宇ち中
宇ち多゛中毒のページ




2007/03/14
この日の前日、おっとこまえHさんにメールを入れて水曜に新橋で一緒に軽くどうですかとお誘いするとオッケーの返事。Hさんとはいつも楽しいお酒で、軽くのつもりが何軒も行ってしまうパターンが多く、お互い翌日は反省モード。あくまでも「軽く」を強調します。そして当日、この日のお店は魚金の立ち飲みにしましょうと決定。烏森口近くで待ち合わせてお店へ向かうと、狭い店内はお客さんでぎっしりでした。



ちょっとムリですねということでしばらく路頭に迷います。いっそ立石に行っちゃいましょうか、なんて案も浮上し、一度は浅草線の改札まで降りますが、結局ボクが未訪の浜松町秋田屋に行きましょうか、ということに。地上に上がる途中、Hさんから「そういえば呑んだフルさんから、イタリアンな立ち飲みがオススメと聞きました」と。お、それもいいですねえとすぐに目標を変更。立ち飲みの「へそ」の横を抜けて、レンガ通りから外堀通りに出たところに目指すお店「Olio」があります。



ぱちりとお店の外観を撮っていると、ご夫婦と思しきお二人さんが入っていきます。続いて我々も入店、先程のお二人のほかにカウンターに女性二人客、そして我々はそのうしろのテーブル席に入れました。出足の遅いお店のようで他にお客さんはあと一組だけ。20人ほどで満席になってしまうくらいの小さいお店です。立ち飲みだと思って入ったら、イスがちゃんとありました。座り位置の高いイスなので、外から見ると立っているように見えるのですね。飲み物は、まずはビールですね。モレッティおじさんのビールもありますがちょっとお値段高め。生ビール(一番搾り、390円)をいただきます。



量は少なめですが、なぜかとっても濃い味でアルコールが強い感じがしました。Hさんとも意見が一致。寒い中少し歩いた後だからでしょうか。そして食べ物を何にしようか迷います。Hさんはタコのマリネ、そしてボクはまわりのお客さんのところにある落花生が気になりますがメニューにありません。裏メニューですかね、なんて話をしながら店員さんに聞いてみると、お通しとのこと。ありゃりゃ、失礼しました。ではボクはピクルスをチョイスすることにしました。



落花生。殻入れがリサイクルの紙で作られているところが好感持てますね。



そして頼んだおかずもやってきます。タコとセロリのマリネとピクルス(各350円)。タコはレアな感じで食べ応えもなかなかで美味しいですね。もともとこのお店、渋谷のイタリアン「Delphini」の系列のようで、料理は本格的。そしてワインの揃いもなかなかなもののようです。ビールも飲み干し、ワインどれにしましょうかということで、Hさんは「ゾーニンキャンティ・トラディショーネ」(650円)、ボクは「トルマレスカ・ロッソ」(750円)を。二人ともイタリアワインの赤です。



Hさんの頼んだほうも少しいただきます。飲みやすい赤ワインですが、ちゃんと重みがあるというか。ボクの頼んだトルマレスカは渋みが少し強くて思い感じ。ボクの好きなタイプですね。カウンターの上の棚には、ワインがいくつかならんでました。



大きなボトルもあります。店員さんが大きなボトルの説明をしてくれたのですが、何という名前かは失念してしまいました。ちなみに、マグナムとは言ってませんでした。そしてワインをお代わり。ボクはもう一杯、トルマレスカをいただきます。



どうもメニューにあるこの「トルマレスカ」の文字を見ると「泊まれますか」に読めちゃって、頭の中はずっと「泊まれますか」がぐるぐる回ってしまい、注文の時に言い間違えそうになりましたが、なんとかちゃんと注文できました。Hさんはキャンティのもう一種類あったほう。同じ赤ワインですが、こちらのほうが重みと深みがあるような感じでした。



結局、こちらには1時間半近くの滞在。ビール一杯とワイン二杯でごちそうさまです。お会計は二人で4,600円ほどでした。



お店を出る頃にはほぼ満席状態。途中、入れずに諦めて帰っちゃったお客さんもいたほどの人気店のようです。美味しいワインを二杯いただいて上機嫌。さあ、次に行きましょうとHさんと二人、元気よく次のお店へ向かったのでした。
(つづく)

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2007/03/10
2週間前から始めた週末ウォーキング。先々週が荻窪まで、先週は大井町まで。そしてこの日もどこへ歩こうかと考えますが、ふと思い出したのが数日前に丁稚さんが記事で書かれていた平井の松ちゃん。230円の炭酸外出しハイボールに心惹かれていたのでした。ゴールを平井に設定すると、立石からは約6km。そして押上から立石までも約6km。それではまずは押上までまいりますかということで、半蔵門線の東の終点に降り立ったのは12:40頃でした。京成電車の北側、曳舟川通りをてくてくと歩き始めます。この通りはいわゆるチューハイ街道と呼ばれ、界隈に名酒場が多いエリア。昨年は丸好から歩き始めて岩金、そしてスミダと行脚したのは夜中だったので、通りの景色は見られませんでしたが、この日は天気のいい昼過ぎ。車通りが多いですが、楽しく歩けます。そしてしばらく行ったところに岩金酒場を発見。



前回、夜訪れた時には全く気づきませんでしたが、東側の側面からびっしりと蔦が伸びて、建物の上部を覆ってます。これもなかなか雰囲気がありますね。写真をぱちりと撮って、さらに東へてくてく。荒川にかかる大きな橋を渡ります。



下流側に並行して架かる京成電車の橋。いつもは電車で渡っている隅田川を歩いて渡ります。川を渡ると四つ木ですね。水戸街道から斜めにまいろーど四つ木商店街へ入り、四つ木ゑびすのお店の裏へ出てきました。



来た道を振り返るとこんな感じ。セブンイレブンを背にして右側が歩いてきた道でゑびすの裏側。そして左側が四ツ木駅へ向かうメイン通りです。ゑびすの建物は台形の土地に建っているんですねえ。そしてさらにてくてく。平和橋通りを越えると立石エリアに入ってきたという感じがします。



本田公園の裏につながる小径の脇を通過し、立石駅到着はちょうど13:30頃。給水ポイントの宇ち多゛へ向かうべく、立石仲見世商店街の入り口を入ると大変なことになってます。



大行列にビックリ。最後尾が隣のうどん屋さんを越えちゃってます。いやはや、これ以上はならべませんねえと栄寿司側の入り口にまわってみるとこちらにはお一人だけ。それでは申し訳ないですが裏側にならばせていただきますかということで、ミツワの脇にある公衆トイレで顔を洗ったりしてからお店へ戻るとさらに2人お客さんがいらっしゃって4番目になりました。ガラス越しに見る宇ち多゛の店内はまさに大盛況。スタッフのみなさんが大わらわで働いていらっしゃる中、お客さん達が美味しそうにおかずを食べ、お酒を飲んでます。土曜日のこの時間、平日とは明らかにお客さんが違ってこれもまた興味深いですね。

ちなみに表と裏、両方ならべますが列の長さによってお店へ入れる順番を調整して、どちらにならんでも待ち時間は同じくらいになるようになってます。このあたりにも宇ち多゛のオペレーションの素晴らしさを感じてしまいます。待っている間もお店の中の様子をみつつ、残ったおかずを確認して何をいただこうかなあなどと考えながら楽しく過ごせますね。そして待つこと40分ほど。そうさん管轄の奥の席に座らせていただきました。まずは小瓶をいただきます。



そしておかずはガツとアブラ一本ずつお酢をチョイス。相席させていただいた3人さんは、会話を聞いているとどうやらお一人、女性の方がアブラたれを食べられないようで、ボクのもらった生のアブラを見てびっくりされてます。アブラ生のほうがさっぱりあっさりとしているんですよなんて話をしながら串から外して七味をふりかけていただきます。歩いてきた分、アブラが美味しい。小瓶一本もあっという間に飲み干してしまい、梅に移行します。



そうさんのデフォルト甘めの梅割り。歩いて少し疲れている体に、甘めの梅はちょうどぴったりです。梅割りの香りが体に染み渡る感じですね。ゆっくりちびちびといただくことにします。そして、梅割りをいただいてタレ焼きを食べたくなってきました。レバタレを若焼きでいただきます。



さっと炙っただけの感じ、ほとんどレバ生な状態の若焼きです。とろん、ぷるんとこれまた旨い。タレの味も絶品です。こりゃ仕上げはシロたれよく焼きですねとばかりに注文します。



いい感じのよく焼きで、焦げの部分も旨いです。先程の3人さんも入れ替わって別のお客さんに。シロたれもあっというまにぺろりと平らげ、さっくりとごちそうさまをします。小瓶の後梅一つで大満足。そうさんに「あれ、もう帰っちゃうの?」なんて突っ込まれながらお会計をしてお店を出ます。表に回ってみると、行列はすこし収まっているようでした。



その後、宇ち入り倶楽部掲示板によるとこの日は開店前ももの凄い行列だった様子。去年の1月に新聞に載った時ももの凄い行列が出来ましたが、今回は何かどこかに掲載されたという情報はなく。。。

そして奥戸街道へ戻りウォーキング再開です。かわばたコミュニティ通りを歩き平和橋通りを渡って南下。善ちゃんのお店跡にやってきてみました。



遠くから見えた、白くて立派なせり出し屋根は取り外されて、なんとも寂しい様子。善ちゃんが閉まったことを実感してしまいました。気を取り直して南へ進みます。中川縁に出て、川沿いにさらに歩きます。



上平井橋から見た首都高。近くから見ると圧倒的に大きいですね。このあたりから中川と荒川が並行して流れ、堤防を川沿いに下り蔵前橋通りに出たところで中川、そして荒川を渡ります。通りから一つ総武線寄りに中の通りに入ったところに珍しい看板を発見。



何でも揃う皆様のお店、といううたい文句も魅力的ですが、電話番号の市内局番が二桁です。Wikipediaで調べると、東京の市内局番が全て3桁化されたのが1960年。ということは47年以上も前のものということですね。そして平井駅を渡り、松ちゃんのある南側の飲屋街に到着したのは15:45頃でした。



この先の松ちゃんに行って見るも、やはりお店は開いてません。ちょっと早すぎたようです。そして、一つしか呑んでいないにしろ梅割り後のウォーキングは疲れました。界隈を散策して松ちゃんの開店17時まで待つ気力は既に残って無くて、この日の呑みは終了。大混雑の宇ち入りを間に挟んで合計約2時間の土曜ウォーキングでした。

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2007/03/09
この日は野暮用があって、夕方から用事が。出番になったらケータイにメールをもらうという何とも宙ぶらりんな状態の中、半休もらって会社を14時頃出ます。この日の数日前にふじもとさんの日記で、立ち飲みの「へそ」のタイムサービスのことをみて寄ってみますが、いかんせん時刻は14時過ぎ。やってません。このあたりの裏道をぐるぐる歩いてみると、先程の「へそ」から離れたところにもう一つ「へそ」を発見します。



細長いお店。ずいぶん前に通った時は別の名前の立ち飲みだったような記憶がありますが、見た感じ暖簾も出てるし中程には「営業中」の札が。おっと、これはタイムサービスやってるかと思い少し開いた入り口から店内を覗いて「やってますか」と聞くと「すみません、四時からです」と言われます。そうですよね・・・とすごすとと退散してさらに桜田公園近くの裏道を徘徊します。



立呑屋新橋店。営業中です。14時開店のようですね。縄のれんの間からちょっと見てみると、お客さんが一人だけ立ち飲んでいらっしゃいます。ちょっとだけ入りづらい雰囲気があってパスします。



なんどき屋。24時間営業のお店。ちょっと割高感があってこちらもパスです。そしてさらにガード下あたりを徘徊して汐留国道15号沿いまで出たところで地下に入ります。新橋駅前ビルの1号館からまずはぐるりと徘徊し、それから2号館へ。実はこの日のイメージとしては、昼のこひなたに一度行ってみたいということがそもそもあったのでした。こひなたのメインカウンターには6名ほどの先客がいらっしゃいます。14:40頃なのにこのにぎわい。すごいですね。



そして、たまたまたまっていた小銭入れからコインをすうまい出してお皿に入れ、まずは生ビール(370円)をいただきます。



この時間帯は優しそうなおかあさんが一人、お店を仕切ってます。一度、旦那さんにもお会いしてみたいと思っているのですが、もう少し早い時間帯なのでしょうか。生ビールをいただいて、おかずには煮こごりを頼んでみます。おかあさん、「あら、煮こごりあったかしら」と冷蔵庫の中を探すとあったあったとお皿に移してくれました。



あまり透き通って無くて見た目はイマイチですが、味はバッチリ煮こごりです。マグロがウリのこひなた。煮こごりもマグロが使われているようです。そして200円でこのボリュームはなかなかいいですね。お昼ご飯をしっかり食べていることもあり、おかずはこれで十分です。生ビールも空いてしまい、レモンハイ(250円)をいただくことにします。



レモンハイも濃いめのレモンで美味しいです。煮こごりをつつきつつ、一番右端のカウンターでまわりのお客さんの会話を聞きながら、まったりとグラスを傾けます。右の壁には、恐らく常連さんが書かれたであろう絵が飾られてました。



なんだか心が和む絵です。そんなこんなで約20分ちょっと。ちょうど出番が来たというメールが入りました。レモンハイを空けてごちそうさまをします。



「ありがとうございました。また来てくださいね。」と温かく声をかけてくれるおかあさん。2杯でとっても気持ちが良くなって、野暮用に向かったのでした。

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2007/03/07
水曜日。仕事で心身共に疲れ果ててしまい、呑みに行く元気もない感じの夕方。残業なしで順調に18時に会社を出て何にも考えずに歩いていたら、気づいたら立石号に乗っちゃってたという感じで立石に入ります。宇ち多゛の前には結構な行列が。



10分ほど待ったでしょうか。まずは鍋前の左隅に座らせていただき、そうさんから梅をいただきます。疲れている時は、そうさんの甘めが美味しいんだよなと思いつつありがたくすすります。



そして煮込みもいただきパチリ。そうしているとあんちゃんが肩をたたいてくれてそっと「次は辛めにするからね」と。いやあ、ありがたいお言葉。ウレシイですねえ。その言葉だけで元気になれます。煮込みもよく煮込まれていて激うまです。そして焼き物は、ハツ素焼き若焼きお酢をいただくことにしました。



先日ハツの塩焼きをいただいて、焼いたハツの旨さを再認識したばかり。素焼きお酢も王道ですね。しかもこの日のハツは特に大ぶりで立派。絶品でした。あんちゃんから、あっちのほうがゆったり座れるよとお気遣いいただき二の字のほうへ席を移り、あんちゃんから二つ目の梅をいただきます。



さっきのお言葉通り、ちょろっ、ちょろっと数滴落としてくれます。この輝き、たまりませんねえ。一口すすると先程の甘めとは全く違う味。ダイレクトなアルコールが体中に走り回る感じがします。ハツを平らげ、焼き物はシロ塩を追加。



ちょっと辛塩気味でしたが、美味しいです。シロの塩も久しぶりですが、やっぱり美味しいですね。そして塩で頼んだのは実はあるたくらみが。



煮込みの残り汁を、シロ塩でかき集めて食べるとシロみそのように。一粒で二度美味しい、と思いつつ綺麗に煮込みも平らげます。二つ目の梅も空いてしまい、三つ目をぶどうでいただきました。



これも辛めに注いでくれたあんちゃん。焼酎たっぷりでウレシイですね。ただでさえ梅より甘さ控えめのぶどう。ドライな感じで最高に美味しいです。そして焼き物をさらに追加、アブラたれをいただきます。



アブラたれが焼き上がった頃に、えいめんさんが入店されました。宇ち多゛公認HP、宇ち入り倶楽部掲示板によく登場されるえいめんさん。駅からの帰り道に宇ち多゛があるというウラヤマシイ方です。ちょうど空いていたボクの左隣に呼び入れてしまいました。そしてアブラたれも絶品です。先週牛さんとご一緒しましたよなどと、お話をしながらぶどうもすすみ、珍しく四つ目をいただくことにしちゃいました。



最近はお仕事がお忙しいとのことで、なかなか寄れないと嘆くえいめんさん。この日もさっくりと2皿2杯、いわゆる二の二の六八でさっくりと締められます。ボクはこの日、その倍の四の四の一三六。梅二つぶどう二つで大満足。ちょうどタイミング良くえいめんさんと同じ時間にごちそうさまです。



すっかりお片づけモードの店内。遅くまでお邪魔しちゃってすみませんとお店を出たのが20時ちょうど。奥戸街道のほうへ歩かれるえいめんさんと別れます。大満足の宇ち入りですっかり疲れも吹っ飛び、上機嫌で立石駅に向かったのでした。

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2007/03/05
年初の誓いで休肝日に決めている月曜と火曜。ところが2月12日、2月20日と誓いを破ってしまい、なんとかその翌週は辛うじて2連ちゃん休肝日を確保。その翌週となるこの日、月曜日で残業を終えたのが22時過ぎ。閉じかけたエレベータに急いで乗ったら乗っていたのはS先輩。何だか飲みたい気分とおっしゃいます。そういわれちゃうとボクの弱い心はあっさりと年初の誓いをあっちにおいてしまったりして、行きましょうということに。

この日は夕方から降り始めた雨が強風とともに嵐のような状態に。天気予報などでも警戒を呼びかけていたのですが、22時過ぎには風はまだ強いけど雨はちょうど止んだ感じ。久しぶりに竜馬に行きたい気分のボクは、是非竜馬に行ってみましょうと持ちかけます。てくてく歩いて竜馬に着いたのは22:15頃。店内は半分ほどの入り。こんなに空いている竜馬は初めてというくらいに空いてました。やっぱり荒天を避けてみなさん早めに帰宅されたのですね。我々にとっては超ラッキー。カウンターの真ん中あたりにゆったりと立ち、サクラコさんにS先輩は生ビール、ボクはホッピー氷抜きでお願いしました。ごめんなさい、黒終わっちゃって白しかないんですとおっしゃるサクラコさん。いやいや、全然白でいいですよとお願いします。



ギンギンのジョッキに焼酎は半分近くまで。こりゃウレシイですね。



そしてホッピーを中2外1の配分にすべく、ホッピーの瓶の半分だけ注ぎます。お疲れさまでしたと乾杯。いやあ、濃厚。そしてレモンスライスがホッピーをさらにいい風味にしてくれますね。



それにしても、普段はダークダックスでもはじき出されるほどぎゅうぎゅうに混雑する竜馬。こんなにゆったりと呑めるなんて素晴らしいですね。店内には焼酎一升瓶がずらり。おかずには、セロリの漬物をいただきました。



セロリをつつきながらきびきびと働くサクラコさんを眺めていたら、ふと注いでいる焼酎のペットボトルを見ると25度の文字が。以前、こちらの焼酎は20度と書いた記憶がありますが、間違ってました。とすると20度と思っていたこのホッピー、さらに効く訳ですね。S先輩、おかずをもう一つ頼もうということで3つ挙げていただいた候補からタコの唐揚げを選択します。



カレー風味でもちろん揚げたて。美味しいです。こういう揚げ物や焼き物も美味しくて安いのが竜馬の素晴らしいところ。人気店たる所以ですね。おかわりした二杯目のホッピーも空けてしまい、もう一杯いっちゃいますかということでボクはシークアーサー割りを焼酎濃いめでいただきました。



渋すぎずいい味のシークアーサー割り。濃いめの焼酎で美味しいです。S先輩と他愛のない話でいろいろ盛り上がり、結局ごちそうさまをしたのは23:40頃。結局、この日は強引に誘ったからとS先輩にすっかりごちそうになってしまいました。S先輩、ありがとうございました。



お店を出た頃にはすっかり雨も上がり、風も弱くなってきました。SL広場を通り、JRで帰られるS先輩を見送って、銀座線に乗り込んだのでした。

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2007/03/03
(続き)
洋子ちゃんを出たのがちょうど17時。再び歩き始め、新幹線の高架をくぐり、横須賀線沿いを歩いて品川区役所の横を通過し大井町に着いたのが17:15頃。



ネオンがぽつぽつと付き始め、さあこれからという東小路。そんな東小路を通り抜け、向かったのはいつもの肉のまえかわです。



この日は揚げ物は串カツのみ。時間が遅いとコロッケなどはなくなっちゃうんですね。酎ハイレモン(220円)とささみの刺身(250円)をもらい、通りに面した焼き台前で始めます。店内はこの日もご近所の常連さん達が和気あいあいと語らいながら楽しいムード。ボクは焼き台の焼き物を眺めながら、ゆったりと飲みます。



右隣にはどこかで既に呑んできたと思われる二人組のお兄さんたちが、上機嫌で右隣のおとうさんと語らってます。そして、さらに一人客のお兄さんが左隣に立ちました。ちょっとイヤな距離感の上に、なんとタバコを吸い始め、しかも悪いことにボクが風下の位置。残りのささみを急いでやっつけて退散します。



煙から逃げた格好でしたが、まえかわの濃厚焼酎が後になって効いてきて、結果的に一杯でやめておいて良かったと思いつつ、大井町線に乗って帰宅したのでした。
(おわり)

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2007/03/03
一週間前の土曜日は荻窪までの2時間ウォーキング。そしてこの日は、ゴールを大井町に設定して歩くことにします。Google Mapsで経路を確認し、さらに近隣の場所をキーワード「酒場」で検索したところ一番に出てきたのが「大衆酒場洋子ちゃん」。なんだか田舎のスナックのような名前ですが、でもちゃんと「大衆酒場」の冠があるじゃないですか。どんなお店か非常に気になってしまい、地図をプリントアウトして家を出ます。

駒沢通りから学芸大学の商店街を歩くと、学大に住む職場の先輩Uさんからの情報で知った富士宮焼そばのお店を発見。さらに目黒通りを渡って南下していくと、職場の同僚Tくんから「こんなお店がありました」と報告いただいたお店「源氏」を発見します。



こちらは夜しかやってないそうで、いつも歩道にテーブルが出るほどの盛況ぶりとのこと。気になるお店です。さらに進むと、武蔵小山パルム商店街に。



こちらも大勢の人で賑わってます。自分のペースでは歩けないほど。でも元気のある商店街を歩くのは楽しいですね。どんどん商店街を歩いていくと、商店街の南側の入り口に以前黒ブタさんが書かれていた焼き鳥の立ち飲みが出来るお店、鳥勇を発見。



このお店、駅近くの入り口にもあって2店舗が商店街の両入り口にあるそうです。黒ブタさんはたぶん駅側のお店かと。こちらでは立ち飲んでいらっしゃる方は見られず、ちょっと迷いましたがこの先もあることだしと飲まずに素通りすることに。さらに進んで中原街道を渡って始まる戸越銀座に突入します。



こちらも駅を中心に大勢の人で賑わってますね。駅を越えてしばらく進むと、こちらにも飲める焼鳥屋さんを発見。



焼き鳥エビスというお店だそうです。奥の方でおとうさんが一人、まったりと静かに飲んでいらっしゃいました。でもここまで来たら目指すお店、洋子ちゃんはすぐそばです。さらにてくてくと歩いていったところ、商店が少なくなってきたところにありました。



うーん、何とも怪しい佇まい(失礼)。しかも入り口には営業中の文字が。一度この写真を撮って、少し近辺をぐるりと一回りしてもう一度お店の前へ。この時、時刻は16時前。まさかやっていないだろうと思っていたこともあり、万が一やっていたら入ろうと決めていたのですが、本当にやっているとは。意を決して縄のれんをくぐります。

引き戸を開けるとお店にはカウンターに先客一名。もの凄くビックリした様子で、どうぞどうぞとカウンターにおいてあった新聞を片づけてくれました。そしてカウンターの中にいる店主に、「マスター、お客さんだよ」と知らせてくれます。マスターはとても優しい感じのおとうさん。ようこそ、いらっしゃいと温かく迎えてくれました。4席しかないカウンターを二席空けて、端っこに座ります。メニューをいろいろと眺めて、瓶ビールは中瓶で500円を確認。そして生レモンサワー(350円)を注文します。生レモンサワーを作ってもらっている間におかずを迷いますが、だいたいどれも300円のメニューの中から牛すじ煮込み(300円)をいただくことにしました。



煮込みは、大根やにんじん、ゴボウも入った具だくさんなもの。生レモンサワーは、生のレモンをぎゅっと絞ってくれて、種もちゃんと入ってます。しばらくマスターとお客さんの会話を聞きながらグラスを傾けますが、しばらくするとお客さんが「しかしこの時間に客が来るなんてビックリしちゃったよー」と話しかけてくれました。どうやらこのお客さん、毎週土日は決まって早い時は14時くらいから飲んでいらっしゃるとのこと。マスターも、このお客さんのために早い時間から開けているとおっしゃってました。

生レモンサワーも空いて、おかわりは生グレープサワー(380円)をいただくことにします。



大きな生グレープフルーツを半分にざっくりと切って、ぎゅぎゅっと絞って作ってくれます。マドラーをつけてくれるのは、かき混ぜながら飲んでねということですね。ありがたいです。そして次第に話題にも花が咲き、ウォーキングの話やらバブルの頃の話やら。そうこうしていると競馬を映していたTVをマスターがチャンネルかえてサッカーに。するとお客さんが「生まれが静岡でね」と。あらら、同郷ですねということで話が盛り上がりかけたときに、生グレが空いてしまいます。



もう一杯行くか少し迷いますが、この先、大井町までも少し歩くのでこれ以上は控えることに。前回の失敗もあるので、少しは学習したようです。お店を出る直前に、マスターの奥さんがお店にやってきました。二人で営んでいるこのお店、恐らく奥様の名前が洋子さんかと思うのですが、結局確認せず。ちょうど1時間ほどの滞在でごちそうさまをしました。お会計は1,030円。またウォーキングの時には寄ってね、とお店の外まで見送ってくれるマスターに頭を下げて、大井町に向けて再び歩き始めたのでした。
(つづく)

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2007/03/02
(続き)
宇ち多゛を出て牛さんと二人、次にどこ行きましょうかと愛知屋さんの前でしばし思案します。久しぶりに大林に行きたいと思ったのですが既に閉店状態。そしてまず向かったのは秀です。



縄のれんをくぐり、あめくみちこ似のおかみさんに確認すると満席でごめんなさいとのこと。ありゃりゃ。向かいの江戸っ子も待ち人ありでだめ。それではと、昨年末に出来たという仲見世商店街真ん中あたりにある立ち飲みやさんに行ってみましょうとてくてく歩きますが、開いてません。(後日通ったら、跡形もなくなってました。)

おでん屋さんの二毛作もやってなくて、それでは100円ショップにしましょうか、ということで来た道を引き返します。



串揚げ100円ショップは雪のオフ会以来の超ご無沙汰、3回目です。まずは酎ハイ(250円)をいただき、お任せ5本セットをお願いします。店員さん、ガッテンだーと元気のいい受け答え。牛さんとも顔なじみらしく、楽しく会話をされてます。しばらくキャベツをつまみつつ酎ハイをぐびぐび。ドライでプレーンなチューハイです。そして元気よく串揚げが揚がってまいりました。



こちらはお好みでお願いすると2本1セットで注文せねばならないのですが、6本セットは6種類1本ずつ食べられて600円。しかもあれこれ悩む必要が無くていいですね。串揚げをいただきながら、いろんな話で盛り上がります。ホントはこの日、ぶらりと善ちゃん跡を見に行こうかと思ってたんですよというと、今は何にもなくて、取り壊しの計画もあるとのこと。なるほど。後を引き継がれる方というのは、場所を変えての営業なのかもしれません。



酎ハイをもう一杯いきますか、ということでおかわりをします。酒場の話で楽しく盛り上がっていると、時間が経つのを忘れてしまいますね。酎ハイ2杯、串6本で滞在はちょうど1時間ほど。1,100円ずつでごちそうさまをしました。牛さんといろんな話が出来て、とても楽しい夜でした。
(おわり)

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2007/03/02
忙しかった一週間の終わりの金曜日。ひとり立石号に乗り宇ち多゛を目指します。順調に18:40頃にお店前へ。この日も数名並んでいらっしゃいます。



5分ほど並んでの入店でした。着席してほっと一息、まずは梅と煮込みをいただきます。



もう終わりの頃の煮込み。よく煮込まれていて絶品です。梅も一つ目は、ちょい濃いめなところがまた美味しい。一週間の疲れが吹き飛びます。まわりの注文を何気なく聞いていると、まだナンコツがあるようなので、素焼きお酢でボクもいただきました。



当然ナンコツも美味しいのですが、お酢がまたいい感じです。一つ目の梅も空いて、二つ目をおかわり。今度は辛めでいただきます。



表面張力のところに、あんちゃんが"ぴゅっぴゅっ"と梅エキスを数滴垂らしてくれます。焼酎たっぷりで、たまりませんねえ。そして、おしんこお酢もいただくことにしました。



この日は何だか疲れていたんでしょうね、お酢がいつも以上に美味しく感じられます。最後はハツを塩でいただきました。



久しぶりのハツ塩。ピカピカのハツ生にはまって以来、生でいただくことが多かったのですが、やっぱり焼いても絶品ですね。大ぶりで食べ応えもあります。二つ目の梅も空いて、三つ目をぶどうでいただきました。



あんちゃん、ぶどうも辛めにしてくれました。うっすらとしたぶどう色がまたたまりませんねえ。ハツとおしんこでまったりとぶどうを楽しみ、お客さんも少なくなってきたころにごちそうさまをしました。梅二つぶどう一つ。大満足。お会計をするとあんちゃんから「あっちに牛くん来てるよ」と教えてくれます。栄寿司側の入り口近くに、宇ち多゛常連で公式HP「宇ち入り倶楽部」の掲示板でよく登場する牛さんがひとり腰掛けていらっしゃいました。年明けに少しお会いして以来です。しばらく座らせていただいて閉店まで話をさせていただきました。そして牛さんと二人、軽くちょっと行きますか、ということで次のお店へ向かいました。
(つづく)

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2007/03/01
先週の木曜会80本記念から一週間後の木曜日。残業で会社を出たのが21:20頃で、みんなで撮った記念写真のプリントを頼んでおいたDPEのお店へ寄ってから串元へ行こうとしますが、できあがった写真がイマイチ。結局やり直してもらって20分ほど待たされてしまい、串元到着は22:10頃。



かなり遅刻しちゃいました。みなさんに写真を渡して乾杯。やっぱり串元の濃厚いいちこホッピーは旨いです。いいちこ一升瓶には81本目を示す数字が。



実は前回、80本達成で次の目標は?と主宰Tさんにお聞きすると、次からは目標を設定せずどんどんカウントアップしていくとのこと。という訳で、限りなく本数が積み上がっていくことになったようです。まあ目標があろうと無かろうと、いつもながら濃厚ホッピーをたくさん呑んでいくことには変わりがないと思いますが・・。



追加してくれたレバタレ。



そしてコブクロタレ。ぶ厚いレバといい、臭みのないコブクロといい、おっちゃんの作ってくれる特製中華風もつ炒めは相変わらず絶品です。



おしんこ。ちなみに上にかかっているのはS先輩からもらった六味が終わってしまい、同じ時にいただいていた一味(二種ブレンド)に切り替わってます。しばらくはマイ一味が楽しめそうです。そしてあっという間にホッピーも空いてしまいおかわりです。



木曜会では、みなさん空いたジョッキを発見するとすぐに氷が近くにある人が氷を足し、一升瓶が近くにある人がいいちこを足し、ホッピーが近くにある人がホッピーを継ぎ足すという素早い連携であっというまに濃厚ホッピーができあがります。ウレシイですねえ。



Dちゃんの大好きな肉入野菜炒め。写真を撮るのをじっと待ってくれてます。いつもスミマセン、Dちゃん、みなさん。



肉入焼きうどん。この日は玉子が半熟目玉焼きでした。おかかもたっぷりで美味しいです。ちなみにこの時刻、既におかあさんが帰られて注文はおっちゃんと中にいるお兄さんだけになってしまい、なかなか注文をするタイミングが難しくなります。そんななか、中のお兄さんに強引にお願いしたのはポテトサラダ、さつま、焼そば。返事はありません。



でもすぐにポテトサラダがやってきました。なんとか注文は通った感じ。なるほど、中のお兄さんへの注文のコツが分かったような気がします。そしてこの時間にポテトサラダが残っているのはラッキー。おいしくいただきました。



さつまと焼そばは一緒に来ました。今度は玉子はオムレツ風。そしてさつまも焼き加減がいい感じ。醤油でいただくと絶品です。そんなこんなで一升瓶も空いてしまい、82本めをいただきます。



いつもは主宰Tさんが書くおっちゃんの似顔絵ですが、こんどはTさんと同級生のSさんが書くことに。これまでも何度か書かれたことがあるそうなんですが、なかなかユニークなバージョンです。



この日も閉店時刻をとっくに過ぎてしまい、しかも追加ホッピーがちょっと多すぎたこともあって、最後までホッピーを呑み干すのに時間がかかってしまい、ごちそうさまをしたのが23:30近く。今日もごちそうさまとおっちゃんに挨拶をしてお店を出ました。その後、新宿駅の駅ナカにあるドトールでコーヒーを飲んで、大人しく退散いたしました。

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2007/02/24
(続き)
やき屋を出て次に目指したのは、すぐ近くにあるもつ焼きのカッパです。はまださんのページによると開店時刻は17時とのことでしたが、既に暖簾は出ていて開いているようです。



暖簾をくぐると、17時前の店内は半分ほどの入り。まだ始まったばかりだからか、結構空いていますね。コの字型カウンターの入ってすぐ、左のコーナーに陣取って焼酎(280円)を注文します。



焼酎は寶の25度、2.7リットルのペットボトルから、宇ち多゛で使われるグラスと同じ形状のグラスに注いでくれます。しかし、こちらにはシロップはありません。全くのストレートです。これがまた効きますね。そして焼き物を注文。カシラとナンコツを塩でいただくことにしました。



入店と同時におかれたお皿に、焼き上がったカシラをおいてくれます。そしてしばらくして今度はたてにナンコツをおいてくれました。なかなかいい焼き加減ですね。小ぶりのもつ焼きは一本90円。言えば一本ずつでも焼いてくれるそうです。ボクの後にも徐々にお客さんも入ってきて、焼き台はフル回転。



リズミカルに串をひっくり返し、焼けたところから「はいよっ」とばかりにお客さんの前のお皿にどんどんのせていきます。火力が強いからでしょうか、結構焼き上がるのは早いようです。そういえば隣のお客さんは既にビール(大、540円)を二本も。この時刻がちょうど17時なので、16時半には開店していたのかもしれません。そして焼酎をお代わりして、コブクロを塩で追加しました。



二杯目の寶焼酎をもらったこの頃から、徐々にやき屋のホッピーが回ってきた感じで確実に酔いを実感できます。コブクロもさっと炙った感じで、軟らかく臭みはほとんどありません。こちらのもつ焼きも、なかなか美味しいですね。コブクロで焼酎を呑んでいると、3人さんがいらっしゃって席を右側にひとつ移動します。そして、さっと焼酎を飲み干してごちそうさまです。お会計は1,100円でした。



暗めの店内を出ると、まだ外は明るいことにビックリしちゃいました。そしてこの時点からぷっつりと記憶が無くなってしまってます。いやはや、寶のストレートは効きました。もちろん帰りは電車で帰宅しましたが、無事帰ったようで自宅で夕飯をちゃんとたべたようです。
(おわり)

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2007/02/24
風が強いけどとっても天気のいい土曜日。このところの運動不足でお腹がどうもたるんできちゃってます。これはそろそろ運動を再開させねばという危機感に迫られるこのごろ、いきなりプールというのも激しいのでまずはウォーキングから始めることにします。ちょうど歩いていけるところで、夕方から呑める場所をいろいろ考え、そういえば最近はまださんの記事にあったやき屋に久しぶりに行ってみることにします。荻窪までは10kmちょっと。環八を歩けばまっすぐなのですが、空気も悪いので内側を歩くことに。東京農大の横を上がって赤堤通り、八幡山のあたりで甲州街道を渡り、首都高4号の歩道橋を渡ったのは14:15。



冬らしい空がひろがってました。さらに歩くこと45分。ちょうど2時間で荻窪に到着し、やき屋の開店する16時まで界隈をぶらぶらと散策します。



荻窪駅北口のアサヒ通りあたりの界隈も、再開発の波が確実に押し寄せてますね。近代的なビルの狭間に歴史ある飲屋街がけなげに存在感を主張している感じがしました。そして16時の開店時刻のちょっと前、やき屋に行ってみると既に開店してます。カウンターには常連さんがもう3人いらっしゃって4人目の客に。4回目にして初めてメインカウンターに立つことができました。飲み物はホッピー(セットで300円)をいただきます。



先日はまださんから「やき屋の常連さんはホッピー1本を中4つで飲むんですよ」というお話を聞いていたので、ホッピーを少なめに入れてみます。そして先に来ていたお客さんの注文を待ちつつ、それでも常連さんたちと会話している店長のゲンさんの様子を伺っていると、唐突に「なんにしますか」と聞いてくれました。「大根とイカ納豆をお願いします」と緊張気味に注文。すぐに大根はやってきました。



大きな大根にビックリ。これで150円というのは全く驚きです。ほくほくの味が染みた大根で絶品です。ホッピーもすすみます。続いてイカ納豆もやってきました。



このイカ納豆も150円。こちらはほとんどのメニューが150円です。醤油をたらしてイカと納豆をぐりぐりと混ぜていると、右隣に常連さんが入ってきてカウンターが一杯になり、これで満席。開店から10分ほど、あっという間です。やはりみなさん口開け目指して来ているようですね。カウンターにはウナギ肝焼きやフランク、先日はまださんが召し上がっていたイカしょうが棒、そしてイカわたが並んでます。



ちょうどフランクの前に立った常連さんがゲンさんに「たまにはこれをもらおうか」とフランクを指さすと、フランクを一本とってコンロの網の上に。いい感じで焼き上がります。フランクも美味しそうだなあと思いますが、メニューの中から「げそわさ」(150円)が気になり、これをいただくことにしました。



ゲンさんがカウンターの中からおかずを渡してくれると、おかみさんに「2番さんにげそわさ」という感じでお客さんに出したものを伝えます。それで最後にお会計となるわけですね。それにしてもいただいたげそわさ、短めのげそがたくさん。いいですねえ。やっぱりこれで150円というのはお得です。中はきっちり4つ目までいただいていい気分でごちそうさまをしました。



4杯のホッピーで約40分の滞在。お会計は1,200円でした。まだまだ明るい時間、せっかくの久しぶりの荻窪なので、次のお店に向かうことにしました。
(つづく)

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2007/02/22
一週間前の木曜会でいいちこ一升瓶が79本に達し、この日は80本達成記念ということでいつもは21時過ぎに開始の木曜会を、主宰Tさんの手配により20時開始となりました。朝から気合で仕事を早めに切り上げ、19:55に丸ノ内線新宿三丁目の改札でおっとこまえHさん、そして宇ち多゛大好き同僚Kさんと待ち合わせ、20時ぴったりに串元に向かいます。この日は久しぶりの串元のHさん。串元店主、おっちゃんが「今日は珍しい人が来たねえ」と迎え入れてくれて、一番手前のテーブル席に座ります。そしてすぐに79本目の一升瓶を持ってきてくれました。



おかあさんにジョッキと氷をお願いしていると、すぐにTさんも登場。濃厚いいちこホッピーを作り、まずは乾杯。おかずもおしんこ(ちなみにおしんこは短冊メニューにはないメニュー。)や「ポテトサラダ」(350円)をもらいます。すぐに長身美人Kさん、そして歩く酒場データベースKさんもいらっしゃいました。



同僚Kさんに中華風もつ炒めをチョイスしてもらうと、シロのタレ焼きとのこと。ボクも割と好きなのですが、木曜会では比較的マイナーな選択。なかなか渋いですねえとTさんがおっしゃいます。中華風もつ炒めは、おっちゃんが入り口すぐ脇にある大きな鉄鍋でざっと炒めてくれて、すぐに登場します。



こてっちゃんのようなありがちな味のようにも感じますが、何となく美味しいんですよね。そうこうしているうちに、おかあさんが次々に頼んでいたメニューを持ってきてくれます。



「ナスベーコン」(350円)。木曜会の定番です。なす好きのボクにはたまりません。



「あつあげ」(350円)。やっこ同様、大きな豆腐です。そして大量のネギとおろし生姜も同じですね。このあたりで、木曜会に久しぶりにいらっしゃったというHさんがいらっしゃいました。最近お邪魔させていただくようになったボクは初対面。初めましてとご挨拶します。記念の木曜会とは知らずにたまたまいらっしゃったというHさん。みなさん、ビックリです。そして木曜会常連のDちゃん、Cさんもいらっしゃってにぎやかになってきました。焼き物もどんどん追加です。



カシラ塩。塩味ですが、多分前に炒めたタレ味がちょっと残っているようで、これはこれで美味しい。それにこの日のカシラはハラミのように脂がたっぷり。絶品でした。



続いてレバタレ。ぶ厚く大ぶりに切られたレバ。タレ味も絶品でした。いいちこのほうはどんどん減っていき、80本目へ突入します。そして、宇ち多゛大好き同僚Kさんが結構呑めるということが判明してビックリ。濃かったかなとおもってホッピーを足そうとすると、一升瓶を指して「こっちを足して」とのこと。いやあ、かなりいけるクチだったのですね。



「灰干アジ(大)」(400円)。メニューに(大)と書かれてますが、小はありません。そして、わざわざ大と書くだけあって、やっぱり特大のアジで皿からはみ出ちゃってます。



「炒めこんにゃく」(350円)。こんにゃくとメンマの炒め物にたっぷり鷹の爪が入ってます。ここで久しぶり登場のHさん、カバンからなにやら取り出しました。お酒を入れる水筒です。なんでも、お宝ブランデーが入っているとのこと。



ご相伴にあずかると、これが確かに素晴らしいブランデー。少量でも口の中にぶわっといい香りが広がります。普段洋酒は飲み慣れないボクですが、美味しくいただきました。この辺で、木曜会常連のFさん、Tっちさんもいらっしゃいましたが残念ながらテーブル席は満席状態。お二人には申し訳なくもカウンター席で離れて乾杯となってしまいました。



おしんこも追加します。S先輩からいただいたマイ六味もこれで終了。



Dちゃんの大好きな「肉入野菜炒め」(450円)。いい味です。



焼き物も追加しましょう、ということでいただいたのがコブクロ塩。塩でいただくコブクロも絶品です。



「肉入焼そば」(500円)もやってきました。この日も玉子はオムレツ風。たくさんのおかずで、濃厚ホッピーもぐいぐい。そしてとうとう、80本目の一升瓶が空きました。最後の一杯は久しぶり登場のHさんのジョッキへ。



記念すべき80本完了。去年の年明けから1年2ヶ月と22日。1年で達成はなりませんでしたが、それにしても凄い数です。ボクは50本目からの参加でこの日が10回目の串元でした。このあともしばらく呑んで食べて、閉店時間を過ぎた23:20頃。他のお客さんも帰ったところで集合して記念写真をとりました。



80本を達成して大満足。大盛り上がりで次に行きそうな勢いのみなさんと別れて、同僚Kさんを新宿三丁目まで送ってから家路についたのでした。

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2007/02/21
(続き)
22:40過ぎに龍馬を出て、この時点でかなりぐらっと酔いが回ってきたようで、この後の記憶は翌日Hさんとメールを交わすまですっかり忘れてしまっていました。まだ終電まで時間がたっぷり、もう一軒行っちゃっていたようです。お店は、龍馬から駅方面へ歩いていく途中の右側にある「大升」です。



何度かお店を通る時に、Hさんや歩く酒場データベースのKさんから、このお店もいいですよと教えていおただいていたのでした。龍馬で〆のつもりだったのですが、恐らくお店の前に来てボクがHさんに寄っていきましょうと声をかけたんだと思います。お店の中はたくさんのメニューがぎっしり。そして酎ハイボールをいただいたようです。



こちらのはエキスが入っていないすっきりとした酎ハイですね。そして生ニラ(300円)をいただきました。



このシャキシャキとした生ニラは食べたのを覚えてます。味噌だれの味がまたいい感じにニラとぴったり合っていて、美味しかったです。そしてさらに玉子ニラ炒め(300円)もいただいちゃいました。



これはほとんど記憶無し。翌日Hさんから聞いた話によると、カウンターの中の店主が結構感じがよく優しくしてくれたとのことでした。そんなことは全く記憶されてませんでした。残念。



細長いカウンターの店内で、壁一面のメニュー。そしてリーズナブルなお値段。まさに正統派酒場ですね。北千住にもやっぱりこういう渋いお店があったとは。なかなか、北千住も奥が深いです。ちなみにこの後の記憶がブッツリと断絶されており、次に気がついたのは用賀駅の上りホーム。工事作業を始めようとするお兄さんに起こしてもらって、用賀駅から歩いて帰宅したのでした。そんなにたくさんは呑んでないはずなのに、かなり酔っぱらったのは龍馬のホッピーが効いたようですね。翌日は午後までしっかり二日酔いでした。
(おわり)

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2007/02/21
(続き)
蘭州を出て、京成電車に乗り込みます。立石から青砥まで一駅。京成上野行きの各駅停車を待っているホームの向こうに、綺麗な三日月が見えました。



上弦の月と下弦の月がどっちが上で、なんて話をしながらHさんと電車を待ちますが、そもそも上弦・下弦の月は半月を言うのですね。すぐに電車がやってきて青砥から三駅め、関屋の駅で降りてここから北千住までは歩くことに。



左に曲がると北千住方面。そして関屋駅脇にあるモアナの異変に気づきます。



ラーメン二郎風に黄色地に黒い文字で和牛カレーMoanaと。もともとはこちらがモアナの店舗で、少し大きい隣の今の店舗に移ったのですが、空いたところにカレー屋さんを開いたのですね。牛すじ煮込みが絶品のモアナ。和牛カレーも旨そうな感じですがこの日は定休日。諦めててくてくと北千住まで歩きます。そして最初に向かったのは徳多和良。



21時をちょっと過ぎた頃だったので閉まっちゃっているか不安だったのですが、それ以前に臨時休業でした。このところ、徳多和良にはフラれてばかりですね。それでは、ということで向かったのはこの日もラーメン龍馬です。



お店はほぼ満席状態。ですが、つめてもらって何とか二人ならんで座ることが出来ました。これで正真正銘の満席。そしてこの日のお客さんはどうやら超常連の方々ばかりだったようです。おっとこまえHさんも常連さん達と親しげに挨拶を交わされてます。二人ホッピーをもらって乾杯。そしてHさん、「今日は魚肉ソーセージをもらおうかなあ」とママさんにポツリ。



200円の魚肉ソーセージ。野菜たっぷりでママさんの愛情を感じます。二人で魚肉ソーセージをつつきつつ、常連さん達と楽しい会話で盛り上がります。みなさん、それぞれが一人客の方ばかりで、特に示し合わせて集まっている訳でもなく自然に一緒になるという、まさに常連度の高いお店ですね。ホッピーは中2外1の配分。中をおかわりします。



この日もマドラーは可愛らしいガラスのわんちゃんが付いてます。そして、焼酎の量がたっぷりの濃厚ホッピー。気づいたら結構効いてました。トイレに中座すると、中にはこんなものが。



なんだか、物静かだけど暖かみのあるこのお店の店主らしいチョイス。ゆったりとした気持ちで頑張ろうと思えるようなイラストと言葉にちょっと元気がでました。結局龍馬には1時間半ほどの滞在。2杯目のホッピーもやっつけ、常連さん達に挨拶をしてお店を出ました。
(つづく)

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