なごみのとき

ホッとするデジカメひとコマ日記

ウバユリ(ユリ科・ウバユリ属) 果実の様子

2012-12-01 13:15:27 | 草花
 愛知川、河川敷の木陰に50cmばかりの枯れた草の茎がつくんと立っていて、先端にさく果のようなものがいくつか
付いていました。掲示板で教えて貰い、ウバユリと解りました。ここにウバユリが咲いていたことに、夏の間、気がついて
いませんでした。ウバユリはもっと山地に生えるものと思っていました。
 ウバユリは、葉の形がユリ科には珍しく、ハート型をしていて、基部に集まってつくそうです。花の咲く頃にこの葉が
枯れ落ちることから、姥の「歯が無くなる」にかけて、名づけられたといわれます。花は緑白色で細長くつぶれた筒状花で
大きく開きません。このさく果が裂け、中から薄い翼をもつ無数の種が風に飛ばされます。










オマケは、たくさん見られたヒヨドリジョウゴの実です。この前、曽根沼では、少ししか見られませんでしたが、ここでは
河原近くで日当たりがよいせいか、生育がよかったのでしょう。