なごみのとき

ホッとするデジカメひとコマ日記

ヒヨドリジョウゴ(ナス科・ナス属)多年生つる植物

2013-08-26 13:51:21 | 草花
 久しぶりに雨が降って、少し涼しくなったとはいえ、愛知川の河原は、かなりの暑さでした。
めあてのナツズイセンはもう花後の姿になってしまっていて、がっかりでした。
クサギの木にヒヨドリジョウゴが登りついて、いくつかの花を開いていました。5個の花弁が反り返って、花柱を前に
伸ばしています。葉や茎には小さな毛が密生していて、他の木や草に絡み付いて伸びていきます。
葉は、下部には5裂したものや3裂したものが見られますが、上部は、全縁のものも多くありました。
緑色の若い果実がもう出来ていました。秋になると、真っ赤に色づきます。




















ガガブタ(ミツガシワ科・アサザ属)多年生水草

2013-08-25 10:39:56 | 水生植物
 水生植物公園みずの森の花影の池には、7月からずっとガガブタの花が長く見られます。
水面から出た花には、5弁があり、その白い花弁の周囲は細かく裂けていて、一面に毛が生えたような見かけになって
います。名前の由来は、昔使われていた鏡の蓋に葉っぱが似ていたからで、漢字では、鏡蓋と書きます。
一日花で、夕方には水中に没し、花弁は水に溶けるということです。しかし、毎日次々と咲き替わり、長く咲き続けます。




















シダレエンジュ(マメ科・クララ属)落葉高木

2013-08-08 19:26:24 | 樹木
 シダレエンジュと名札のついたマメ科の奇数羽状複葉の木が、枝葉をカーテンのように垂れ下がらせて生えていました。
花は、マメ科らしい蝶形花で、やや黄色を帯びた白い花です。7~8月が花期とかで、まだ咲き始めのようでした。
エンジュの変種で、庭木として、古くから植えられてきたそうです。縁起のよい木とされています




















ハマゴウ(シソ科・ハマゴウ属)常緑小低木

2013-08-07 15:37:48 | 花木
 新海浜の砂浜を歩き回って、とうとうハマゴウの花を見つけました。
ハマゴウはもともと海浜植物ですが、淡水琵琶湖畔の、ここ彦根市新海浜や野洲市マイアミ浜、近江八幡市佐波江浜にも
生育しているという報告があります。
ハマゴウの茎は、砂の上を這い、枝が立ち上がって、円錐花序に淡青紫色の花を多数つけます。花冠は漏斗状で、5裂し
裂片は、下側の1個が大きく、垂れ下がります。雄しべは4個、雌しべは1個。果実は核果で、球形です。
基部はガクに包まれています。








































オオケタデ(タデ科・イヌタデ属)一年草 別名ハブテコブラ

2013-08-06 14:18:43 | 草花
 植物公園の片隅に、大きなオオケタデが一株だけ生えていて、花を咲かせていました。
オオケタデは大型の一年草で、高さ2m近くにもなります。アジア原産の帰化植物で、元々薬草として導入されたものが
野生化してきて、河原や田畑の縁などに生えているということです。
葉は幅広で、先端が尖っています。葉や茎に毛が多数生えていて、これが名前のもととなっています。
花は淡紅色、花穂は、5~12cmで、先は垂れ下がります。
葉汁に、害虫に刺されたりした時、毒消しの薬効がある植物として、知られています。