なごみのとき

ホッとするデジカメひとコマ日記

ヤツデ(ウコギ科・ヤツデ属)常緑低木

2013-12-09 12:56:05 | 樹木
 寒い初冬の頃にも咲く花があります。荒神山の木立の中に、ヤツデが白い花をつけていました。
20cm以上もある大きな葉をつけるヤツデは、実際には、7つまたは、9つに裂けて、8つに裂けることは、ないそうです。
球形の散形花序がさらに集まって、大きな円錐花序をつくります。一つ一つの小花は、両性花です。
初めは、5個の花弁と雄しべのある雄性期で、やがて、花弁、雄しべが落ち、柱頭が伸びて雌性期になります。
他に花が少ない時期のため、アブやハエなどの昆虫がよく訪れます。
























                    荒神山の紅葉 11月30日撮影 標高284メートル

カマツカ(バラ科・カマツカ属)落葉小高木 の 実

2013-12-07 13:07:40 | 樹木
 5月に、バラ科の白い可愛い花が咲いていたカマツカ・・実が生っているのを、この間見つけました。いつもの荒神山、山裾の木立の
中です。赤い小さな実がたくさん生っていました。先端に萼片がくっついているような痕があります。果柄には、いぼ状の皮目が
多くありました。
カマツカは、材質が硬く、折れ難いので、昔、鎌の柄に使われたことから、この名がついたということです。




















モミジバフウ(マンサク科・フウ属)落葉高木  の 実    別名アメリカフウ

2013-12-06 13:52:14 | 樹木
 モミジバフウの紅葉を撮った時に、実の写真を撮っていませんでしたので、もう一度庄堺公園に出かけてきました。
あれから二週間余り・・もう葉はすっかり散り落ちて、たくさんの実がぶら下がっていました。
モミジバフウは、雌雄同株で、4月頃花が咲きます。雄花序は、総状で、長い花軸に柄のある花が多数つきます。雌花序は、球形で枝から垂れ下がります。
 実は、さく果が多数集まった集合果で、直径4cm位の球形です。堅くてトゲだらけです。茶色に熟すと、トゲの間にたくさんの窓が
開き、枝が揺れるたびに小さな種をこぼします。この種には、翼があるということです。

























三島池の水鳥たち

2013-12-05 08:59:16 | 
 12月3日、初冬なのにとても暖かいよいお天気でしたので、久しぶりに三島池を訪ねました。
池の向こうには、伊吹山が雄大に見えます。ここのカモたちは、曽根沼のカモと違って、人が水辺に立つと、逃げずに
近寄ってきます。きっと餌付けされているので、人に慣れているのでしょう。カメラで撮る分には、助かりました。
遠くの、人工的な浮島のようなものには、サギたちが、立って休憩していました。









                    オナガガモのカップル




                    ヒドリガモ♂




                    マガモ  緑の頭が♂、後ろのやや大きいのが♀?




                    ねえ、餌くれるの?




                    なあんだ、もう餌くれないのか・・・




                    サギたち・・ちょっと一休み・・





シロダモ(クスノキ科・シロダモ属)常緑高木

2013-12-04 10:06:18 | 樹木
 荒神山の山裾の道を車で走っていて、赤い実の生っている大きな木を見つけました。
小さな赤い実が集まってついていて、艶々した葉に包まれ、クリスマスの飾りみたいに綺麗でした。帰ってから検索で名前を調べて
みると、どうやらシロダモという木のようでした。葉の裏が白いというので、後日もう一度、葉の裏を撮ってきました。確かに裏面は
粉白色を帯びていて、これが名前の由来になっているということでした。
葉をちぎって、においを嗅いでみると、クスノキと似たような香りがしました





























                    紅葉した楓が道路に覆いかぶさるように伸びています。上に見える木がシロダモです。