夏の雨

田園風景、自然大好き。
マイペースでバードウォッチングを楽しんでいます。

キャロル

2016年02月28日 09時22分22秒 | 日記
キャロル観ました。




2015年 アメリカ

監督  トッド・ヘインズ

出演  ケイト・ブランシェット
    ルーニー・マーラ
    サラ・ポールソン



何不自由ない生活を送る奥様のキャロルは、実は離婚訴訟中、デパートのおもちゃ売り場にお勤めの若い女性テレーズと恋に落ちる。

ケイトブランシェットは大柄だから男っぽい感じですね。背中も筋肉質だったし。ルーニーマーラーは、顔がすごく幼い感じに見える時もあり可愛いかった。可愛いのだけれど、自分の事をよく分かっていて芯は強い感じ。ボーイフレンドにも何だかはっきりものを言ってましたね。

キャロルのご主人は、そんなに悪そうな人ではなかったけれど(そういう問題じゃないか)
この御主人の事をキャロルは自分を飾りとしか見ていないと言っていたし、離婚の話し合いの時は、心に従って生きなければ生まれてきた意味がないというような事も言っていたので、ここでは、性的マイノリティーの人が自分らしく生きたいという意味なのでしょうが、そうではなくても、生活していく(生きていく)上で、家庭生活でも(親子間、夫婦間色々)社会生活でも長期間我慢を強いられたり、自分を認めてもらえない生活は、辛いものがあると思うので、大きな意味では、同性愛の人たちでなくても感じとれる所はあるかなと。

最後は、自分らしく生きたい2人に未来があるかもと思える終わり方。これは良かったんじゃないかなぁ。



オデッセイ

2016年02月27日 07時58分57秒 | 日記
オデッセイ観ました。





2015年アメリカ


監督  リドリー・スコット
出演   マット・デイモン
     ジェシカ・チャステイン
     クリステン・ウィグ


アメリカの宇宙飛行士が火星探査の最中に猛烈な嵐に巻き込まれ、奇跡的に死を免れるが、火星に1人取り残される。
空気はわずか、通信手段もなく、食糧もあと少し、次回の火星探査は4年後。

それまでに1人孤独に餓死していくしかない。

それでも、科学の知識を駆使して、水を作り出し残りの食糧のジャガイモを種イモにして不毛の地にジャガイモを育てようと試みる・・・。
知識があって、生き残りの方法を模索し、挑戦し続ける。極限状態でも前向きで希望を捨てない精神状態を保てているのは凄い。
しかも、通信できるようになってからは、1人おいて行かれたのは仲間のせいじゃないなんて仲間に言える人。

一致団結して救出作戦を決断した仲間もいいし、国を超えての協力も良かったデス。

映画だからと思えばそうなのだけど、そう思ったら映画は面白くないので・・・。
極限でもユーモアを忘れない所、流れる音楽が、悲壮感を和らげている?
楽しめました