夏の雨

田園風景、自然大好き。
マイペースでバードウォッチングを楽しんでいます。

クロツラヘラサギ(那覇市)

2023年12月22日 15時48分12秒 | ペリカン目トキ科 クロツラヘラサギ

沖縄で見られた最後の鳥は⑱クロツラヘラサギ
風切羽に黒い部分があり、嘴も皺がないので幼鳥か若鳥だと思います。

ホテルに帰ろうとてくてく歩いていると、頭上を2羽の白鷺が飛んで行った!首を伸ばしていて嘴がちらりと見えたのでクロツラ!と思い飛んで行った方へ行ってみました。
白鷺ではなく、やはりクロツラヘラサギでした。
(調べてみると約7年ぶり。)
しかもこんなに近くで見られたのは初めてでした。


関東でも時期になると飛来している様ですが、
この時は9月初旬の沖縄だったので、越夏個体なのでは?と思います。

クロツラヘラサギは九州や沖縄の生息地は人の暮らしに近い場所が多いので人が原因の事故にあう危険も多くなります。
クロツラヘラサギのケガや事故が起きています。

朝鮮半島の西海岸と中国の一部で繁殖。台湾、ベトナム、香港、韓国で越冬。日本では九州を中心に少数が越冬。
記録は北海道から南西諸島まで各地である。
TL73~81㎝ 
WS110㎝
喉の裸出部は黒く境はW字形

今日は以上です。
最後まで見ていただき有難うございます。




クロツラヘラサギ

2016年11月18日 11時28分03秒 | ペリカン目トキ科 クロツラヘラサギ
いつもより大きな川の河口へ出かけました。

そこで見られたのは、クロツラヘラサギです。
遠くにいたので、シラサギ類と見間違えていましたが、後から双眼鏡で見ると目先近くまでを水に付けたまま頭を左右に振りながら水の中を歩いていたので変だなと思いました。
一瞬、嘴が水の中から出た時は驚きました。動物園でしか見たことのないしゃもじを長くしたような嘴の鳥だったので





1羽は、嘴の先が少しピンクがかっています。(右) 図鑑で調べると幼羽の嘴はピンク色味がかっているとの事




トキ科の鳥とトキ科の近縁種のコウノトリ科の鳥は飛翔時に首を伸ばして飛ぶそうです。(クロツラヘラサギはトキ科でサギ科ではない)
(サギ科の鳥は、頸を縮めて飛ぶ。時々首を伸ばして飛ぶこともあるそうです。)
確かにサギは、近くに移動する以外は、首を縮めて飛んでいますね。




幼羽や若鳥では翼の先に黒斑が見られるとの事。



結構大きい魚も捕っていました。











渡の途中で貪欲に食べていました。十分に栄養補給をして越冬地へ元気よく旅立って欲しいものです。


朝鮮半島の西海岸と中国の一部で繁殖。台湾、ベトナム、香港、韓国で越冬。日本では九州を中心に少数が越冬。