徒然なか話

誰も聞いてくれないおやじのしょうもない話

素晴らしい音楽祭 なのになぜ!?

2011-11-12 23:33:13 | 音楽芸能
 「平成夢座創立20周年記念 子どもと大人の和洋音楽祭」。企画も内容も素晴らしい。3部構成で、第1部は熊本のアマチュアビッグバンド「カウント・フォー」によるジャズ演奏と歌。その名の由来というカウント・ベイシーやデューク・エリントン、グレン・ミラーなどお馴染みのジャズナンバー演奏はさすがに25年の歴史を誇るだけのことはある。続いての第2部は月出小学校のジャズビッグバンド「月出BBキッズ」の演奏と、同校合唱部のコーラス。熊本にもこんなに上手い小学生のジャズバンドがあるとは知らなかった。そして第3部はガラッと変わって邦楽演奏と舞踊の舞台。ザ・わらべ&こわらべに中村花誠社中、藤本喜代則社中、本條秀美社中という邦楽ファンにはたまらないメンバーによる華やかな舞台が繰り広げられた。しかも今、人気絶頂のくまモンまで登場するというおまけ付き。
 なのに、約1200というキャパの会場に観客は半分も入っていない。もったいない。つい何かもっとやりようがあったのでは、と思いたくなる。集客ひいては熊本の文化振興のために、もっと広く知恵を集めた方がいいのではないだろうか。