最近の私のマイブームは、明智光秀でした。
光秀が本能の変を起こして、信長を討った理由は諸説ありますが、
私はこの小説に書かれている理由が一番腑に落ちました。
折しも、NHK大河ドラマ「黒田官兵衛」で描かれている小朝が演じる光秀とも
一致するところがあり、しかも、高野山の宿坊に泊まったその日の放映で
光秀はあっけなく討ち死にしてしまいました。
そして、奥ノ院には光秀のお墓が。
本を読んだタイミングと、NHK大河のシーンと、高野山に行ったタイミングが見事にマッチしました。
これは何かのメッセージか?
奥ノ院のガイドに教えてもらったのですが、仏様と神様は昔は住み分けて考えられていなかったようです。
それが証拠に、今でも、仏壇と神棚は同じ部屋の中に作られていることが多く、これを分けるようになったのは、
明治以降らしいです。
その当時の名残が高野山にはたくさんあるようです。宗教の分け隔てなく自由な信仰。
今の高野山があるのは、信長の暴走を謀反という形で止めた光秀の功績だったかもしれないと感じました。
興味のある人は、読んでみてください。面白かったです。