モンゴルでは紅茶が日常的に飲まれます。
コーヒーは最近になって一部の人が飲むようになったけど、まだまだ一般的ではないらしいです。
そして遊牧民のゲルを訪ねると必ず出されるのが、ミルクティーです。日本で飲むものよりもミルクの分量が
かなり多いので、色はアイボリー色で、甘くない(ちょっと塩っぽい)ミルクティーです。
そして似て非なるものがこれ。
馬乳酒という、文字通り、馬の乳から作ったお酒です。
朝搾乳した馬の乳を、牛の皮袋に入れて100回ぐらいかくはんして作るらしいです。
50回ぐらいだとあまり美味しくないと、ガイドは言っていました。100回がポイント!
味はかなり強烈で、ヨーグルトが発酵して酸っぱくなったって感じでしょうか。
アルコール度数は2~3度と聞いたので、お酒にあまり強くない私でも、これしきの量で酔っぱらうことは
ないと思ったのですが、数時間後にはこめかみがガンガンしてきました。
えぇ~、なんでだ?
そのせいで羊肉のディナーはほとんど食べれず、早々に引き揚げてゲルで休む羽目に。。。
お酒に強いメンバーは馬乳酒をお代わりしてガンガン飲んで、羊肉ももりもり食べて元気いっぱいだったのですが、
迎えた翌朝、突然の高熱に見舞われて体調を崩してしまったのです。
何が原因だったのかは分からないけど、馬乳酒はちょっと怪しいかも。
免疫のない日本人は、まずは様子を見ながら、ほどほどがいいのかもしれません。
写真は、次に訪れる悲劇を知らずに、どんどん飲みまくっていたツアーメンバーとのワンショット。