デジスコ撮影実習日誌

デジスコとデジカメで野鳥や草花を撮影するのが楽しくて実習に励んでいます。 最近では電子工作にはまっています。

エンジン3兄弟・・・・・なぁーんちゃって!

2013年03月08日 20時18分14秒 | 工作実習
2013/03/08(金曜日) 晴れ


今日は暖かさを通り越してちょっと暑さを感じるような陽気になった。
庭に飛んでくるシジュウカラやメジロ、コゲラも何だかだらけてるみたいだ。
オイラもダラダラして何となく一日が終わってしまった。
そんなわけでブログ更新用のネタもない。
それではエンジン3兄弟のご紹介でもしてお茶を濁すことにしよう。

2010年の秋頃から、スターリングエンジン、横置型スチームエンジン、
蒸気機関車のエンジンと少しずつ進歩しながらスチームエンジンの工作を
楽しんできた。
たまたま蒸気機関車のエンジンとしては蒸気漏れが多くて使い物にならなかった
シリンダーとピストンがあったのでそれを使って定置型のスチームエンジンを
作ってみたのが縦型エンジン工作の始まりだった。
縦型スチームエンジンはその1号を皮切りに現在3号に至っている。



↓ 縦型スチームエンジン3兄弟をご紹介します。
   少しずつ小型化して且つパワーは大きくなっている。    










1号から3号まで同じ様な形式で工作してきた。
まるで兄弟みたいだ。
“だんご三兄弟”にちなんで“エンジン3兄弟”なぁーんちゃって!
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ついに1Wに達しました     - 縦型スチームエンジン3号工作 -

2013年03月07日 21時08分33秒 | 工作実習
2013/03/07 (木曜日) 晴れ


縦型3号エンジンは昨日のテストで目的の0.5W発電は達成できたが
どうもボイラーの火力が弱い気がした。
そこでボートに載せてある(載せたまま放ってある)ボイラーのバーナー
を外してそれでテストしてみた。


↓ 今日のテストの様子。 ボイラーのバーナー部が昨日とは異なっている。






↓ ボート搭載用ボイラーのバーナー部は真冬の寒さでも火力が落ちないようにボンベを温める
   ための加温板が強力になっている。



↓ 2段のプーリーでエンジン回転数を約4.1倍にして発電機を回す。



↓ 発電機は乾電池式電動ドライバーに組み込まれていたモーター。



↓ 発電機で発電した電力をこの抵抗器に加えて消費させる。



↓ 抵抗器に加わる電圧、流れる電流を測定して消費している電力を確認する。



今日は気温が高かったせいもあるかも知れないが、ボイラーは力強く
蒸気を供給してエンジンは回転数が上がった。
そして発電機は1Wの電力を発電してくれた。


そのときの様子を動画でご覧ください。


homemade steam engine 130307_steam engineNo3 power check




今までの2号エンジンでは0.3Wぐらいしか発電できなかったが、
この3号エンジンは1Wを発電している。
3倍以上のパワーが出せるのだ。
これをボートに載せれば今までの3倍の速さで走ってくれるだろうか?

そうはいかないよね、きっと・・・・
速度を2倍にするには4倍のパワーが必要なんではないだろうか?
パワーが3倍では速度は√3倍かな?
まぁ、どうでもいいか、前よりはよく走るだろう。
あんまり早く走っても困る。 何しろラジコン操縦が下手くそなんだからね。
さぁて、蒸気切替バルブを工作するか・・・・


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0.5ワット発電はクリアーしました   - 縦型スチームエンジン3号工作 -

2013年03月06日 20時06分29秒 | 工作実習
2013/03/06 (水曜日) 晴れ


いよいよ縦型スチームエンジン3号のパワーをチェックするときがきた。
昨日のテストボード(エンジンや発電機、プーリーなどを取り付けた板)工作では
プーリーを使って増速した発電機(小型DCモーター)は回転が重くて
こんなに重いものを回転させられるか不安になってしまったほどだが、
まぁ、やってみるしかない。
しばらくほったらかしで埃まみれのガス炊きボイラーを整備してテストを始めた。


↓  ボートから降ろした四角釜とガスコンロを整備してエンジンに蒸気を送り込んだ。




ガスコンロの火力を目一杯にしても圧力はあまりあがらない。
3号エンジンはボアが18mmもある。
(2号エンジンのボアは13mmだった。)
蒸気の消費が大きいのかな?

まぁ、何とかエンジンは回転しだした。
発電機に接続した電圧計や電流計が値を表示し始めた。
出力は徐々に上がり始め、ついに0.5Wを発電してくれた。



テストの様子を動画でご覧ください。



homemade steam engine 130306_PWOER CHECK OF No3ENGINE



発電機は瞬間的には0.6W以上も発電している。
目標の0.5W発電は達成した。
次は蒸気切替バルブの工作だ。
エンジンを早く完成させて桜の花が咲く頃にはボートを走らせたいものだ。
(ちなみに縦型2号エンジンは0.3Wが精一杯でした。)

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こんなに回転が重くては・・・・  縦型スチームエンジン3号のテスト準備

2013年03月05日 22時22分07秒 | 工作実習
2013/03/05 (火曜日) 晴れ


最終組み立てが完了した縦型スチームエンジン3号のパワーを
確認する準備を始めた。
一枚のボードにエンジン、回転増速用プーリー、発電機などを
取り付けていく。
プーリーの組合増速は約4.1倍。
組み上がった発電機構を手で回してみたがとても重い。
ベルトがスリップしてしまうほどだ、
果たしてこれで発電機は回るのだろうか・・・ 不安だ。


↓ ボードに取り付けたエンジン、プーリー、発電機など。
   プーリーは2段でエンジンの回転を約4.1倍して発電機(小型DCモーター)を回す。






↓ 手でプーリーを回してみるととても重い。 無負荷でもこんなに重いのでは0.5W発電は
   出来るのだろか? 不安になってきた。




↓ エンジンの回転数を測るのには小さな永久磁石を張り付けた回転板を使う。
   この小さなテスターに組み込まれている周波数カウンターは波の数を数えるのではなく、
   波と波の間の時間を計測してその値から周波数を計算しているのだ。
   だからエンジン軸が1回転しただけで正確な回転数がわかるのだ。 たいしたもんだ。  






↓ 人間コンプレッサーでエンジンを回してセンサーが機能するかチェックした。 小数点3桁まで
   表示されている。 (3.945と表示中)



自分の作業部屋にボイラーやボードを持ち込んでテストするつもりだったけど、
強力ボイラーを動かすのはちょっと怖い。
やっぱりテストは明日、外でやろう・・・・・・
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今度こそ本当の最終組み立てに   - 縦型スチームエンジン3号工作 -

2013年03月05日 09時06分54秒 | 工作実習
2013/03/04 (月曜日) 晴れ


縦型スチームエンジン3号の慣らし運転ももういいだろう。
そこで一旦分解して各部を清掃してから再組み立てをすることにした。
何度目の分解、組み立てだろう・・・・・
今度こそ本当の最終組み立てにしたいものだ。


↓ これが最後の再組み立てになるように・・・・念じながら分解を始めた。



↓ シリンダーの蓋を開けてみた。 中は案外きれいだった。



↓ ピストンバルブの取り外し。




↓ 配管のシリコンチューブがこんなに汚れていた。



↓ バルブとスリーブ内部をきれいに清掃した。



↓ シリンダーも取り外して内部をきれいに清掃した。  ピストンにはかなり傷がついていた。



↓ シリンダー下部のデッドスペースには細かい切り屑やゴミが溜まっていた。 



慣らし運転中に気になることがあった。
排気パイプをペンチで押さえてエンジン全体の圧力を1気圧程度に上げたところ
シリンダーの下部の蓋の隙間から水滴が落ちたのが見えたのだ。
慣らし運転では0.1気圧程度の圧力だから全然漏れはなかったのだが、
1気圧もかかるとわずかな隙間からでも蒸気は漏れてくるのだ。
シリンダーを取り外したので、ボイラーからの蒸気で静的な圧力をかけてチェック
してみた。


↓ 左側のシリンダーのチェック。



↓ 1気圧がかかっても漏れはなかった。



↓ 右側シリンダーのチェック。 0.4気圧ばかりで蓋とフランジの隙間から水滴がみえた。



↓ 1気圧に近づいたら猛烈に漏れ出した。 蓋とフランジの密着がまずいんだな。



↓ 蓋とフランジに接着剤を塗ってシールすることにした。 これは以前2号エンジンのときに
   やったことがるのでその効果は証明付だ。




↓ 再組み立てを始めた。 これが本当の最終組み立てでありますよぉーに アーメン・・・






↓ 1気圧以上がかかってもチューブが吹っ飛ばないようにバンドで締め付けた。




↓  チューブも初めはこんなにきれいなんだけど・・・・・



↓  最終組み立て完了。 人間コンプレッサーで回してみると今までの中で一番軽く回ってくれた。



縦型スチームエンジン3号の最終組み立てが完了した。
明日からはいよいよ性能確認テストだ。
目標は0.5Wの発電だ。
うまくいくだろうか・・・・・・・・

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シジュウカラ・コウちゃんの手乗り演技は完璧です

2013年03月03日 20時44分46秒 | 野鳥撮影実習
2013/03/03 (日曜日) 晴れ


昨日の強い北風は収まって今日は案外穏やかだった。
庭の紅梅もちらほら咲き出した。
春になって庭にやってくる野鳥達の様子も少し変ってきたような気がする。
今までは一日の大半を庭で過ごしていたシジュウカラやメジロが林に
行ってるのか庭が寂しくなる時間が多くなってきた。
コゲラもあまり飛んでこなくなってしまった。
モズはたまにしかやってこない。
でも、シジュウカラ・コウちゃんが遊びにくると庭は賑やかになる。
5、6羽で連れ立ってやってきて、お八つを催促する。
ミルワームを投げてあげるとコウちゃん達は取りっこで大騒ぎだ。
すばしっこい者、のろまでなかなかお八つを銜えられない者・・・・
なるべく皆にいきわたるようにその目の前に落ちるように投げてあげる。
そんなわけでミルワームはすぐ無くなってしまう。

ところがシジュウカラ・コウちゃんは私が立っているすぐ近くの木の枝に
止まってこちらを見ている。
私が手のひらにお八つを置いて、コウちゃんに見せるのを待っているのだ。
そして手のひらに向って舞い降りてくる


















シジュウカラ・コウちゃんはもう手のひらを全然怖がらない。
何度も何度もやってきてはお八つ(ミルワーム)を銜えていく。
これなら他のシジュウカラとお八つを奪い合わなくてもいいからね。

コウちゃんはほんとうに可愛い。
いつまでも庭に遊びにきておくれ。


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モズ君の舞台撮影   

2013年03月02日 16時54分48秒 | 野鳥撮影実習
2013/03/01 (土曜日) 晴れ 北風強し


昨日の春一番とは打って変わって冷たい北風が吹き荒れる一日となった。
空を見上げると黒っぽい土煙が舞っている。 なんだか喉がいがらっぽい。
最近は庭には遊びに来なくなってしまったモズ君がやってきた。

「やぁ、よく来たね・・・」 「こんにちは、おやつちょうだい。」

シジュウカラの調教につかう大事なミルワームだけどモズ君のご所望と
あれば是非もない。
いつものお八つ入れにたっぷり置いてあげた。
モズクはムシャムシャと美味しそうに食べて、「もっとちょうだい」と
催促している。

「それじゃぁー、舞台を作ってそこにお八つを置くからさぁ・・・」


「はぁーい、わっかりましたぁ・・・」

というわけでモズ君の舞台撮影をして遊んだ。





















舞台の上のお八つを食べてお腹がいっぱいになったのかモズ君は林の方に飛び去った。
今までは実習生の姿を見ては一日中庭にいたのに、ちょっと様子が変ったみたいだ。
もう春だからな。
また気が向いたら遊びにおいで。
あっ、舞台撮影をして遊んだのはオイラだった・・・・・




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今日から春だ   - 今日は園芸実習生でした -

2013年03月01日 20時12分21秒 | 草花
2013/03/01 (金曜日) 薄日 南風強風(春一番が吹く)


いよいよ今日から3月。
待ちに待った春がやってきた。
実習生の季節管理は単純で、3月、4月、5月の3ヶ月が春だ。
今日は強い南風が吹いて気温も上がった。が、明日は一転冬に戻って
寒い一日になるとのことだ。
こうやって温かい日、寒い日が入れ替わり立ち代りでやってきて
次第に温かい春になっていくんだな・・・

春になると一番先にやることがある。
ヒメスイレンとコウホネの植え替えだ。
この水生植物は一年経つと根が植木鉢一杯に回ってしまってそのままでは
花は全然咲いてくれない。
それに冬になる前に水を替えてそのままだから真っ黒に汚れてしまった。
中にいる金魚が可愛そうだ。
それで毎年、春になったら一番先にこの作業をする。
水は手が切れそうなほど冷たいし、真っ黒な土をいじって
根分けをするのだから手が荒れて大変だ。
これではアカギレは治るはずがない。
でもねぇ・・・ きれいな花も咲かせたいし、可愛い金魚のためにも
頑張ってやるぞ!


↓ 去年の11月末に水を替えてそのまま冬を越した睡蓮鉢。 中には親金魚がいる。



↓ 団地の夏祭りの金魚すくいでもらってきた金魚。 代替わりしながら20年以上育てている。
   全部で5匹いたのだが去年の秋、野良猫に食われてしまった。 この一匹だけが残った。



↓ ヒメスイレンを植えた鉢。 中は根が一杯回っていて植え替えが大変だ。



↓ 株を切り詰めて根を整理して植え替えた。 この冬は寒かったのかまだ蕾みはついていない。




↓ 火鉢を水鉢にしてヒメスイレンを植えている。 この中ではメダカを飼っている。




↓ この水鉢にはコウホネが植わっている。 そして親金魚が産んだ卵から孵化した稚魚を育てている。



↓ コウホネは1年でこんなに大きく育ってしまう。



↓ こんなに小さく株分けするのだが、1年で鉢からはみ出すほどになる。





↓ 去年の夏に孵化してこの冬を乗り切った金魚の稚魚達とメダカ達。 早い時期に孵化した稚魚
   (長子)と夏の終わりに孵化した末っ子ではこんなに大きさが違う。




睡蓮鉢の水がきれいになってとても気持ちが良い。
金魚たちも嬉しそうだ。
これで今年もきれいなスイレンの花が咲くだろう。
夏が楽しみだ。


(水がきれいになった睡蓮鉢や火鉢の写真を撮るのを忘れてしまいました。
 ちょっと残念。)

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久しぶりの赤い鳥       - ベニマシコとウソ -

2013年03月01日 19時38分49秒 | Weblog
2013/02/28 (木曜日) 晴れ


今日は久しぶりに穏やかな温かい日になるとか。
絶好の工作日和だが今日は工作を休んで野鳥撮影に出かけた。
狙いは赤い鳥・ベニマシコだ。
友人はつい先日、ここでベニマシコの写真を撮っている。
その場所に行ってみたが、見つけられない。
やっぱり二匹目の泥鰌はいないというのが定説のようだ。
公園内を一回りしてガビチョウやクロジを撮ったりして時間を
見計らって再びベニマシコを探してみた。
公園で挨拶を交わした方が、この辺でベニマシコを見た、と教えてくれた。
その辺りを注意深く探すとメスのベニマシコがいた。
そしてついに見つけた。 真っ赤なベニマシコのオスがいた! 













公園でお会いした旧知の方からウソがいるフィールドを教えていただいた。
最近鳥撮りを始めた友人はウソはまだ見たことがない。
それではウソを見に行こうと、フィールドを移動した。



↓ ウソは教えていただいたとおりの場所にいて桜の花芽を啄ばんでいた。



↓ カメラマンは我々二人だけ。 ウソは落ち着いて花芽を啄ばんでいるので写真は撮り放題だが
   何せ高い桜の木の枝に止まっているので空抜けばかりだ。






    カメラ:CANON EOS-7D
    レンズ:CANON EF400mmF5.6L USM
    レタッチソフトによる画像補正及びトリミング実施
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