なごみのとき

ホッとするデジカメひとコマ日記

キヅタ(ウコギ科・キヅタ属)常緑つる性木本 別名フユヅタ

2019-10-21 16:04:55 | 樹木
 曾根沼公園の北側の駐車場付近に、キヅタの絡みついた木が生えていました。
キヅタはたくさんの花をつけ、蜂が寄ってきていました。
花は、3cmぐらいの球形で、散形花序になっています。同じウコギ科のヤツデの花に
似ているなと思いました。雌性期に入ると5個の雄しべや花弁が落ち、雌しべが残って
いるようです。花盤から蜜を出すので、蜂などが集まってきます。
 キヅタは茎からたくさんの気根を出して、他の大きな木や岩石などに絡みつき登って
いきます。この気根は、キヅタの茎を支えるためのもので、ここから水分や栄養分を
吸い上げたりはしないそうです。それに木の頂きの枝葉までは登っていかないので、
絡まれた木が枯れてしまうことはないそうです。
何年も経って、キヅタの茎(幹)は、とっても太くなってるのもありました。









































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2 コメント

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キヅタ (れんげ)
2019-10-25 07:05:14
なずなさん
おはようございます。
よくキヅタの花を見るけれど、
5個の花弁や雄しべが落ちて雌しべが残る雌性期と言うのがあるんですか?
花はよく見ていても、知らないことばかりで、
ウコギ科で、茎から絡む気根が栄養や水分を取るものではなく、、巻き付くだけのもので、他の木を殺さないって、そんな気配りのある(笑)木だったことを教えて下さり、ありがとう。寒くなりました。暖かくしてお過ごしください。

れんげさんへ (なずな)
2019-10-25 20:07:38
れんげさん お帰りなさい。
早速コメントをどうも有難う。(^^
キヅタは、今時分に花を咲かせるんですね。
ウコギ科のヤツデやブドウ科のヤブガラシ、ノブドウなども雄性期には、雄しべから花粉を出すけど、雌性期には、花弁や雄しべを落としてしまいますね。
自家受粉を避けるための仕組みではないでしょうか。
気根から水分や養分を吸い上げないということは、わたしも調べてみて初めて知りました。
でも、そんなこと、どうやってわかるのかしら・・と、思った次第です。
キヅタに絡まれている木は、何となく気の毒な感じがしますね・・。

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