なごみのとき

ホッとするデジカメひとコマ日記

カラスムギ(イネ科・カラスムギ属)越年草

2017-06-15 19:30:18 | 草花
 カラスムギという名前は、カラスの嘴に似ているからかな・・と、思っていましたが、
そうではなく、この野生のムギが人間の食用には、適さないからだそうです。
 カラスムギには、2枚の大きな(2cmぐらい)包頴があり、中に2~3個の小花があります。
カラスムギの頴果を覆う護穎には、背面に屈折した長い芒がついています。穂から脱落すると、
この芒が乾湿運動によって、屈曲点を軸に回転を繰り返し、結果、頴果は、土壌に押し込まれて
いくしかけになっているそうです。
 カラスムギは、どう言うわけか、車のよく通る路傍に沿って、集中して見かけられます。