なごみのとき

ホッとするデジカメひとコマ日記

カタクリ(ユリ科・カタクリ属)多年草

2015-04-01 20:03:35 | 草花
 ショウジョウバカマの咲いていた林床には、カタクリの花も咲いていました。
花茎の下部には、2枚のやや大きな葉があり暗紫色の模様が入っていました。花被片と雄しべは6個で、雄しべは長短3本ずつに
なっています。葯は暗紫色をしています。雌しべの花柱は、わずかに3裂しています。
日中、花に日光が当たると、花被片が開き、反り返ります。
早春に葉を広げ、花を咲かせますが、5月には、葉、茎など地上部は、姿を消し、休眠に入ります。「春の妖精」と呼ばれる
花の一つです。カタクリ粉というのは、昔、このカタクリの鱗茎から作った物だったということです。