なごみのとき

ホッとするデジカメひとコマ日記

ブタナ(キク科・エゾコウゾリナ属)多年草

2014-06-25 13:27:04 | 草花
 曽根沼公園を散歩していましたら、芝生の向こうの方に黄色い花が群生している所がありました。
何の花かしら・・と近寄って行きますと、どうやら、これがブタナのようでした。
タンポポの弟分のような形をしていますが、花茎が30cm~60cmと、かなり長くて、途中で2つ、3つに
枝分かれしているものもあります。風でゆらゆら揺れるので、花のアップ画像の撮影には、苦労しました。
葉は基部にロゼット状に広がっていて、形もタンポポに似ています。綿毛のついた種の様子もタンポポに
そっくりでした。ブタナは9月頃まで、長く咲いているということです。
ヨーロッパ原産の外来種で、日本には、昭和初期に入ってきたということです。













































クマノミズキ(ミズキ科・ミズキ属)落葉高木

2014-06-24 08:55:41 | 樹木
 荒神山の山裾に白い小花が集まって咲いている高木を見つけました。
集まった花が段々のように広がっていて、緑の中によく目立ちます。花は散り始めていて、雄しべも落ちてしまって
いました。家に帰ってから、調べてみると、どうやらクマノミズキのようでした。
1~3cmの柄のある葉が対生し、葉の縁は全縁で、やや波打っています。花期は、6-7月ということでした。
よく似た木の花にミズキがありますが、葉身がやや細いこと、対生すること、また、花期が今時分ということで、
クマノミズキではないかと思いました。ミズキの花の咲くのは、一ヶ月ぐらい早く、葉は互生します。

































クチナシ(アカネ科・クチナシ属)常緑低木

2014-06-23 15:53:28 | 樹木
 夏至の今頃は、クチナシの花も咲くのですね。庄境公園には、たくさんのクチナシが植栽されていました。
クチナシは花の基部が筒状で、先が裂けて6枚の花びらになりますが、八重咲き種もあります。
とてもよい香りがしていました。
10月~11月に実る果実には、萼片のなごりが6本、針状についています。果実は着色料として、サツマイモや
栗、たくあん等を黄色に染めるのに用いられます。生薬としても利用されます



















 






クジャクサボテン(サボテン科・クジャクサボテン属)多肉植物

2014-06-18 13:33:47 | 園芸花
 6月1日前後に咲いた紅白のクジャクサボテンよりもかなり遅れて、今度は中庭の鉢に白い花が夕方咲いて
きました。香りもするので、連れ合いが月下美人かもしれない・・といいます。
実は昨年まで、ほかに大きな月下美人の株があって、毎年何個か花を咲かせていたのですが、昨冬、寒さの
ため、越冬に失敗し、枯らせてしまっていたのです。
そこで、クジャクサボテンと月下美人の違いについて調べてみました。
1.棘座(葉茎の凹んだ部分)に小さな棘があれば、クジャクサボテンです。月下美人には、棘が一切ありません。
2.クジャクサボテンは、葉がやや肉厚ですが、月下美人の葉は薄いです。
3.月下美人は、夜に咲いて、明け方には花を閉じるものが多いですが、クジャクサボテンは、夕方咲いて、
  翌日の夕方まで、丸一日はもちます。中には2~3日もつものもあります。
4.月下美人の花の色は、白のみで、強い香りを放ちますが、クジャクサボテンの花の色は、白のほか、
  赤などいろんな色のものがあります。香りのあるものと無いものがあります。
  香りのあるものも、月下美人ほど強い香りはしません。
5.月下美人は、初夏と秋に2度咲きますが、クジャクサボテンが咲くのは、初夏のみです。