最近、量子流行りであるが・・・
過日、量子コンピューターは視野の裡にある・・・?!
電子コンピューターが時代物になる時を迎えている。
何事も、
量子単位に眺めれば、
宇宙の存在は同じという見方も出来る・・・?!
さて、量子って一体なんだ?
という声が聞こえてきそうである。
(1)量子ってなあに?
量子とは、粒子と波の性質をあわせ持った、とても小さな物質やエネルギーの単位のことです。物質を形作っている原子そのものや、原子を形作っ ているさらに小さな電子・中性子・陽子といったものが代表選手です。光を粒子としてみたときの「光子」も量子です。その他にも、ニュートリノやクォーク、 ミュオンなどといった素粒子も量子です。
このような極めて小さな世界では、私たちの身の回りにある物理法則(ニュートン力学や電磁気学)は通用せず、「量子力学」というとても不思議な法則に従っています。
とまあ、これは文科省の模範解答である。
要するに、
物質と非物質(エネルギー)の境目にある最小単位と考えることが出来る。
これが注目されるのは、
その挙動が、
極めて俊敏であること、
また、
これまでの物質論だけでは説明出来ない摩訶不思議な挙動が、
発見されていることに依る。
それらについて、
全てを書けば、「似非科学」という誹りを受ける場合もあるから、
用心が必要である。
用心が必要でも、
事実は事実、現象があるから否定できないのである。
問題は、どう説明するかが求められる。
量子力学では、
未だ統一理論がないのが現状である。
それはそうである。
今の科学は、物質科学であって、
一つの側面からしか眺めないからである。
虚数の⒤は、数学の世界であって、
現実世界では理解できないのと同じであって、
非物質の世界については、本当のところ理解できていないのである。
量子コンピューターとは何か?
今は、電子コンピューターの世界であるが、
電子も量子の一つであるので量子コンピューターではないのか?
という声が聞こえてきそうであるが、
量子力学に基づいた処理方式をと言う意味であろう。
只、
スピードがめちゃくちゃ速い。
要するに、「量子ゲート」という量子力学でいう重ね合わせの用いて、
並列処理するコンピューターのことである。
今のコンピューターのスピードと比べるとその差は格段で、
数千年の計算を数十秒で行うことが出来ると言われる。
とにかく、
量子については、
詳しく分かったと言える状態ではない。
敢えて、批判を怖れずに書くとしたら、
現実の虚数⒤の世界との狭間の存在で、
想像するだに難しい話なのである。
ある時は物質として、
ある時はエネルギーの存在として、
立ち回るので、
実体が掴めていないのだ。
ニュートリノが質量があるという事でノーベル賞を得た、
というのが去年の話だ。
しかしながら、
世界は確かに量子飛躍(quantum leap or quantum jump)の時代にある。
その事は留意する必要がある。
量子の立ち居振る舞いのように、
ある時、
劇的に状況が一変する時が近づいて居る・・・。
【転載開始】
「国際的な研究チームが実験を行い、グラフェンと超伝導素材の高品質コンタクトの製造が可能であることを証明し、量子コンピューター等の新型電子機器の創設に一歩近づいた。この目標はなお遠いが、既にアンドレーエフ鏡面反射という興味深い基本的効果が確認されている」。
実験は、プリンストン大学と日本の物質・材料研究機構の科学者の支援を受けて、ニューヨークのコロンビア大学で行われた。国立科学技術大学「MISiS」「量子問題における集団現象」プロジェクト代表、ルール大学(ドイツ)教授のコンスタンチン・エフェトフ氏も参加した。同氏によれば、グラフェンと超伝導素材のコンタクトは数年前から製造できていたが、「極めて清浄なグラフェン・システムを必要とする」ため、アンド レーエフ鏡面反射を確認することは容易ではなかった。この現象の観測を証明するには実験結果を理論と照合することが不可欠だった。氏は複雑な計算を行い、 実験結果を理論的に裏付けたという。
今回はじめて確認された効果は深い基礎的性質を持っており、「ナノ物理」の最も興味深い効果に対する理解を促進する、と国立科学技術大学「MISiS」。