宇ち中
宇ち多゛中毒のページ




2007/05/05
帰省二日目の4日は人混みを避けて富士山の裾野を一日ウォーキング。明けて三日目の5日は反対にお出かけモードで、朝から焼津さかなセンターへ向かい、オープンの9時に到着します。オープン直後でもやっぱりすごい人出。狭い場内は30分もすると歩きづらくなり、さらに前の晩にビールを少し飲みすぎたこともあって、ふらふら状態。1時間も経たないうちに退散し、大崩海岸の見えるホテルへ移動します。



ロビーでアイスコーヒーを飲みながらしばし休憩。なかなかいい眺めでしたが、綺麗に見えるはずの富士山は空が霞んで全く見えず。復調し、大崩海岸から静岡市に入ります。向かったのは、いちご海岸通りから少し入ったところにある温泉複合施設「すんぷ夢ひろば」です。



敷地奥にある温泉がメインの、江戸時代の駿府のまちをイメージした建物がたくさん並ぶ、なかなか大規模です。去年の11月にオープンしたばかりのようで、こんなものが出来たのは全く知りませんでした。



連休終盤のこの日、結構な人出ですが敷地が広いためごみごみした感じは全くありません。作られた古い街並みを通り抜けて、橋を渡ったところに温泉「天下太平の湯」があります。受付を済ませると、タオルなどのお風呂セットと一緒に数種類から選べる浴衣をもらって温泉へ。お風呂もそれほど混んでなくて、のんびり快適でした。一風呂あとはちょうど昼時。温泉施設の中にある食堂でビールです。



ビールセット。枝豆とセットで750円でした。生ビールが550円なので、まあまあお得感があります。



やっぱりあると頼んでしまう黒はんぺんフライ(550円)。揚げたてで美味しかった。



しらすおろし(380円)。これはちょっとイマイチでしたね。しらす自体はいいんですが、量が少ないのと、大根おろしがちょっとぱさぱさしてしまってました。残念。生ビールをもう一杯いただいて第一ラウンド終了です。さらに二風呂目を楽しんで、今度は浴衣姿で橋を渡って駿府の街へ。



布袋横丁と名前がついた通りには、富士宮焼きそばのお店、清水のマグロ丼のお店、そして静岡おでんのお店が並びます。



そして入ったのは静岡おでんのお店「おがわ」。去年の連休にお邪魔した静岡おでんの有名店がこちらにも出店したようです。看板の文字が去年を思い出させますね。暖簾をくぐるとすぐにおでんがあります。



たくさんあるおでんの中から、大根、黒はんぺん、牛すじ、魚のすじ、タマゴ、ちくわを選択。もちろんビールもいただきます。



静岡おでんでも魚のすじがあるんですね。知りませんでした。ビール一本でおでんを堪能し、お風呂へ戻って三風呂目をまったりと浸かり、三ラウンド目のビールは呑まずに大人しく帰りました。

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2007/05/03
(続き)
清水すし横丁を出てドリームプラザ内をぶらぶら。清水サッカーミュージアムなんかもふらりと立ち寄っちゃいます。



なんと、清水東の三羽がらすが高校の頃に書いたサインのあるボールがあるじゃないですか。先程の金目鯛級の感動です。懐かしいですねえ。さらにぶらぶらして、今夜の晩ご飯のおかずでも買って帰りますか、ということで一階にあるスーパーをぐるりとまわると、奥の方にある酒屋さんに目が留まります。



篠田酒店という酒屋さんで、冷蔵庫には静岡の地酒がずらり。ボクの好きな國香もたくさん種類がありますね。感心しつつ、さらに奥の方を見ると焼酎の試飲コーナーを発見。



なな、なんと。森伊蔵が200円で試飲できるようです。魔王、そしてこの瓶の裏には村尾もあります。普段は甲類焼酎一辺倒で、高級な乙類焼酎には疎いボクでも知っている高級レアもの焼酎たち。こりゃ飲まない訳にはいきません。買い物中の家人とはあとで合流することにして、まずはやっぱり森伊蔵をいただくことにしました。



三角錐の計量カップで予想以上にたっぷりとテイスティンググラスに注いでくれて、ビアタンにチェイサーの天然水と一緒に供してくれます。早速一口。なるほど、これが森伊蔵ですか。芋焼酎なのに、意外と芋っぽくないというか。美味しいですね~。至福のひとときです。東京で呑むといくらなんだろう、なんて考えつつ、お店の方ともいろいろ話をしつついただきます。一杯目も飲み干し、お次は魔王をいただくことにしました。



うん。こちらのほうはもっと芋っぽいですね。芋焼酎好きにはこちらのほうがいいかもしれません。あとから来られた女性のお客さんも、「森伊蔵も魔王も何度か飲んだけど、魔王のほうが好き」とおっしゃってました。さらにお店の方と、去年銀の字でいただいた國香に感激した話など、いろいろ盛り上がりますが気づくと待ち合わせの時間を過ぎてるじゃないですか。やばいやばいとそそくさとごちそうさまをして、國香純米酒の4合瓶(1,210円)をひとついただいて帰りました。



買ってきた國香。結局その晩のうちに飲み切っちゃいました。銀の字でいただいたものとはちょっと違った感じでしたが、美味しいお酒でした。
(おわり)

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2007/05/03
ゴールデンウィーク後半の5/3~6は実家へ帰省しました。初日のこの日は由比漁港の桜えび祭に行ってみることにしたのですが、車で向かったのが大失敗。当然のように港の駐車場は満車で、係員の「その先でUターンして、臨時駐車場に止めてください」の指示通りに進んだら、Uターン出来るポイントは興津川を越えた国道52号が始まるあたり。もうここまで来ちゃったら戻るのもバカバカしくなり、目的地を変えてエスパルスドリームプラザに行くことにしました。



車もすんなり駐車場にとめることが出来て、目の前に広がる清水港。もともと人混みが苦手なボクにとっては、こちらのほうが結果的に正解でしたね。とても気持ちのいい空が広がってます。



広場ではフリーマーケットがひらかれていたり、人工の砂浜では潮干狩りをしていたりと、人出は多いものののんびりムード。太鼓の演奏をしばし遠巻きに眺めたあと、向かったのはエスパルスドリームプラザ内にある清水すし横丁です。



さすがに連休だけあって、正午前なのに結構混んでますね。11:40のこの時点で一番人気の魚がし寿司には既に長い行列が出来ています。東京にも進出済みの魚がし寿司。わざわざここに並ぶのもなんなので、選んだお店は以前一度静岡に住む先輩のHさんに連れてきていただいた「勇喜寿司」です。



Hさんが「まぐろが美味しい」ということでお連れいただいて、すっかりHさんにごちそうになってしまったこのお店。すんなり座敷席に座ることが出来ました。このあとの運転は家人に任せてまずはビールとお通しのつぶ貝です。



立派なつぶ貝でした。お食事モードの家族そっちのけで、ボクはつまみにお刺身をいくつか。生の桜えびは残念ながら入っていないとのこと。であれば他の地物で攻めようということで、まずは活あじです。



焼津で捕れたあじ。生きのいい新鮮なアジでした。そしてお次も焼津であがった金目鯛。金目鯛は大好物です。



岩塩を振っていただきます。とてもプリプリとした食感で絶品。大ヒットでした。そして次は〆さば。



地物とのことで、珍しいと思って注文したこの一品。まあまあ、といったところでした。とは言っても、金目鯛の感動が大きすぎて、〆さばが普通に思えてしまったのかもしれません。



五つある座敷席も我々のあとに一組入って満席。正午前の入店は、タイミング的にはバッチリだったようです。そして握りもやって来ました。



おすすめにぎり。ぼたん海老(北海道)、ずわいがに(北海道)、白海老(富山)以外は全て駿河湾産とのこと。このお店、なかなかネタにはこだわりがあるようです。そういえば初がつおの季節ですね。かつおは御前崎であがったようです。



ごはんものにつくおみそ汁には、エビの頭やカニが入っていました。結局ビールは一人で二本、絶品お刺身を堪能いたしました。50分ほどの大満足タイムでした。



店内は既に満席でお待ちのお客さんもちらほら。カウンターの中ではたくさんの板前さんが元気にお寿司を握ってました。



お店を出ると、さらにたくさんの人で賑わってます。さっきより倍に延びている魚がし寿司の行列を横目に見つつ、清水すし横丁をあとにしたのでした。
(つづく)

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2007/05/02
(続き)
餃子市で激安中華を楽しんだ4人。明治通りから大久保通りを歩き、新大久保駅を通過します。新大久保と大久保の間に、今日のお店の候補の一つだった「百人町屋台村」があります。



こちらは三度ほど利用したことがありますが、確か改装したのは7年くらい前かと。その前はほったて小屋の様なところで、まさにアジアの混沌とした雰囲気が味わえましたが、今はすっかり綺麗になってしまってますね。でも座るとそれぞれのお店の店員さんがわぁーっと一斉に寄ってきて、売り込みをするスタイルに変わりはありません。そしてこの日はこちらはパス、さらに歩いて向かったのは大久保の名店「くろがね」です。



井伏鱒二などの文士も通ったという名店。万葉集の山上憶良の歌を思い出しますが、あれは"しろがねも~"でしたね。なんてくだらないことをいいながらお店に入ると、20:40頃の店内は結構空いています。4人です、とはまださんがお店のひとに伝えると、座敷を案内していただきました。これはゆっくり楽しめそうですね。そしてまずはビールで乾杯です。



お通しのらっきょうが美味しい。これは期待できます。そしてはまださんとボクは燗酒をいただくことにしました。



普段ボクはあまり飲まない日本酒ですが、やっぱりこういう雰囲気のあるお店では日本酒にいきたくなっちゃいます。おかずもいろいろと注文。おでんは適当に選んでいただきました。



湯葉のおでんが珍しいですね。「ひじき」(300円)も美味しかったです。やっぱり日本酒に合うおかずが多いですね。



「ごま奴」(400円)は人数分いただきました。さっぱりとしていて美味しいです。



これは「ままかり」(400円)ですね。美味しいおかずに美味しい日本酒。話も弾みます。途中、お手洗いをお借りしたら黒電話がありました。



黒電話、今時は珍しくなりましたねえ。思わずぱちりと撮っちゃいました。結局、22時の閉店時間までお邪魔しちゃいました。その間お客さんは他に一組だけ。静かな夜でした。



約1時間半のくつろぎタイムで、お会計は4人で9,000円でした。いいお店です。また来たいですね。



翌日からいよいよ連休後半。ゴキゲン気分で大久保駅から家路についたのでした。
(おわり)

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2007/05/02
(続き)
山根商店を出たのが18:47。集合は19:00なので、早歩きで明治通りを急ぎます。今日のメイン、「餃子市(←音が出ます)」への到着は18:58。なんとか間に合いました。



オープンな感じの店内。奥の方の席にここっとさんと婚約者のMさんが二人、既にいらっしゃいました。どうもどうもとご挨拶、ビールで乾杯です。既にテーブルにのっていたおかずは、ここっとさんの最近大好きな豆料理「五香花生」(210円)でした。



塩味の味付けが結構美味しいです。そして、高田馬場で一軒こなしてきたはまださんと呑んだフルさんも到着。5人揃ったところであらためて乾杯です。そして料理もいろいろ頼もう、ということでまずは茄子の炒め物から。



これも210円の小皿料理メニューですが、結構しっかり量もありますね。このお店、北京ダックを安く味わえる「中国茶房8」と同じ系列のようで、メニュー構成もほとんど同じような感じ。北京ダックもあるようですが、今日はパスして餃子をたくさん注文。そしてはまださんとフルさんとボクは紹興酒(ボトル、1,200円)へ切り替えます。



ボトル一本1,200円というのも安いですね。燗をしてもらいましたが結構早くやってきました。大きめのおちょこが嬉しいですね。はまださんは氷をもらって燗ロックをされてました。そして頼んでおいた餃子も続々と登場です。



焼き餃子二種。手前のほうは「唐辛子餃子」(320円)で、ちょっと色が赤いが、それほど激辛というわけではありません。



水餃子は一皿3個で105円。安い!いろいろ種類がありますが、エビ以外は忘れてしまいました。わいわいといろんな話で盛り上がり、お酒も進みます。後半、もう一品いただきましょうか、ということで「冷拌豆腐」(210円)を追加します。



これも塩味ベースのあっさり系。結構美味しかったです。途中、フルさんが翌日の帰省に備えて早めにお帰りになり、最後は4人。紹興酒も呑みきり、次へ行きますかということでごちそうさまをしたのが20:10頃でした。



一時間ちょっとの中華タイムで、お会計は5人で5,395円。紹興酒一本とビールも結構いただいたのに、一人1,000円ちょっととは!激安ですねぇ。おいしくて安い、幸せを感じつつ次のお店へ向かったのでした。
(つづく)

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2007/05/02
ゴールデンウィークの二つの連休に挟まれた平日の二日目。前日の立石撃沈で残っていたお酒も午後にはすっかり復活してきて会社を18時に出ます。この日ははまださんここっとさん、ここっとさんの婚約者のMさん、そして呑んだフルさんと飲み会。19時集合で場所は新大久保から少し離れたところにある「餃子市」です。地図を見ると新宿三丁目からもアクセス可能。それなら、ということで長年の課題店であった「山根商店」に寄ってみようということで、一杯だけ引っかけていくことにしました。

丸ノ内線の新宿三丁目駅から伊勢丹の出口を出たのは18:30頃。明治通りを北へてくてくと歩いて新宿六丁目の交差点を右に曲がります。左側にひっそりと、目指すお店がありました。葦簀でカバーされた逆L字型の立ち呑みコーナーには、既にお客さんが一杯。少し詰めてもらって、何とか左側の焼き台前の隅っこに一人分の立ち位置を確保しチューハイをいただきます。



焼酎の水割りにレモンスライスが入ってるといった感じの、すっきりドライなチューハイをいただきながら、焼き物が焼けるのをしばし待ちます。グラスが半分ほど空いた頃に、お願いした二本の焼き物が焼き上がりました。



カシラとつくねを塩で。カシラは小ぶりながらぎゅっと凝縮された頬肉という感じ。つくねは軟らかふんわりといった優しい味わいです。どちらもなかなかいけますね。他のお客さんはみなさん常連さんのような感じで、お店の方とも親しげに会話されてますね。お店のお子さんもカウンターの中に登場して、楽しく盛り上がった会話を聞きながら、串二本を平らげ残ったチューハイも飲み干しごちそうさまをします。



10分弱のさっくり立ち呑みタイム。本当は刺し系もかなりの絶品だとか。今度はしっかりとお邪魔したいと思いつつ、明治通りに戻っていったのでした。
(つづく)

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2007/05/01
(続き)
秀の生ホッピーで昇天し、すっかりこのお店を最後にこの日は終了していたと思っていた翌朝。デジカメのSDメモリから吸い上げた画像には、秀を出た画像のあとにこんなものが記録されていたのでした。



これはどう見ても蘭州ですね。となりには大衆酒場おおくぼが。そしてさらに次の画像。



あ、水餃子だ。やっぱり蘭州に入ったようです。蘭州の水餃子、美味しいんですよね。よく見ると、誰かが一つ食べたあとのようです。



焼き餃子も食べてる。というか、ボクは食べていない可能性もありますが、定かではございません。



そのあと、宇ち多゛の前までふらふらとほっつき歩いたようで、最後のこの画像が愛知屋さん前の通りですね。この衝撃の事実をS先輩に伝えると、帰りは東銀座まで一緒に都営浅草線に乗っていたとのこと。PASMOの履歴ではなぜか浅草で銀座線に乗り換えた形跡が。しかもIさんからは「秀でおかみさんにコクってましたよ~」なんてからかわれる始末。相当逝っちゃってた様です。今度秀にいったらおかみさんに謝らないと、と深く反省したのでした。
(おわり)

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2007/05/01
(続き)
大林酒場を出て、S先輩とIさんと3人で向かったのは、さっきお店まで来て開店準備中だった秀です。



時刻は17:45頃。さすがにホッピー提灯にも灯りがともってます。縄のれんをくぐると、おかみさんが温かく迎えてくれました。テーブル席に座ってIさんとボクは生ホッピー、S先輩はレモンサワーです。



改めて乾杯して、おかずにはメンチカツをいただくことにしました。



実はこのメンチカツをいただいた記憶を最後に、このあとの記憶がきれいさっぱり飛んでしまってます。



このホッピーはボクのおかわりなのでしょうか。。。きっとそうですね。二杯いただいてごちそうさまをしたようです。



お店を出たこの画像の時刻が18:43。ちょうど一時間の滞在だったようです。翌日、ボクの中では秀を最後に立石を撤収したつもりでいたのですが、画像を吸い上げたらとんでもない画像がこのあとつづいていたのでした。
(つづく)

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2007/05/01
(続き)
大満足の宇ち入りのあと、さあ次はどのお店に行きましょうか、ということでしばし立石の街をぶらぶらと徘徊します。16:30の立石はさすがにやってないお店がほとんど。そういえば最近行けてない大林酒場に行ってみたくなり、駅まで戻ってお店の前まで行きます。



S先輩、Iさんの賛同を得て暖簾をくぐります。お店にはお客さんは一人だけカウンターにいらっしゃって、我々はテーブル席へ。ビール(大、500円)をもらって、おかずもいろいろと頼みます。イカ刺し(150円)なんかももらいつつ、ヒレカツ(200円)、カキフライ(200円)なんかももらっちゃいます。



しかし安いですねえ。小さいけど、200円ならこれは安いですよ。S先輩、Iさんはカルチャーショックを受けている様子。さらにもずく(150円)もいただきます。



結構美味しいもずくでした。ビールももう一本もらって、おかずもさらに追加です。



コロッケ(150円)ですね。ちゃんと付け合わせのキャベツもあります。



煮だいこん(150円)。じっくり煮込まれてますねえ。他にたこ酢(150円)なんかもいただいていたようです。結局こちらには1時間ほどお邪魔したようです。お会計は3人で2,150円。



3人とも激安ぶりにビックリして次のお店へ向かったのでした。
(つづく)

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2007/05/01
ゴールデンウィークの中日のこの日、職場は半分くらいの人が休んでいて仕事のほうも全然のんびりモード。隣に座る宇ち多゛感激リアクション王のIさんと、午後休とっちゃいましょうかということで、向かいに座るS先輩もそそのかして14時前に会社を出ることに。まわりに悟られないように時間差で席を立ち、新橋駅の改札で集合します。立石到着は14:40頃。仲見世商店街の入り口から覗いてみると、なんと正面側には長蛇の列が。



折り返した列が三重になっちゃってます。ここに並ぶのはムリですねえということで、栄寿司側の入り口に回ると5人ほどの列が。それでもやはり、ちゃんと表と裏の行列の長さを勘案しているので、待ち時間は表とはそれほど変わりません。結局30分待ってようやく座ることが出来ました。そうさんから「まずは一人座ってて」と声がかかり、まずはボクがメインテーブルの一番入り口側に座ります。



シンキお酢と梅はそうさんデフォルトの甘め。すぐ横でうらめしそうに立ってみているS先輩とIさんに向けて、軽くグラスを上げて梅割りをいただきます。そしてテッポウとコブクロを串から外したころに、そうさん管轄の奥の席が空いたようで、3人並んで座ることが出来ました。あっという間ですね。ビールをもらってまずは乾杯です。



煮込みアブラのところをとってもらいました。そしてシロたれファンのS先輩とIさん。目が訴えてます。それではシロたれよく焼き大きいの、をいただくことにします。



うむむ、絶品ですね。お二人にとっては、宇ち多゛の絶品もつ焼きの中でもシロたれは別格とのこと。とても幸せそうに食べてくれます。嬉しいですねえ。そしてレバ生お酢も。



S先輩はレバ生にはお酢が入った方がお気に入りとのこと。最近は醤油だけが多かったのでお酢入りは久しぶり。さっぱりした感じでいただけます。ちょうどこの頃、表側のニの字席にいらっしゃった東さんが移動してきてくれました。今日は雨なのに混んでますね、とご挨拶。なんでも東さん、開店直後の一巡目で入れずかなりお待ちになったとのこと。連休前の28日は案外混んでいなかっただけに、ホント、ゴールデンウィークの混雑具合は予測が難しいですね。そして一杯目の梅も空き、二杯目はそうさんから辛めでいただきました。



そうさんの甘めも好きなのですが、辛めでお願いするとうんと辛めで入れてくれるのがまた嬉しいですね。焼酎の量も大サービスです。そしてお次は、前回S先輩が気に入ったとおっしゃったガツ塩をいただくことにしました。



軟らかいような硬いような、独特の食感で噛みしめるとジューシー。ホント美味しいです。まわりの人がタン生を注文したときに、Iさん、タン生は未食とのこと。それじゃあいただきましょうと、お酢を入れていただきます。



タン生お酢。Iさん、これも相当気に入ってくれたようです。そして二つ目の梅も空いて、三つ目はぶどうでいただきます。



そしてもう一度シロたれのリクエストが。もちろんよく焼きでお願いします。



やはりとても美味しそうに食べてくれますねえ。見ているだけでこっちが幸せになっちゃいます。最後はツル素焼きお酢をいただくことにしました。



ツルの話で東さんと以前盛り上がったことがあり、その話を思い出して東さんと二人ニンマリしちゃいます。そして残りのおかずも平らげて、ごちそうさま。この日は3人でビール一本のあと、梅二つにぶどう一つ。大満足。東さんと別れ、超ゴキゲンの3人は次のお店へ向かったのでした。
(つづく)

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2007/04/28
(続き)
激しく降る雨の中、新しくできたエレベータのおかげでほとんど濡れることなく立石駅の改札まで上がることが出来た5人。泥酔院さんとribbitさんは銀座へ移動されるとのことで、こちらでお別れです。そして残されたなおとんさん、ももたまなさん、ボクの3人は京成線に乗り込んで目指すは千葉中央駅。途中津田沼駅で乗り換えたつもりがそのまま成田方面へ行ってしまい、しかも酔っぱらっているため気づくのが遅れ勝田台まで乗り越し。再び津田沼へ戻って千葉中央駅には17:00着。40分ほどロスしちゃいました。

実はこの日、成田でジンギスカンとアイリッシュパブを堪能された、歩く酒場データベースKさんと、奥様のCさん、おっとこまえHさんの3人と千葉の八角で待ち合わせをしていたのです。口開けの16:45分集合だったのに、すっかり遅れて八角への到着は17:15。



暖簾をくぐるとお三方、入り口近くの丸テーブルにいらっしゃいます。どうもどうも、遅れてスミマセンとご挨拶、そして早速こちらの名物「アカ」なる飲み物をいただきます。



サントリー角瓶の空き瓶を活用して、中には既に秘伝のエキスが混ぜられた甲類焼酎が冷え冷えで詰められてます。Kさんによるとこちらの甲類焼酎は20度とのことですが、これが赤色のエキスのおかげでとんでもなく飲みやすいのです。氷を入れてロックでいただくのですが、ぐびぐびと飲めちゃう味。危険です。



17:30頃の店内は、カウンターにはたくさんのお客さんがいらっしゃいますが、テーブル席はまだいくつか空きがありますね。前日にお電話をして予約をいれようとしましたが、お店の方がおっしゃってた通り、開店後であれば10名ほどで来ても大丈夫な状況のようです。そして、あっという間に一本目のアカが空き二本目へ。さらにこちらのもう一つの名物「ステーキ」も登場です。



ぶ厚い牛肉ですねえ。いい感じで刺しの入った上質なステーキ肉です。一枚パチリととった瞬間、待ちかまえたように四方から箸が。



そしてあっという間になくなっちゃいました。いやはや、これは絶品です。そして串ものもいくつかいただきました。



レバとシロかな。



こちらはなんでしょう。。忘れちゃいました。



そしてこちらは上シロ味噌漬ってやつですね。GAさんのページで確認しちゃいました。



これは確か「ホネ」というものだったような。ナンコツの堅いところのような感じで、ごりごりとした食感が独特でした。



空いていた店内も、18:30を過ぎるとすっかり満席。やっぱり人気店ですね。しばらくアカを飲みつつおかずをつついていると、ステーキの感動をもう一度、という声がどこからともなく上がり、もう少しいただいちゃいましょうかと追加しました。



先程の半分くらいの量。こちらもあっという間に完食でした。しかし、さすがにこの頃から記憶がぷつりと断絶。つくねなんかもいただいたようですが、すっかり覚えておりません。そして19時頃にお会計をしたようです。



ずっと念願だった八角の「アカ」を堪能でき、絶品のステーキもいただくことができ、最高の八角初訪でした。このあと、どうやって帰ったのか全くもって不明。翌日PASMOの履歴をみるとどうやらJRで帰ったようでした。しかし当初は八角のあとにも何軒か、なんて話をしていたことが全くもって無謀だったことを痛感。八角の「アカ」をなめてはいけないようですね。
(おわり)

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2007/04/28
(続き)
14時に倉井ストアーを出て再び立石駅の仲見世アーケードへ。実はこの日の宇ち入りのあと、丸忠蒲鉾店の隣が拡張されて飲み屋さんになっているのを発見。これまでは蒲鉾屋さんの営業が終わって、夜の部として「二毛作」という名前で営業していた飲み屋さんが、昼間から飲み屋さんとして開業するようになったとのこと。開店は14時とのことで、倉井ストアーの次のお店として目星をつけておいたのでした。そしてお店への到着は14:20頃。既に開店の店内はお客さんが結構一杯。外のテーブルも使って7人なんとか分かれて座ることが出来ました。ボクは、まずはバスペールエール(500円)をいただくことにします。



缶入りのバス。なかなかイケます。店主はおでん屋さんの息子さんで、二毛作の時にもお見受けした方ですね。飲み物は他に黒伊左錦などの本格焼酎や、ラフロイグやタリスカーなどのシングルモルトなんかもあり、さながら本格的なバーといった感じ。おかずには、おでんをいくつかお任せでいただくことにしました。



あっさり出汁でとっても美味しいおでんです。さらに、揚げたてのおでん種もいただくことができました。



生姜醤油であっさりといただきます。揚げたてだからとっても美味しいですね。



お店の雰囲気は黄色の壁がとってもポップな感じ。10人ほどのコの字型のカウンターと、外の4人がけテーブルがあり、大きなガラスから見える左の厨房部分はもっぱら飲み物専用。おかずはとなりの丸忠蒲鉾店から持ってきます。一杯目のバスを飲み干し、二杯目はギネス(500円)をいただくことにしました。



生のギネス。3/4パイントといった感じの量でしょうか。これで500円は安いですねえ。そして、この頃天井を激しく打ち付けるような雨の音がし始めました。



あらあら、あんなに天気がよかったのに土砂降りです。傘なんか持ってこなかったのですが、いい感じで酔っぱらっているので気にしない気にしないモードですね。そして、お隣のお客さんがフラッと外へ行ったと思ったら、菜の花を買ってきて店主に湯がいてくれとおっしゃってます。



我々にもおすそ分けしてくれました。春の味覚ですね。おでんの出汁がいい感じです。



しかし、14時から開店とはまたまた昼酒の選択肢が増えてしまいました。15:20頃ごちそうさま、ちょうど1時間ほどの滞在だったようです。そして、もう少しここで呑んでいくという金魚屋さん、黒ブタさんと別れ、立石駅へ向かったのでした。
(つづく)

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2007/04/28
(続き)
宇ち多゛を出てしばらく立石の街をぶらり。天気もよく、お気に入りの小径なんかも歩いたりして、きれいになった本田公園でわんちゃんをひやかしたりして、蔦の絡まる工場の壁を眺めたりして、倉井ストアーに辿り着いたのは12:50頃でした。



中には倉井ストアーから合流される金魚屋さん、黒ブタさんが既にお待ちかねです。どうもどうもとご挨拶もそこそこ、スーパーの売り場コーナーへビールや缶酎ハイをとりに行きます。そして、飲み物も揃ったところで改めて乾杯をします。



チャーシューやホルモン炒めなど、既に黒ブタさんたちが頼んでくれていたメニューたち。なかなかツボを押さえてますねえ。わいわいと楽しくビールをいただきます。宇ち多゛でもほとんどビール、そろそろお手洗いを、とお店の横にある勝手口から外へ出ます。



うーん、なかなかいい天気ですねえ。昼酒を満喫している実感が沸いてきます。路地のほうではネコちゃんもまどろんでました。



さらにメンチカツやハンバーグも追加です。それにしてもこの日はお昼時の13時を過ぎてもほぼ満席、とっても混んでました。



他のお客さん達も昼酒バンザイな状況。いい感じです。結局こちらには1時間ちょっとの滞在。14:05頃ごちそうさまをしました。



お会計は7人で7,350円。いやはや、安いです。そろそろかなりいい気持ち。上機嫌で立石駅方面へ戻ったのでした。
(つづく)

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2007/04/28
昨年10月の東京湾呑んだくれツアー横須賀から合流されたribbitさん。5月から新たな職場での仕事が始まるということで、なおとんさん達と就職祝いに宇ち入りしましょうということに。それでは前回残念ながら宇ち多゛デビューが果たせなかったふじもとさんもお誘いして、なおとんさんの同僚ももたまなさんと、ribbitさんの呑み友でこの日の前々日は一緒に野毛を回られたという泥酔院さんもお誘いして6人という大所帯に。ところが前日になってふじもとさんが離脱。結局5人で栄寿司側の裏側に並ぶことになりました。この日もすごい行列でしたが、なんとか大鏡下をキープ。箸を二本いただき、タン生お酢大きいのとおしんこお酢もいただきます。まずはビールで乾杯。なおとんさん、泥酔院さんはすぐに梅割りもいただいてました。



ボクはこの先のロングランを意識して、ちょっとスローペースでビールのみ。おかずの注文に意識を集中させます。お次は前回ももたまなさんが感動されたハツ生お酢。



ぴかぴか新鮮。比較的レアのところがたっぷりですね。アブラ少ないとこ生お酢もいただきます。



初心者にはハードルが高いと思われがちなアブラ生。ボクもアブラ生を食べるまで1年かかりました。でも実際には焼いていただくよりさっぱりしていて食べやすかったりします。そしてガツ素焼き醤油だけ。



はまださんが秋元屋で大好きなガツ醤油。こちらでは素焼きだとたまにデフォルトでお酢が入ることがあるので、敢えて「醤油だけ」を付け加えます。醤油をつけて焼く訳ではないのですが、ガツの炭焼きの香ばしさが引き立ちますね。



ナンコツタレ。これもまた素晴らしい美味しさ。コリコリがたまりません。「ナンコツを生でももらおうよ」、となおとんさん。それではガツと一緒にと言ったら「大きいので」となおとんさん。



生は一本ずつにしてもらうことが出来ますが、敢えて二本ずつ。立派なガツです。ガツに隠れて見えませんがナンコツも大きい。いやはや美味しいです。レバ塩若焼きもいただいちゃいましょう。



上の方が少しよく焼きですが、中はほぼレアと言っていい具合の若焼き。絶品です。そして、やっぱりシロたれは外せませんねえということで、よく焼きです。



シロたれよく焼き。うーん、たれをいただくと梅をいただきたくなっちゃいますね。満を持して梅をお願いします。



あんちゃん特製「うんと辛いの」。ちょびっと垂らしてくれる梅エキスが寶焼酎に吸い込まれていく様子がたまりません。そして一口。きゅーっと体に染み渡る焼酎が、シロたれを食べたあとの香りと相まってこれまた最高の瞬間。幸せです。



カシラ塩もいただきました。そろそろみんなお腹も満たされてきた様子。でも最後にアブラ塩ももらっちゃいました。



かなりブレちゃいましたが、このアブラ塩、上質なアブラの部分で、噛むとはじけるような旨さが広がります。大ヒットなアブラでした。この日はこのアブラ塩で〆。お勘定をお願いします。



積み重なった皿を数えるあんちゃん。お会計は5人で確か7,650円でした。50分ほどの滞在でなおとんさん、泥酔院は梅三つずつ、ボクは梅一つ、大満足。



お店を出たあとも行列は無くなる気配は無く、栄寿司にも行列が出来てました。それでは次へ行きますか、ということで5人、天気のいい立石の街へ繰り出したのでした。
(つづく)

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2007/04/27
(続き)
魚三酒場を出て門仲の街をさらにプラプラと歩き、だるまを通り過ぎて次に向かったお店「大坂屋」についたのは17:45頃。



夕暮れの空ですが、陽が長くなりましたね。お店の前にはいい感じで白地の暖簾と赤提灯があります。



暖簾をくぐりがらがらと引き戸を開けると、小さなカウンターの中におかみさんがお一人。いらっしゃいませ、どうぞと席を促してくれます。思っていたのとは違う、ずいぶんコンパクトなお店の作りですね。そして他にお客さんはいらっしゃいません。右隅の席に座り、まずはビール、そして煮込みをお願いすると「適当に5本お取りしますね」とおかみさん。お通しのおしんことビールを置いてくれて、それから煮込みを鍋から一本一本丁寧にすくいだしてくれます。



こちらの煮込み、太田和彦さんによると大はし・岸田屋・山利喜の三大煮込みに次ぐとして宇ち多゛・大坂屋で東京五大煮込みともいわれる逸品。甘めの味付けで、短い串に二きれ刺さっています。甘めな味付けながら、これは美味しいです。普通ならぺろっといけそうなところ、一本のビールでじっくりいただくことにしました。おかみさんといろいろ話をしていると、常連さんらしき二人連れのお客さんが入店され、おかみさんに「フワを入れてね」と注文されてます。



「はい」とおかみさん、物静かに鍋から煮込みを選んでよそいます。なんだかゆったりと時間が流れていく、そういった感じです。



壁の写真は先代の方でしょうか。大正13年創業という歴史を感じさせます。他にもお客さんがいらっしゃったので、そろそろおいとますることにしました。煮込み5本とビール一本で1,250円でした。



30分ほどの静かなひととき。初めての大坂屋を満喫して、門前仲町から家路についたのでした。
(おわり)

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