気がつけば思い出Ⅱ

日々の忙しさの中でフッと気がついた時はもう
そのまま流れていってしまう思い出!
それを一瞬でも残せたらと...。

そろりとろり俳句の道(29)~花見

2024年05月10日 | そろりとろり俳句の道

『俳句生活~よ句もわる句も~』は「通販生活」の俳句投稿コーナーで、選者は夏井いつき先生です。

入選句は(天・地/人/佳作)に分かれています。

3月の兼題:季語【花見】春(生活)

傍題:観桜(くわんあう)・桜狩・花の宴・花莚(はなむしろ)・花見酒・花見客・花見人・花人(はなびと)・花見舟

※俳句歳時記

桜の花を楽しむこと。桜花を愛でる習慣は、平安時代に起こったものだが、当時はもっぱら貴族の行楽とされた。

秀吉の醍醐の花見は有名だが、庶民の行楽となったのは、江戸も元禄以降のことである。

桜狩は、桜の名所を訪ね歩き、その美を賞すること。

🔶本来は群桜・群衆・飲食を伴う。

例句:【花見にと馬に鞍置く心あり/高浜虚子】

     

 妹の句:【一樹立つ花見に集う四十年】佳作入選

妹は、以前同じ職場にいた友人と退職しても親しくしています。(彼女は私の高校生時代の同級生でもあります)

その友人のお宅には一本の大きな桜の木があり、同時期の友人達で毎年「花見の会」をするそうです。

もう40年も続いていて、今回の句意はそんなところからきているようです。

 私の句:【お花見はランチの後のビルの谷】佳作入選

これは昨年、地下鉄茗荷谷駅から小石川植物園へ向かって歩いていた時に撮った写真です。

桜が満開で、ビルの間でもとても美しい風景でした。

その時を思い出して詠った句です。

5月の兼題は【葉桜】夏/植物(結果発表は7月10日)です。

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