ止めします。
モーターをバックマウントに変更していたのでダミーエンジンを搭載するのに都合が良かった。
結果オーライ!です。
これにてハ45の作業完了です。
つづく・・・。
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