なごみのとき

ホッとするデジカメひとコマ日記

ナンキンハゼ(トウダイグサ科)落葉高木

2012-11-16 19:24:56 | 樹木
 ナンキンハゼが美しく紅葉してきました。宇曽川近くの荒神山山裾の道路沿いに、何本ものナンキンハゼが植えられて
います。もう何年になるのでしょうか、とても大きな木に育っています。よく日の当たる所は紅葉が早く、たくさんの
実がついています。黒い実が弾けて白い蝋に包まれた種になったものも多く見られます。
鳥たちの好物ですが、今日はカラスが数羽食べに来ていました。この種からは蝋がとれるということです。
















ツワブキ(キク科・ツワブキ属)多年草

2012-11-13 19:04:09 | 草花
 裏の畑のツワブキが今年も咲いてきました。殆ど何の世話もしていないのに、毎年健気に花を見せてくれます。
ツワブキの名は、「艶のある葉の蕗」から転じたといわれています。
山地の日陰や海岸に多く、日本庭園にも好んで植えられています。頭花は舌状花と筒状花からなり、花が終わると、綿を
まとめたような種になります。同じキク科のタンポポに似ています。













アキニレ(ニレ科・ニレ属)落葉高木

2012-11-12 14:29:40 | 樹木
 曽根沼公園の駐車場の周りに何本ものアキニレが生えていました。見上げると、ぺらぺらした花のような感じの翼果が
たくさん見られます。この翼果の中央部分に種が包まれていて、風にのって散布されます。
ニレには、春に花や実をつけるハルニレと、秋に花や実をつけるアキニレがあります。
葉は5cmほどの卵形で、鋸歯があり、落葉樹にしては堅い葉です。アキニレは大気汚染に強いため、街路樹や公園によく植栽されています。










ムクノキ(ニレ科・ムクノキ属)落葉高木  実の様子

2012-11-11 18:55:32 | 樹木
 愛知川の堤防に見上げるような大きな木が生えていて、よく見ると黒い実がたくさん生っていました。
調べてみると、ムクノキとわかりました。ムクノキは葉の様子がケヤキやエノキとよく似た落葉高木です。
高さは、20m以上にもなります。樹皮は灰褐色で、表面は滑らかですが、樹齢に伴ってすじや割れ目が生じるということです。葉は互生し、4~10cmの卵形で、縁は先端まで鋸歯があります。
花の後に7~10mmの球形で緑色の果実をつけ、熟すと黒紫色になり、食べられるということです。非常に甘く、
ムクドリなどが実を食べに集まります。










ヤマノイモ(ヤマノイモ科・ヤマノイモ属)つる性多年草

2012-11-10 18:44:09 | 草花
 ヤマノイモは夏に穂状の花序をつけ、果実には大きな3つの陵があり、それぞれの陵が中に種子を含んでいます。
種子のほかに葉腋に発生するむかごによって栄養生殖をします。地下には一本の芋があり、地下深く1mを超える
こともあります。
ヤマノイモ(自然薯)はナガイモに比較すると、遥かに粘り気が強く、普通にすりおろしただけでは、餅や団子のように
なり、食べ辛いので、だし汁などでのばして食べます。


                10月22日荒神山にて


                11月 7日愛知川堤防にて


                11月 8日曽根沼公園にて