飄(つむじ風)

純粋な理知をブログに注ぐ。

原発がどんなものか知ってほしい!!⑦

2008-05-31 10:41:55 | 平井憲夫

また、ぞろ原子力発電に傾斜を始めた企て.....。
後のことは関係ない、利権しか考えない
悪の企て、アルゴア以来の、否、温暖化キャンペーン以来の
悪の企て......。で、掲載することにした。

 Fukushima1 コメント氏は、やはり原発関係者であった。それはそれで結構である。議論こそ大切であるから、大いに発言なされる事は歓迎する。ならば、『原発に関係しているものですが....』という前置きがあるのが望ましい。それはなかった。あたかも善意(知らないと言うこと..法律用語として)を装って、来られた。
 そこから、聡く巡らすと感づく。不思議なもので、言葉は丁寧でも、言霊に険(けん)が感ぜられた。すぐに攻撃性を感得した。敢えて、引き込むことにした。即ち、直接論争をせずに、本文にちょっと反論した。ついて来られた。

 『Re:原発がどんなものか知ってほしい』については、投稿者は既読であった。
<平井憲夫氏>の文書に触れたのは、約1年前。注目したので、そのあたりを探せばすぐにヒットする。当然というか、自然というか、関連記事として当然目を通す。当たり前の行動である。真実の追究しようという意識があれば、尚のこと、抜かすはずがない。その上で、時を経て、熟慮の上転載を決断した。裁判の審理は、主尋問、反対尋問を経ないで証拠とはならない。常識である。
 しかし、敢えてそのことは言わないでおいた。そしたら、何度もお付き合い頂くことになった。またお越し頂いたら歓迎する。その方が、核心が見えてくる。

 原発関係者とおぼしきコメント氏は、後輩達の懸命の努力にあらぬ誤解のなきことを願っておられるので、一言申し上げたい。言うまでもなく、本ブログにおいて一線の従事者を誹謗中傷するものではないことは明らかである。寧ろ、共に安全を杞憂するものである。そして、そのほとんどの方は、信念に基づいて真剣に安全性を追求しておられる事を信じている。しかし、それでも尚、原発が必要か否か、本当に安全か否か、問題を含んでいないか否かを問うことは重要である。

 コメント氏こそ、
『Re:原発がどんなものか知ってほしい』の著者その人ではないかと勝手な想像をしたのだが妄想であろうか.....。 『Re:原発がどんなものか知ってほしい』について、やけに詳しい。『Re:原発がどんなものか知ってほしい』は、個人を装った、一つの裏の広報と推察していることも付記しておきたい。

【転載開始】<平井憲夫氏>

どうしようもない放射性廃棄物

 それから、原発を運転すると必ず出る核のゴミ、 毎日、出ています。低レベル放射性廃棄物、名前は 低レベルですが、中にはこのドラム缶の側に五時間 もいたら、致死量の被曝をするようなものもありま す。そんなものが全国の原発で約八〇万本以上溜ま っています。

 日本が原発を始めてから一九六九年までは、どこ の原発でも核のゴミはドラム缶に詰めて、近くの海 に捨てていました。その頃はそれが当たり前だった のです。私が茨城県の東海原発にいた時、業者はド ラム缶をトラックで運んでから、船に乗せて、千葉 の沖に捨てに行っていました。

 しかし、私が原発はちょっとおかしいぞと思った のは、このことからでした。海に捨てたドラム缶は 一年も経つと腐ってしまうのに、中の放射性のゴミ はどうなるのだろうか、魚はどうなるのだろうかと 思ったのがはじめでした。

 現在は原発のゴミは、青森の六ケ所村へ持って行 っています。全部で三百万本のドラム缶をこれから 三百年間管理すると言っていますが、一体、三百年 ももつドラム缶があるのか、廃棄物業者が三百年間 も続くのかどうか。どうなりますか。

 もう一つの高レベル廃棄物、これは使用済み核燃 料を再処理してプルトニウムを取り出した後に残っ た放射性廃棄物です。日本はイギリスとフランスの 会社に再処理を頼んでいます。去年(一九九五年) フランスから、二八本の高レベル廃棄物として返っ てきました。これはどろどろの高レベル廃棄物をガ ラスと一緒に固めて、金属容器に入れたものです。 この容器の側に二分間いると死んでしまうほどの放 射線を出すそうですが、これを一時的に青森県の六 ケ所村に置いて、三〇年から五〇年間くらい冷やし 続け、その後、どこか他の場所に持って行って、地 中深く埋める予定だといっていますが、予定地は全 く決まっていません。余所の国でも計画だけはあっ ても、実際にこの高レベル廃棄物を処分した国はあ りません。みんな困っています。

 原発自体についても、国は止めてから五年か十年 間、密閉管理してから、粉々にくだいてドラム缶に 入れて、原発の敷地内に埋めるなどとのんきなこと を言っていますが、それでも一基で数万トンくらいの 放射能まみれの廃材が出るんですよ。生活のゴミで さえ、捨てる所がないのに、一体どうしようという んでしょうか。とにかく日本中が核のゴミだらけに なる事は目に見えています。早くなんとかしないと いけないんじゃないでしょうか。それには一日も早 く、原発を止めるしかなんですよ。

 私が五年程前に、北海道で話をしていた時、「放 射能のゴミを五〇年、三百年監視続ける」と言った ら、中学生の女の子が、手を挙げて、「お聞きして いいですか。今、廃棄物を五〇年、三百年監視する といいましたが、今の大人がするんですか? そう じゃないでしょう。次の私たちの世代、また、その 次の世代がするんじゃないんですか。だけど、私た ちはいやだ」と叫ぶように言いました。この子に返 事の出来る大人はいますか。

 それに、五〇年とか三百年とかいうと、それだけ 経てばいいんだというふうに聞こえますが、そうじ ゃありません。原発が動いている限り、終わりのな い永遠の五〇年であり、三百年だということです。

住民の被曝と恐ろしい差別

 日本の原発は今までは放射能を一切出していませ んと、何十年もウソをついてきた。でもそういうウ ソがつけなくなったのです。

 原発にある高い排気塔からは、放射能が出ていま す。出ているんではなくて、出しているんですが、 二四時間放射能を出していますから、その周辺に住 んでいる人たちは、一日中、放射能をあびて被曝し ているのです。

  ある女性から手紙が来ました。二三歳です。便箋 に涙の跡がにじんでいました。「東京で就職して恋 愛し、結婚が決まって、結納も交わしました。とこ ろが突然相手から婚約を解消されてしまったのです。 相手の人は、君には何にも悪い所はない、自分も一 緒になりたいと思っている。でも、親たちから、あ なたが福井県の敦賀で十数年間育っている。原発の 周辺では白血病の子どもが生まれる確率が高いとい う。白血病の孫の顔はふびんで見たくない。だから 結婚するのはやめてくれ、といわれたからと。私が 何か悪いことしましたか」と書いてありました。こ の娘さんに何の罪がありますか。こういう話が方々 で起きています。

 この話は原発現地の話ではない、東京で起きた話 なんですよ、東京で。皆さんは、原発で働いていた 男性と自分の娘とか、この女性のように、原発の近 くで育った娘さんと自分の息子とかの結婚を心から 喜べますか。若い人も、そういう人と恋愛するかも 知れないですから、まったく人ごとではないんです。  こういう差別の話は、言えば差別になる。でも言 わなければ分からないことなんです。原発に反対し ている人も、原発は事故や故障が怖いだけではない、 こういうことが起きるから原発はいやなんだと言っ て欲しいと思います。原発は事故だけではなしに、 人の心まで壊しているのですから。

私、子ども生んでも大丈夫ですか。たとえ電気がなくなってもいいから、私は原発はいやだ。

 最後に、私自身が大変ショックを受けた話ですが、 北海道の泊原発の隣の共和町で、教職員組合主催の 講演をしていた時のお話をします。どこへ行っても、 必ずこのお話はしています。あとの話は全部忘れて くださっても結構ですが、この話だけはぜひ覚えて おいてください。

  その講演会は夜の集まりでしたが、父母と教職員 が半々くらいで、およそ三百人くらいの人が来てい ました。その中には中学生や高校生もいました。原 発は今の大人の問題ではない、私たち子どもの問題 だからと聞きに来ていたのです。

 話が一通り終わったので、私が質問はありません かというと、中学二年の女の子が泣きながら手を挙 げて、こういうことを言いました。 

 「今夜この会場に集まっている大人たちは、大ウ ソつきのええかっこしばっかりだ。私はその顔を見 に来たんだ。どんな顔をして来ているのかと。今の 大人たち、特にここにいる大人たちは農薬問題、ゴ ルフ場問題、原発問題、何かと言えば子どもたちの ためにと言って、運動するふりばかりしている。私 は泊原発のすぐ近くの共和町に住んで、二四時間被 曝している。原子力発電所の周辺、イギリスのセラ フィールドで白血病の子どもが生まれる確率が高い というのは、本を読んで知っている。私も女の子で す。年頃になったら結婚もするでしょう。私、子ど も生んでも大丈夫なんですか?」と、泣きながら三 百人の大人たちに聞いているのです。でも、誰も答 えてあげられない。

 「原発がそんなに大変なものなら、今頃でなくて、 なぜ最初に造るときに一生懸命反対してくれなかっ たのか。まして、ここに来ている大人たちは、二号 機も造らせたじゃないのか。たとえ電気がなくなっ てもいいから、私は原発はいやだ」と。ちょうど、 泊原発の二号機が試運転に入った時だったんです。

 「何で、今になってこういう集会しているのか分 からない。私が大人で子どもがいたら、命懸けで体 を張ってでも原発を止めている」と言う。

 「二基目が出来て、今までの倍私は放射能を浴び ている。でも私は北海道から逃げない」って、泣き ながら訴えました。

 私が「そういう悩みをお母さんや先生に話したこ とがあるの」と聞きましたら、「この会場には先生 やお母さんも来ている、でも、話したことはない」 と言います。「女の子同志ではいつもその話をして いる。結婚もできない、子どもも産めない」って。

 担任の先生たちも、今の生徒たちがそういう悩み を抱えていることを少しも知らなかったそうです。

 これは決して、原子力防災の八キロとか十キロの問題 ではない、五十キロ、一〇〇キロ圏でそういうことがい っぱい起きているのです。そういう悩みを今の中学 生、高校生が持っていることを絶えず知っていてほ しいのです。【転載続く】


音を全方向に響かせる有機ガラス管スピーカー!!

2008-05-31 08:22:46 | ニュース

別に音を一極だけに伝える集中スピーカーというものがあったが、
今回はその逆だ......。
いろいろ出来るものだ。
人間は、考えられることは、
結局、実現してしまう!! そういう存在なんだな!....。

【転載開始】2008年05月29日 20時44分00秒 ギガジンより

音を全方向に響かせるソニー製の有機ガラス管スピーカー「Sountina」速攻レビュー

先日ソニーから発表された、1本の有機ガラス管で音を360度に広げる100万円のスピーカー「Sountina」ですが、その実物を早速、大阪ソニースタイルストアへ見に行って、一体どれほどのものなのか体験してきました。

実際に音を出している様子のムービーなどは以下から。

スピーカーシステム“Sountina” NSA-PF1 | AV/Hi-Fiオーディオ | ソニー

大阪ソニースタイルストアに到着

あった。既にじっくりと聴いている人がいる。

全体はこんな感じ

発売前先行展示

結構しっかりとした作りになってます

2008年6月20日発売、税抜きで100万円。ソニースタイルストアの人に話を聞いてみたところ、既に購入の意志を示す人が来訪したとのこと。既に確かな手応えがあるらしい。

このLED部分はリモコンで好みの色にすることが可能。赤(アンバー)、青(ブルー)、さらに両方を同時点灯させた紫(パープル)が選べます。

イルミネーションはこんな感じ
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上の方に光が当たるとこうなる

音がまっすぐ360度に進むため、フロアの端っこまでちゃんと音が聞こえます。ソニースタイルストアの人によると、これが来てからソニースタイルストア全 体のBGMをオフにしているとのこと。というのも、この有機ガラス管スピーカー「Sountina」の音がBGM代わりになるため。

この4つの銀色の柱はただの飾りではなく、実際に振動して音を鳴らす部品の一部です。

この黒い部分は360度どこからでもリモコンを受信するための受光部。

このワイヤー状になっているものがトゥイーター、振動することによって周囲にある有機ガラス管から音が出るという仕組み。

ガラス管はミッドレンジの共鳴管としても機能します。



本革製のスリーブを取り外すとメタリックシルバーに。スリーブを付けていても音に影響はないとのこと。

いい感じです、どこまで離れても音がまっすぐ聞こえる。


下から上までじっくり観察
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大体こんな感じです
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【転載終了】