本日、秋晴れ!
先週は草刈り最中だったのであえなく退散・・・
一週間経ったし終わっているかな?
F6Fの改修の成果も確認したいって事で行ってまいりました。
残念ながら草刈りは終わっておらず・・・でしたが見まわしたところ作業者はおらず
着陸スペースはかろうじて確保できている状態なのでさっそくFLTでアリマス!
ほぼ同スケールの零戦とF6F
同じ艦上戦闘機ですがサイズといい形状といい国によって兵器として思想の違いが出てます。
神秘的で軽快な機動・大量生産に向かない職人的な優美な造形・防弾ナシの零戦・・・
力強さ全開の突撃・大量生産前提の工業製品らしい武骨な造形・防弾装置テンコ盛りのF6F・・・
零戦で気持ちよく1FLT!
秋の蒼穹を飛翔する様は何とも言えない心地よさ。今日は一人だったのでFLT中の映像も画像も撮れないのが惜しい。こういう日は多少飛行テクや撮影テクが劣っても映えた物になるのにな~。
さて、どうなるかなF6F
モーター並びにESC交換、それと主翼の剛性アップの効果はあっただろうか?
さっそく手投げ・・・F6Fは以前のFreewing製でも感じましたが全体的に安定感がとても良い。
反トルクの影響をあまり感じずわずかな当て舵だけでスーっと空へ進んでいきます。
翼面積が大きく重量の割には翼面荷重が小さいので低速でも舵の効き良好!さすがは艦上戦闘機って感じ。
実戦でよく戦争中盤以降の空戦は一撃離脱が戦法の主流となっておりますが、当時の搭乗員の手記などによると一撃目は確かに一撃離脱ですが二撃目、三撃目となると高度が下がる事もあって格闘戦に入る事が多かったそうです。
そんな乱戦となった状態でも手強いのがF6F!
F4UやP38のように一撃離脱オンリーだと格闘戦に入ってしまえば組みやすい相手で意外にアッサリと墜とせたとありました。が、F6Fは格闘戦にも対応でき防弾が堅牢でなかなか墜ちず・・・やり合っている間にたった一発の不運な被弾でも失われてしまう零戦にとっては相性の悪い相手だったようです。尚且つ多数で押し寄せるのだからどうしたって分が悪いですね。
とにかく懸案の事項をチェック。
主翼の改修で横方向の安定は全く問題なくFLT中に上反角の変化は見えないしキョトキョトした動作もなくノートリムで行けました。
パワーに関してはモーターとESCの組み合わせがFreeWingの時と同じなので向上はあると思っていました。実際に前回に比べれば全体的に速度は増し、スロットル70%と100%ではしっかり違いはありました。
軽快な分、ダッシュ力は零戦の方が上かな!
スロットルを入れた時、速度の上がり方に重量の負担を感じますが最終的な水平速度は零戦よりも多少優速これで充分!必要と感じていたコクは出ました。
これでF6Fの仕様に関しては満足です。
さて、改修がうまく行ったところで空戦機動チェック
前回は零戦の2/3くらいの鈍足だったのでロールはトロイ感じでしたが速度が増した分、軽快にロールができます。零戦に比べてロール中のピッチ変化が少なく感じるのはF6Fが中翼に近い低翼だからかな?
ループは前回ほどではありませんが多少機速を乗せる必要あり。とにかく前のようにやっとやっとではなく普通にこなせるので充分でした。
まぁ、無限垂直上昇ができるくらいあふれるパワーでギュ~ンっと上昇からのループってより、こういう速度調整がある方が実機らしい動きって解釈でいいのかな?
本日の戦果
三菱 零式艦上戦闘機五二型 FlyingStyroKit:1FLT
グラマン F6F ヘルキャット 京商:1FLT