夏の雨

田園風景、自然大好き。
マイペースでバードウォッチングを楽しんでいます。

ジャンゴ 繋がれざる者

2014年07月28日 00時00分48秒 | 日記


「ジャンゴ 繋がれざる者」を観ました。


2012年 アメリカ

監督 クエンティン・タランティーノ

出演 ジェイミー・ホックス
   クリストフ・ワルツ
   レオナルド・ディカプリオ
   ケリー・ワシントン

南北戦争前のアメリカ。
奴隷のジャンゴは、元歯医者の賞金稼ぎと出会い、自由の身となった。元歯医者の相棒となり、賞金稼ぎをしながら連れ去られた奴隷である元妻を助け出そうとする。

奴隷制度下の黒人の扱いは本当に酷かった。家畜以下です。奴隷市場で普通に売り買いされ、戦わせてお金をかけたり(負けたら殺されます。相手に殺させるんです。)勝っても引退なんてないし死ぬまで・・・。
この他、黒人の人の扱いはイヤーなシーンは多々ありました。
それにしてもジェイミー・フォックスは、好演でした。クリストフ・ワルツも。
レオナルド・ディカプリオも強烈なキャラクターを好演していました。

監督も最後の方に出ていたんですね。

最後は、スカッとするような終わり方。

久々に印象に残る映画でした。

崎陽軒のシュウマイ

2014年07月27日 10時03分41秒 | 日記
先日、羽田の売店で買ってきたものです(特製シュウマイは売ってませんでした。)

これを買うと思い出します。小さい頃に父がたまに買ってきてくれたので。
少し大きい駅とかデパートだと売ってましたね。

父が亡くなってから父の出てくる夢は、父の具合の悪い姿ばかりだったのですが、今年の初めに良い夢を見てから、そういう嫌な夢を見なくなりました。時間がそうさせてくれたのだなって思います。

実家では、旧暦のお盆なので、先々週に急いで部屋や仏壇周辺の掃除をしたようです
ご苦労様でした。

私は今度いつ行けるかな~。そんなに遠くない気はするけど・・・。



連日の猛暑で、昨夜は、川の方に行ってみたら、強めの生暖かい風が吹いてきたので、雨が降りそうだと思ったら、夜中から久しぶりの強い雨が降りました。少し気温が下がるし、庭も少し潤って良いです。








黒いスーツを着た男

2014年07月26日 10時35分43秒 | 日記

「黒いスーツを着た男」を観ました

2012年  フランス・モルドバ合作

監督 カトリーヌ・コルシニ
出演 ラファエル・ペルソナ
    クロチルド・エム
    アルタ・ドブロシ
    レダ・カティブ



自分の勤める会社の社長令嬢との結婚を10日後に控え、仲間と羽目を外して楽しんだ夜にひき逃げをしてしまうアル。
一社員からの逆玉婚目前、仲間の助言もあり、逃げ切る気でいたが、事故を近くのアパートから目撃していた女性(ジュリエット)がいた。
ジュリエットは被害者の事が気になり、入院している病院にお見舞いに行き被害者の妻と知り合う。
アルも被害者の様態が気になっていて、病院にこっそり見に行くが姿をジュリエットに見られ、ジュリエットはアルの会社を突き止め会いに行く。
警察に行くように促すわけでもなく、恐喝するわけでもなく、「被害者の妻に謝まって」と。

その後、ジュリエットは、アルから、被害者の妻へお金を預かり、被害者の死後それを渡す。
被害者は、不法滞在者で、妻は自分の国では臓器は売れると、夫の臓器を提供したらいくらになるのか医者に食ってかかる。
ジュリエットから受け取ったお金はすぐに使い果たし・・・。

ジュリエットは、自らが進んで被害者と加害者の間に入ったのではなく、夫を亡くし、立場の弱い不法滞在者に同情しているのは理解できるが、加害者とも接触している難しい立場。
どんな風に立ち回るのだろうと期待してしまったけど、なぜか短期間でアルと男女関係になってしまう(恋人もいるし、しかも妊娠もしている)ここで?この場面で?なぜ?という感じ。
アルは、最後まで警察にはいかないし、被害者側が、アルの立場に目をつけてお金を無尽蔵に引き出そうとするわけでもなかった。
会社のお金に不正があった事などがばれて、義父から、「お前を信じて任せたのに・・・。母親が掃除婦だったことを忘れるな。」という意味の事を言われて、結婚をあきらめる決心がついただろうし、もっと大きなことを気付かされたという事だろうか。

ラファエルはアランドロンの再来とも言われているし、上目使いはジェームスディーンみたいだと思いましたけどね次の作品に期待するとしましょう。

世界にひとつのプレイブック

2014年07月25日 15時42分32秒 | 日記

「世界にひとつのプレイブック」観ました。

2012年  アメリカ
監督   デビット・O・ラッセル
出演   ブラッドリー・クーパー
      ジェニファー・ローレンス
      ロバート・デニーロ
      クリス・タッカー




奥さんに浮気をされ傷つき精神のバランスを崩した男(パット)と、夫を亡くしてこちらも精神のバランスを崩した女(ティファニー)が知り合い魅かれあっていく物語。

接近禁止令の出ている元妻との復縁を糧にして生きているパット。
家の中では時々感情の起伏の激しい所がまだまだあるけれど、外見はまあ普通に見える感じ。
でもランニングの時に来ているのは、黒いゴミ袋。一見ランニングスーツなのかなと思いますけどね(笑)こういう人を実際見かけたら、気付いても誰もが黙っているのでは?
精神がアンバランスなところを分かり易く演出してますよね?

パットの両親も息子の事を思っているし、見守ってくれているが、中々思う様にはいきまん。そこに、真面目な近所の高校生が、、躁うつ病ですか?学校の宿題でインタビューさせて下さいみたいな事を言って訪ねてきたり(高校生の親も止めなさいよ。)ちょっと笑えます。(2度目は、パットのお父さんも本気で追い払ってましたけど。)


考えたら(考えなくても)深刻な問題が山積みなのにユーモアもあって。
最後はなるほど~。全くタイプじゃなかったのにね。パットのお父さんが(ロバートデニーロ)ティファニーの横顔を離れた所から見ていて、パットにティファニーのサインを見逃すな
という意味の事を言っていたところが印象的でした。
終わりは、ティファニーがしっかりとした良い娘さんに見えました。