徒然なか話

誰も聞いてくれないおやじのしょうもない話

異常なキムタクたたき!

2011-11-14 22:42:27 | テレビ
 キムタク主演の大型ドラマとして期待を集めていたTBSの「南極大陸」がこのところ、ネット上でひどい言われようだ。僕はこのドラマは見ていない。理由は簡単、今の僕にこの題材は興味がないから、ただそれだけだ。だからドラマとしての出来については何も言えない。始まった当初は20%を超える視聴率だったらしいが、だんだん落ちてきて今は10%台の前半らしい。その責任はすべて木村拓哉にあるように書いてあるものもある。それはおかしいだろ!と言いたい。そもそもキムタクを始め、スターを並べれば何とかなると思った企画の安易さが問題なのではないか。1983年の高倉健主演の映画「南極物語」がヒットした頃とは時代背景が全く異なる。最近、何とは言わないが戦後復興期の官僚たちの活躍を描いたドラマなんていうのもあったが、僕には全く感覚がずれているとしか思えない。まぁそれはそれとして、この異常なたたき方は何か別の意図があるとしか思えない。そんなに言うんだったら逆に見てやろうかとさえ思う。

孫の七五三

2011-11-13 18:44:03 | その他
 今日は孫のみわとてっぺいの七五三参りをするというので家内と久留米へ。みわが満7歳、てっぺいが数えの5歳。月日の経つのは早いものだ。みわはすっかり女の子らしくなり、てっぺいは幼児から少年への入口にさしかかっているようだ。久留米の水天宮さんでお参りをすませた二人と両親一緒に食事やショッピングで日曜日の午後を楽しんだ。熊本へ帰る車の中で、30数年もの昔、長男が防府天満宮で3歳の七五三参りをした時のことや、東村山の八坂神社で息子3人が一緒に七五三参りをした時のことなどを懐かしく想い出していた。

素晴らしい音楽祭 なのになぜ!?

2011-11-12 23:33:13 | 音楽芸能
 「平成夢座創立20周年記念 子どもと大人の和洋音楽祭」。企画も内容も素晴らしい。3部構成で、第1部は熊本のアマチュアビッグバンド「カウント・フォー」によるジャズ演奏と歌。その名の由来というカウント・ベイシーやデューク・エリントン、グレン・ミラーなどお馴染みのジャズナンバー演奏はさすがに25年の歴史を誇るだけのことはある。続いての第2部は月出小学校のジャズビッグバンド「月出BBキッズ」の演奏と、同校合唱部のコーラス。熊本にもこんなに上手い小学生のジャズバンドがあるとは知らなかった。そして第3部はガラッと変わって邦楽演奏と舞踊の舞台。ザ・わらべ&こわらべに中村花誠社中、藤本喜代則社中、本條秀美社中という邦楽ファンにはたまらないメンバーによる華やかな舞台が繰り広げられた。しかも今、人気絶頂のくまモンまで登場するというおまけ付き。
 なのに、約1200というキャパの会場に観客は半分も入っていない。もったいない。つい何かもっとやりようがあったのでは、と思いたくなる。集客ひいては熊本の文化振興のために、もっと広く知恵を集めた方がいいのではないだろうか。


浅田真央ちゃんの変貌!

2011-11-11 21:27:43 | スポーツ一般
 フィギュアスケートのグランプリシリーズ第4戦、NHK杯に浅田真央が登場するというので、ひさしぶりに実戦の彼女の姿を観た。今夜はショートプログラム。アラビアンナイトを連想させるブルーを基調としたコスチュームで「シェヘラザード」に合わせて滑る真央ちゃんは、というか「真央ちゃん」と呼ぶのはおかしいほど優雅で大人の女性を感じさせる滑りだった。見ながらトリプルアクセルがどうだとか、順位がどうだとかどうでもよくなった。ただ、彼女が滑るのを見ているだけで満足だ。かつて2006年のトリノオリンピック女子シングルで金メダルを獲得した荒川静香さんが、海外メディアから「She is a Woman!」と賞賛された言葉を真央ちゃんにも捧げたい。

くまもとのシンボルロード

2011-11-10 19:43:18 | 熊本
 昨日のテレビや新聞の報道によれば、熊本市中心部再開発計画の一つとして、辛島公園から交通センターと花畑公園の間を通って熊本城へ向かう市道が「シンボルロード」として一般の道路ではなく「広場化」されるようだ。現在もいろんなイベントがあると一部は歩行者天国になったり、通行が規制されたりしているが、「広場化」することによって常にイベントが開催できるようになるという。この地区はその昔、加藤家から細川家へと受け継がれた1万5000坪にも及ぶ広大な藩主の屋敷「御花畑屋敷」があったところ。ここが再び熊本のシンボリックなエリアとなることは実に喜ばしい。できることなら「水の都」でもある熊本にふさわしい湧水を活かしたモニュメントがあればなお嬉しい。


「みずあかり」で賑わう花畑公園前(2011.10.8)


熊本城を望む道路の中央に竹灯籠が並ぶ「みずあかり」

江戸時代の都市伝説

2011-11-09 17:14:49 | 熊本
 先日放送された大河ドラマ「江 ~姫たちの戦国~」の43回は、徳川方に包囲された大坂城が炎上し、それを蔵の中から見届けた豊臣秀頼と母・淀殿が自害して果てるところまでだった。残すところいよいよあと3回となった。
 ところで、この豊臣秀頼と母・淀殿の最期については、自害現場に居あわせた者もいなければ、遺体を見た者もいないことから、脱出生存説が江戸時代から民間伝説として残っている。大坂の陣には兵を出さなかった薩摩藩に逃げ延びて匿われ、隠遁生活を送ったという。いや、実はやっぱり肥後に逃れたという説もある。それは豊臣恩顧の大名の中でも最後に頼りにするのは加藤家。加藤清正亡き後、肥後藩主となっていた加藤忠広はまだその頃14,5歳。目付役だった伊予今治藩の藤堂高虎も豊臣恩顧の大名。自ら手引きしたか、あるいは見て見ぬふりをした可能性もあるという。はては、生き延びた秀頼の落胤といわれる豊臣秀綱なる人物が後に「島原の乱」を率いた天草四郎と同一人物という風説まである。まさに信じるか信じないかはあなた次第だが、もし、肥後に逃れていたとすれば復元された熊本城本丸御殿の「昭君の間」は実際に使われたということになる。実に興味深い。

今年の紅葉 大丈夫?

2011-11-08 22:00:56 | 熊本
 今日は立冬、しかし妙に暖かい。このところ急に寒くなったかと思うと暑い日が戻ったりと不順な気候が続いている。体調もついて行けないが、目下の心配事は「今年は紅葉が見れるのだろうか?」ということ。新聞などにも、今年はまともに紅葉しないまま落葉するのでは、などと書いてある。来週末は家族と一緒に紅葉見物を兼ねて人吉方面へ行くつもりだが、はたして期待どおりの景色が見られるだろうか。何ごともメリハリがないというのはよくないなぁ。


今年もこんな風景が見られるだろうか

伝説のハンガリー・ゴールデンチーム

2011-11-07 21:42:37 | 水球
 8月から母黌の水球部の歴史を辿るブログを始めてから、随分永い間忘れていた昔のことを想い出す必要に迫られる。そんなある日、YouTubeを検索していて偶然見つけた映像がこれだ。多分1950年代、ゴールデンチームといわれ、世界のトップに君臨していたハンガリー代表水球チームの練習風景と思われる。懐かしい顔が見える。マルコビッチ、ジャルマティ、カルパティ等々。このうちの何人かは、1964年の東京オリンピックにもやってきた。思えば僕らが最終目標としていたのは彼等だった。この映像が撮られた時からおそらく50年以上経っていると思うが、その間、水球のルールや戦術なども随分変わった。しかし、基礎技術というのはきっと何も変わっていないのだろう。


なでしこリーグ挑戦はまた来年! ~ 益城ルネサンス熊本 ~

2011-11-06 15:31:04 | スポーツ一般
 益城ルネサンス熊本FCの今年のなでしこリーグ2部復帰はならなかった。昨年、地域リーグの九州女子サッカーリーグに降格し、1年でのなでしこリーグ2部(チャレンジリーグ)復帰を目指していた。今年は九州女子サッカーリーグで優勝し、11月3日から静岡県で行われていた「チャレンジリーグ入替戦予選大会」に参加していたが、惜しくも準決勝で敗れ、残念ながら1年での復帰はならなかった。しかし、これは、なでしこリーグでやって行く力がまだ十分に備わっていなかったというだけのこと。今年の経験をステップにさらに力を蓄え、また来年もあきらめずに再挑戦してほしい。僕もずっと出来るかぎりの応援をしていこうと思う。選手のみなさん、お疲れ様でした!


あの年今頃、何してた?

2011-11-05 20:04:27 | その他
 gooブログの編集画面にログインすると、去年の今頃、一昨年の今頃、さらに一昨々年の今頃と、過去の同時期にアップしたブログの写真が掲載されていてとても懐かしい。過去5年間の11月5日から1週間の間にアップした記事の中で最も思い出深いものを各年一つずつ選んでみた。

▼2010.11.6 水前寺公園の再興なるか ~ 水前寺まつり ~
 水前寺公園に古今伝授の間が百年ぶりに復元され、記念して行われた「水前寺まつり」を見に行く。水前寺公園の中に入ったのは思い出せないくらい昔のことだった。



▼2009.11.5 松井秀喜の大爆発!
 ワールドシリーズでニューヨーク・ヤンキースの松井秀喜が驚異的な猛打でヤンキースを27度目の世界一に導き、MVPを獲得した。あれが松井の最後の晴舞台になってしまうのか。



▼2008.11.8 筑紫哲也という人
 偉大なジャーナリストであり、九州出身の大先輩でもある筑紫哲也さんが亡くなった。



▼2007.11.7 阿倍さんちにりえちゃんが来た!
 天草苓北町の阿倍さん(苓北真珠)の事業場に突然、宮澤りえさんが現れた。ちょうど僕が阿倍さんと打ち合わせに行く数日前の出来事でタイミングの悪さが残念!



▼2006.11.10 赤ちゃんポスト
 熊本市島崎の慈恵病院が「赤ちゃんポスト」を実施すると発表。全国的にセンセーショナルな話題となる。その後、この救済は「こうのとりのゆりかご」と名付けられた。


鳥肌ものの感動を呼ぶ「くまもとで、まってる」

2011-11-04 23:01:43 | 熊本
 天草出身の脚本家、小山薫堂さんプロデュースによる「くまもとサプライズフィルム ~くまもとで、まってる~」が今夜のNHKローカル番組「くまもとの風」の中でメイキング映像とともに放映された。先月1日の「秋のくまもとお城まつり」の会場で初披露された時に一度見ているのだが、落ち着いてテレビ画面で見る映像はまた違った感動があった。たった一人の高校生の通学のために84歳となった今日も瀬渡しの櫂を握る老船頭。101歳となって初めてあこがれの八千代座の舞台に立つ老婦人などを温かく見つめているが、中でも白眉は、天草の老漁師が孫と二人だけで漁に出て行く時、岬の上に立つ海のマリア像に手を合わせて祈るシーンだ。キリシタンの迫害の歴史までも思い起こさせ、鳥肌が立つような感動を覚える。このシーンを見るだけでもこのフィルムの価値は十分にあると思う。




サンザシの樹の下で

2011-11-03 20:55:59 | 映画
 今日は、電氣館100周年記念特別イベント「くまもと映画文化の日」の映画鑑賞会で「サンザシの樹の下で」を観に行った。久しぶりにチャン・イーモウ監督作品を観る。そこには初期の頃の強烈な赤や黄色の世界もなければ、炎のような愛憎もない。モノトーンに近い淡い色調で、純愛が淡々と語られていく。一瞬、イーモウ監督も枯れの境地か、などと思ったりもするが、じんわりと心に染み入ってくるような映画だ。 ヒロインを演じる新人女優チョウ・ドンユイがいい。透き通るような美しさは今後の活躍を予感させる。また相手役の若手男優ショーン・ドウは、若い頃の中井貴一を思わせる瞬間があり親しみを感じさせる。チャン・イーモウってやっぱりこういう映画が本籍なのだろうか。


おいでまっせ

2011-11-03 13:30:42 | 音楽芸能
 先般、Eテレの「にっぽんの芸能 芸能百花繚乱」やNHK総合の「にっぽん紀行」などで紹介された「金沢おどり」にも出演していた長唄三味線の今藤珠美さん。その今藤さんは、地元熊本だけではなく、東京にも稽古場を持ち、伝統芸能の日韓交流を行うなど幅広い活動を行なっている。また長唄の今藤珠美と、大和楽の大和久子という二つの顔を持ち、作曲活動も盛んに行なっている。ザ・わらべの演目の中にもこの「おいでまっせ」を始め「九州八景」「熊本さわぎ唄」「熊本音頭」など今藤さんの作曲によるものが多く含まれている。小粋で艶めいた曲調がなんとも良い。




坂東玉三郎さん八千代座特別公演と山鹿の復興

2011-11-02 20:07:45 | 熊本
 昨日から山鹿市の芝居小屋「八千代座」で開場100年を記念する坂東玉三郎さんの特別舞踊公演が始まった。この公演では一般公募で選ばれた市民約60人が玉三郎さんと一緒に舞台に立ち、優雅な山鹿灯籠踊りを披露するという。山鹿の復興を象徴するようなイベントだ。このニュースをテレビで見ながら、今から42、3年前のことを思い出した。当時勤めていた会社の仕事で山鹿の町の中を数日間歩いて回った。かつて豊前街道の宿場町として、また九州の中でも有数の温泉街として栄えていたという面影はどこにもなかった。八千代座なども見た記憶も聞いた記憶もないところをみると、おそらく当時は閉鎖同然だったのではないかと思う。裏通りに入るとみすぼらしいストリップ小屋が何軒かあったような記憶がある。あの寒々とした当時の街の風景を想い出すと、よくぞここまで復興したなと思う。これも市民の皆さんの復興への強い想いと地道な努力の積み重ねの成果なのだと敬意を表したい。わが古里玉名もこうなってほしいのだが。


大型ドキュメンタリードラマ「開拓者たち」

2011-11-01 20:00:20 | テレビ
 来年1月、BSプレミアムで放送されることが発表されたドラマ「開拓者たち」。これは戦後、満州から命からがら引き揚げて来た後、栃木県の那須の原野に入植した開拓民たちの話だそうだが、僕は特別な興味を抱いた。1983年から1986年にかけて僕は栃木県の黒磯(現在の那須塩原市)に勤務した。黒磯には二つの工場があったが、工場建設の用地買収に当った社員から、開拓民である地権者との交渉の過程で聞かされたという壮絶な開拓の苦労話を聞いていたからだ。岩だらけでとても開拓できそうもない土地だったという。そんな苦労があったので土地に対する愛着が物凄く強く、用地買収交渉は難航を極めたという。そんな話も思い出しながらドラマを見てみたいと思う。最近、個性派女優としてメキメキ頭角を表した満島ひかりや、僕が若手男優の中で最も期待している石田卓也らが出演しているのも楽しみだ。