なごみのとき

ホッとするデジカメひとコマ日記

シロバナサクラタデ(タデ科・イヌタデ属)多年草

2014-09-03 13:49:40 | 草花
 3年ばかり前は、沼の岸辺に群生しているのが見られたシロバナサクラタデも、大雨による増水や、草刈のためか、
すっかり数が減って、見つけるのに苦労するようになりました。
シロバナサクラタデは、湿地に生え、地中で根茎を伸ばして、枝を分けて増えます。茎は、直立し、紅色を帯びる
節があります。葉は披針形で、鞘状の托葉は、長さ1~2.5cmで、縁には長毛が生えています。
枝先に花序を何本か出し、小花を多数つけます。5枚の白い花弁に見えるのは、萼片で、長さは3~4mmです。
雄しべは普通8個、雌しべは1個だそうです。花柱は、2~3に分れ、長花柱花と短花柱花があるそうですが、
この写真のものは、長花柱花のようです。