なごみのとき

ホッとするデジカメひとコマ日記

ヤブタビラコ(キク科・ヤブタビラコ属)越年草 ・ カントウタンポポ

2017-05-03 11:46:55 | 草花
 確かこの辺りに生えていたんだけど・・と、ヤブタビラコを探しましたが、ほんの数個
しか、花は咲いていませんでした。ちょっと遅かったかな・・。
 ロゼット状に広がった根生葉は、立派なのが残っていました。ヤブタビラコの花も舌状花
ばかりですが、コオニタビラコより、舌状花の数が多いです。
花後、総苞に包まれた果実は、下向きに垂れて、実を太らせてきます。オニタビラコの
ような冠毛は、ありません。熟すと、総苞が開いて、果実がこぼれます。
























 ここからは、ヤブタビラコを覆いつくすように広がっていたタンポポの様子です。
最初は、総苞片が反り返っていないので、カンサイタンポポかと思いました。
しかし、花は、それ程小さくもないし、外側の総苞片の先に三角の突起があるので、これは、
カントウタンポポかもしれないと思いました。
曽根沼公園は、荒神山と曽根沼に囲まれた湿地なので、外来種のセイヨウタンポポは、入り
込んできていないのでしょう。