乱鳥の書きなぐり

遅寝短眠、起床遊喰、趣味没頭、興味津々、一進二退、千鳥前進、見聞散歩、読書妄想、美術芝居、満員御礼、感謝合掌、誤字御免、

ドラマ『だから殺せなかった』3.5★/5 2022年 原作 ⼀本⽊透 監督 権野元 脚本 前川洋一   玉木宏 萩原聖人 古田新太 高岡早紀 渡部篤郎

2024-06-02 | ドラマ

ドラマ『だから殺せなかった』3.5★/5 2022年 原作 ⼀本⽊透 監督 権野元 脚本 前川洋一    玉木宏 萩原聖人 古田新太  高岡早紀  渡部篤郎

 

 

 ドラマ『だから殺せなかった』を見た。

 まぁまぁ面白かった。

 

 見たのは三週間ほど前であったが、見たことすら忘れていた。

 まぁ、こういったこともある。

 記録で来てない美術館や博物館や、芝居や能楽、寺や神社、旅行や読書。

 どれをとっても、記録が半分にも満たない。

 旅行などは写真がたまってはいるが、おそらく1/10にも満たない記録の少なさで、自分で言うのもなんだが、乱鳥は忙しい余裕のない人物だなと客観的にとらえても思う。

 あははあはは、、、である。

2022年

 

原作 ⼀本⽊透

監督 権野元

脚本 前川洋一

 

出演者 玉木宏 萩原聖人 古田新太  高岡早紀  渡部篤郎

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『岸辺露伴は動かない』シ ーズン①②③④ 4.7★ /『岸辺露伴ルーブルへ行く』4.7★ Bon Jovi - It's My Life

2024-05-28 | ドラマ

Bon Jovi - It's My Life (Official Music Video)

 

『岸辺露伴は動かない』シーズン①②③④ 4.7★ /『岸辺露伴ルーブルへ行く』4.7★  実写版 高橋一生 飯豊まりえ

 

 

 先日から見ていた『岸辺露伴は動かない』シーズン①②③④ 4.7★『岸辺露伴ルーブルへ行く』を見終えた。

 シーズン①に関しては3回も見ていた。

 これだけ長いドラマや映画を見ると、満足感が行く。

 漫画の構想も素晴らしいなと改めて感じた。

 ブラボー!

 

 、、、と、まぁ、今回も見たという簡単な記録のみにて失礼いたしまする。

 おっと、高橋一生 飯豊まりえのご両人は印象的でよかった。

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ドラマ『ブラックスキャンダル』3.9★/5 監督 長沼誠 脚本 佐藤友治   山口紗弥加 安藤政信

2024-05-09 | ドラマ

 

 ドラマ『ブラックスキャンダル』3.9★/5 監督 長沼誠 脚本 佐藤友治   山口紗弥加 安藤政信

 ドラマ『ブラックスキャンダル』を見る。

 概ね興味深く楽しんだ。

 

  山口沙也加の迫真の演技は良かった。

 特に9話と10話、ここでも山口の表情や声色は良かった。

 

 終始一貫して鶴太郎の堅いコードの側をそいで導線がむき出しになったような張り詰めたもの思わせな表情が気にかかった。

 こういったのを臭い芝居というのであろうか、、、

 鶴太郎の遺言の書を書く場面があったが、いかにせん、書がうますぎた。

 文字はゆがめられてはいたが、反省し落胆し、これから自害して償う直前に書く書道のうまさではないと感じた。

 字がうますぎて話しが反れた感が否めない。

 

(2018年製作のドラマ)

あらすじ

 嘘の不倫スキャンダルのせいで地獄に落ちた人気女優・藤崎紗羅。

 その5年後、紗羅は顔を変え、芸能マネージャー・矢神亜梨沙(山口紗弥加)として業界に潜り込み、自分を陥れた人間へ復讐を果たそうとしていく物語。  

 

監督 長沼誠

脚本 佐藤友治

主題歌/挿入歌 ゲスの極み乙女。

出演者 山口紗弥加 安藤政信 松井玲 片岡鶴太郎 片桐仁 平岩紙

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ドラマ『ホストを相続しちゃいました』3.9★/5   桜井ユキ  三浦翔平 他

2024-05-03 | ドラマ

 

ドラマ『ホストを相続しちゃいました』3.9★/5   桜井ユキ  三浦翔平 他

 

 A・Pで三浦翔平出演のドラマを見つけたので、『ホストを相続しちゃいました』を見たが、概ね面白かった。

 こういった軽いノリのドラマも気になる役者が出ている場合には、いいものだ。

 

 今回も見たという簡単な記録のみにて、失礼いたします。

 

 PS

 5月3日!

 平常心是道。

 さぁ!これから某縁起絵巻を毛筆で写して楽しみまする。

 

 

 

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ドラマ『六本木クラス  Roppongi Class』3.7★/5

2024-04-20 | ドラマ

 

ドラマ『六本木クラス  Roppongi Class』3.7★/5

 

 ドラマ『六本木クラス』を観た。

 筋書きはおおむね面白かったかもしれない。

 興味をそそる部分と、やたら店舗の遅い部分が混在。

 面白いと思える部分と、見るのが面倒な感覚が入り交ざった感じは否めない。

【1】で終わる話を【1.4】倍、あるいは【1.6】倍まで伸ばし、主軸が揺らぐ。

 

 役者たちの荒削りの中で、香川照之と早乙女太一の過剰な顔芸がいろいろな意味で目を引いたが、手放しには喜べない。

 早乙女の凶器の中の顔芸は、一見うまさを感じさせるための小道具にしか感じられず、拒否反応が起こる。

 早乙女は好きな人は好きだろうが、わたくしにとってはこの顔の表情は、鼻についた。

 しかしながら、香川の顔芸はやりすぎたとはいえ、面白かった。やはりこの役者は、顔芸がこなれているのかもしれない。

 ただし、歌舞伎には、香川特有のこの縁起やオーバージェスチャーは不要。

 歌舞伎も見えを切ったり形を作ったりといったオーバージェスチャーは長年つと買われてはきたが、歌舞伎においては香川の演技はわたくし的にはいただけないと感ず。

 ドラマだと、割合に良い線は言っているとは思うのだが、、、

 

 こなれているといえば、バイブレーターの一人である光石研さんの演技が素晴らしい。

 非の打ちどころのない安定しこなれた演技は見入ってしまう。

 光石研さんや倍賞さんのようなこなれた役者をもっとおおく起用されていれば、この簿ラマはもっとおもしろくなったのかもしれない。

 

 このドラマの私としての見どころは、平手友梨奈のきりりとしたかわいらしさ。

 このキュートさで、このドラマはどれだけ救われていることか。

 彼女が出ていなければ、途中で見ることをやめていたと思う。

 

 平手友梨奈は初めて見たので調べてみると、欅坂46というグループに所属されている(いた?)らしい。

 欅坂46は聞いたことはあるが、どういったメンバーか、曲か、平手友梨奈が所属していたのかどうかすら知らない。

 このドラマでは、いい味を出しておられた。

 

 あと御一方。

 さとうなおみは難しい役どころであったが、役柄をしっかりと理解し、うまく演じておられた。

 うつくしい女優さんだが重厚で、演技が良かった。

 

 今回も見たという簡単な記録だけで、失礼いたします。

 

 

 
   
原作 チョ・グァンジン朝鮮語版
『六本木クラス〜信念を貫いた一発逆転物語〜』
チョ・グァンジン / キム・ソンユン英語版
梨泰院クラス
脚本 徳尾浩司
演出 田村直己
樹下直美
本間美由紀
小野浩司
出演者 竹内涼真
新木優子
平手友梨奈
早乙女太一
鈴鹿央士
稲森いずみ
緒形直人
光石研
中尾明慶
矢本悠馬
さとうほなみ
近藤公園
田中道子
香川照之
ナレーター 谷昌樹
音楽 髙見優
エンディング [Alexandros]
Baby's Alright
国・地域 日本の旗 日本
言語 日本語
時代設定 2006年 - 2022年

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ドラマ『不適切にもほどがある』 4.8/5★ 宮藤官九郎 2024 阿部サダヲ 仲里依紗 磯村勇斗 河合優実 吉田羊

2024-04-12 | ドラマ

 

 ドラマ『不適切にもほどがある』 4.8/5★ 宮藤官九郎 2024 阿部サダヲ 仲里依紗 磯村勇斗 河合優実 吉田羊

 

 宮藤官九郎のドラマ『不適切にもほどがある』を観たが、面白かった。

 大変よく寝られた筋書きやパロディ。

 他局との進行形の絡み。

 どこを切り取っても、面白かった。

 

 ラストの終わり方がわざと半端感を残し、特別版が想像できる。

 視聴者の期待をバッサリとキリ、10回で終わらせた潔さに小気味の良さと残念な気持ちが入り乱れた。

 

 

 

 

不適切にもほどがある!
ジャンル 連続ドラマ
企画 河本恭平(編成)
松本友香(編成)
脚本 宮藤官九郎
演出 金子文紀
坂上卓哉
古林淳太郎
渡部篤史
井村太一
出演者 阿部サダヲ
仲里依紗
磯村勇斗
河合優実
坂元愛登
三宅弘城
袴田吉彦
中島歩
山本耕史
古田新太
吉田羊
音楽 末廣健一郎
MAYUKO
宗形勇輝

 

 

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ドラマ『No Activity/本日も異状なし』筋書き2.3★ 役者の演劇的問答4.3★ 2021年 6回 豊川悦司 中村倫也 木村佳乃 清野菜名 岸谷五朗 岡山天音 岸井ゆきの

2023-06-08 | ドラマ

 

  ドラマ『No Activity/本日も異状なし』筋書き2.3★ 役者の演劇的問答4.3★ 2021年 6回 豊川悦司 中村倫也 木村佳乃 清野菜名 岸谷五朗 岡山天音 岸井ゆきの

 

 

 ドラマ『No Activity/本日も異状なし』をみたが退屈で、途中で眠ってしまう。

 何しろあらすじが単純で退屈。

 唯一、役者たちの演劇的かつ喜劇的な言葉のやり取りが面白く興味深かった。

 豊川悦司(と中村倫也)、木村佳乃と清野菜名、岸谷五朗と岡山天音と岸井ゆきののやり取りは楽しませてくれた。

 特に岸谷五朗と岡山天音のやり取りの中での岸谷五朗は地球ゴージャスのチケットさえみに行ければ舞台を見たいのにと言った気持ちが高鳴る。

 岸谷五朗と岡山天音、木村佳乃と清野菜名の畳み掛けたコメディの言葉のやり取りはアップテンポで見逃せない。

 ただし、豊川悦司(と中村倫也)は一方がお役足らずと言ったところで、薄っぺらい。

 しかしあの歳になっても、その昔一斉を風靡したトヨエツ、こもディ的要素の強い二枚目のナルシストであり心は男前!を演じきっておられた。

 要するにこのドラマ、豊川悦司、木村佳乃、清野菜名、岸谷五朗、岡山天音の力の見せ合う筋はどうでも良い力の競演であると言ったところか。

 

 最後の豊川の一言で、うまくドラマをまとめ上げたように思われるかもしれないは、如何にせん、中身はなかった。

 役者は良かったと言わざるを得ないドラマであった。

 

 みなさま、ありがとうございます。

 今回も見たという簡単な記録だけで失礼致します。

 

 

 

 

 

No Activity/本日も異状なし

 

2021年12月17日

 

あらすじ 出世を諦めた万年ヒラ刑事の時田信吾(ときた しんご)と、人たらしな新米刑事・椎名遊(しいな あそぶ)のバディが、麻薬捜査の張り込み中に巻き起こす、ありえないような騒動を描きます。

 

監督 英勉

脚本 じろう 土屋亮一

出演者  豊川悦司 中村倫也(中村友也) 木村佳乃 清野菜名 岸谷五朗 岡山天音 岸井ゆきの

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ドラマ『明日の君がもっと好き』 台詞の文学的言い回しと言葉の美しさ:4.8★/5 三田佳子:4.8★ 全体:3.9★  2018年

2023-05-20 | ドラマ

 

 

 

 ドラマ『明日の君がもっと好き』 台詞の文学的言い回しと言葉の美しさ:4.8★/5 三田佳子:4.8★ 全体:3.9★    2018年 7回 市原隼人 伊藤歩 柳葉敏郎 三田佳子 白洲迅

 

 ドラマ『明日の君がもっと好き』を見た。

 文学の引用や美しい言葉が用いられ、その調べに酔い、一気に見てしまった。

 ドラマでは【ことば】という語彙が多用され、【言葉と言葉の糸(意図 掛詞)】【触れると暖かい】に発展させるため、文学的言い回しを紡いで、テーマに沿って話を展開させている。

 三田佳子に表情と言い回し、そして流れるような台詞は日本文学的で、内容は違うが、与謝野晶子を思い浮かばせ、三田の台詞に『みだれ髪』を重ね合わせて見ている自分に気づく。

 勝手の恋人の出現、現時点での夫との関係を巧みに描き上げ、文学的な言い回しが生きてくる。

 市原隼人も品よくこなし、白洲迅も演じ分けが見事だと感じた。

 

 言葉が美しく、うっとりとする心地の良いドラマであった。

 私はこういうドラマの作り方は、好きだな^^

 

 みなさま、ありがとうございます。

 今回も見たという簡単な記録だけで失礼致します。

 

 

 

 

 人生で一番面倒くさい恋はきっと、 人生で一度だけの大切な恋になる-- 恋愛に冷めた男女が“運命の出逢い”に翻弄される、究極のラブストーリー! ♂恋に冷めている植物系男子の造園デザイナー・松尾亮(市原隼人)、 ♀ダメ男とばかり関係を持ち、恋をあきらめかけている30代秘書・里川茜(伊藤歩)、 ♂人懐っこいキャラとは正反対のウラの顔を持つ新社会人の男・城崎遥飛(白洲迅)、 ♀自身の性的アイデンティティーに悩む丹野香(森川葵) という一癖も二癖もある4人の男女が、一筋縄ではいかない恋愛模様を繰り広げていきます。 そこに4人の恋路に首を突っ込む茜の妹・黒田梓(志田未来)も加わり、主人公たちはそれぞれヒミツを抱えながら、次に何が起こるかわからない“想定外”の恋の物語を紡いでいきます。

 

原作

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ドラマ『民王』2015年 池井戸潤『民王』文春文庫  原作 西荻弓絵 脚本 遠藤憲一 菅田将暉 山内圭哉 草刈正雄 西田敏行

2023-04-06 | ドラマ

 

 写真は四天王寺(大阪) 舞楽の日に  2011年

 

 

 ドラマ『民王』  2015年  池井戸潤『民王』文春文庫  原作  西荻弓絵 脚本 遠藤憲一 菅田将暉 山内圭哉 草刈正雄 西田敏行

 

 

 

 ドラマ『民王』を見たが、大変面白かった。

 遠藤憲一さん、菅田将暉さんが大熱演で、感心した。

 こう行ったドラマが展開されていたことすら知らなかったが、見終わって、スカッとした。

 それに比べて、、、、とは、あえて、言いますまい!

 

 山内圭哉さんが出演されていた。

 この型の出番によって、コメディが一層深く広く展開。

 山内圭哉さんのデフォルメされたイントネーションの強調は、後藤ひろひとさんらと出演されていた『発熱!猿人ショー』を思い出させた。

 このこなれた笑いは、山内圭哉さん独自のものであると、ここでもまた感心した。

 

 

 みなさま、ありがとうございます。

 今回も見たという記録だけで失礼致します。

 

 

脚本 西荻弓絵
原作 池井戸潤『民王』(文春文庫)
監督 木村ひさし
本橋圭太
山本大輔
出演 遠藤憲一
菅田将暉
本仮屋ユイカ
知英
山内圭哉
峯村リエ
六角精児
高橋一生
金田明夫
草刈正雄(特別出演)
西田敏行 ほか
話数 全8話
制作年 2015年

 

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ドラマ『お先にどうぞ』 1.9★/5  濱田岳 石丸謙二郎 夏帆 他  2013年 全6話  作者:塩沢 航

2023-03-23 | ドラマ

 

ドラマ『お先にどうぞ』 1.9★/5  濱田岳 石丸謙二郎 夏帆  2013年 全6話  作者:塩沢 航

 

 

 濱田岳主演の、ドラマ『お先にどうぞ』を見た。

 別段、料理が美味しそうに見えるでもなく、濱田岳の演じ方のみに頼った講釈が多く中身のないドラマのように感じる。

 それでも、1話 石丸謙二郎と6話 夏帆の設定には無理はなく、話としてもソコソコに面白い展開を見せた。

 

 このドラマ、例えば 麺なら冷麺、牛丼なら牛丼の食べ方の流儀を頑なに持論で押し付け、それに反する場合は認めない。

 一種の多様性の否定であり、威嚇攻撃でさえあるといえよう。

 そこまでなら自分たちの中で展開すればいいのだが、店内の飲食者の食べ方にまで、ことごとくケチをつける。

 第三者を否定の上に成り立つ正道というなの持論で、中身がない。

 他を拒否し、自分の意見だけが正しいと相手に求める行為、感覚は、小学生の仲良しごっこといじめに類似する。

 よって、このドラマは、筋書きが嫌いだ。

 作者は、塩沢 航。小山薫堂の一番弟子ということだが、それにしてもこのドラマは品位に欠ける。

 小山薫堂って確か、下鴨茶寮の方で、wowowで映画解説に出ておられた品の良い方だったのに、、、、。

 そういうことは師弟の間でも口出しはしないんだな、、、(笑)

 

 おまけに、上にも書いたが、それほどまでい美味しそうに描くわけでもなく、食べる幸せ感と満足感はない。

 むしろ、支配者の胃にそ食わないように気遣うといった、針のむしろ場で食う味なき料理で、見ていても楽しくない。

 初めは気をてらい面白く感じたが、パターンが同じで、退屈である。

 最終章の、おかまさんたちの話の展開の落とし方で、このドラマにピリオドが打てた。

 

 しかし、食べ物で自分の流儀に合わないと全否定とは恐れ行き屋の鬼子母神!である。

 そしてその食べ方に感心するどころか、共感を呼べない箇所もいくつかあったのは、お笑いぐさである。

 

 食べ物は美味しく食べるのが一番である。

 食べる行為は楽しくある方が良いだろう。

 しかし、相手の意に反さないように、顔色を伺い食べる。

 

 相手は自分の流儀を押し付け要求し、間違うと存在そのものを否定するが、肝心のご自分は、相手からは食事という行為のあり方の基本を剥奪し、いってしまえば、食事という名の拷問を可す。

 ある意味度を過ぎたいじめであり、人権の否定でさえあると言える。

 

 スプーンを使おうが箸を使おうが、手づかみであろうが、楽しくて美味しけりゃそれで良い。

 栄養バランスがよけりゃ、なお最高。

 

 端から食おうが真ん中から食おうが、野菜から食べようが肉魚から食べ等が、一緒に食べろうが、そんなことは知っちゃいない。

 体のための野菜から、、、といった言葉、別問題なのでここでは省きたい。

 食べ方の流儀、所作を一つとし、それを最高という、物語に出てくる人物たちに、私は不愉快さを感じたがために、その顔を見届けてやりたく、最後まで見た。

 

 役者はどのような脚本でも引き受けるんだといった例の一つだと感じた。

 

 

 

 

 

【主演】:濱田岳

 

【ゲスト出演】:石丸謙二郎(第1話)、高梨臨(第2話)、関めぐみ(第3話)、池田鉄洋(第4話)、大政絢(第5話)、夏帆(第6話)

制作年

2013年初放送

話数

全6話

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ドラマ『 Jane Eyre  ジェイン・エア』 4回(200分) 4.7★/5  脚本:シャーロット・ブロンテ 2006年 イギリス アメリカ 

2023-02-23 | ドラマ

 

 

   ドラマ『 Jane Eyre  ジェイン・エア』 4回(200分) 4.7★/5  脚本:シャーロット・ブロンテ 2006年 イギリス アメリカ 

 

 

 ドラマ『 Jane Eyre  ジェイン・エア』を一気にみた。

 話の展開は間違いまく、面白い。

 

 途中でなんども、大泣きに泣いた。

 みて損はしないドラマだと感じる。

 

 みなさま、ありがとうございます。

 今回も見たという簡単な記録だけで失礼致します。

 

 

Jane Eyre ジェイン・エア

2006年

イギリス アメリカ 

 

製作総指揮 レベッカ・イートン

     フィリッパ・ジャイルズ

監督 スザンナ・ホワイト

脚本 シャーロット・ブロンテサンディ・ウェルチ

 

出演者 ルース・ウィルソン トビー・スティーヴン スロレイン・アシュボーン エイダン・マクアードル パム・フェリス

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 写真は東大寺懸慶讃能(平成二十六年)

『天鼓』

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ドラマ『Sanditon  サンディトン』4.0★/5 (8回)  原作 ジェーン・オースティン 監督 オリー・ブラックバーン 脚本 ジャスティン・ヤング 2019年 イギリス BBC

2023-02-22 | ドラマ

イランの学生

 

 

 ドラマ『Sanditon  サンディトン』4.0★/5 (8回)  原作 ジェーン・オースティン 監督 オリー・ブラックバーン 脚本 ジャスティン・ヤング 2019年 イギリス BBC

 

 

 ジェーン・オースティン原作の ドラマ『Sanditon  サンディトン』を見た。

「Sanditon (サンディトン)」とは、「刺激的」という意味。

 確かに、とは感じた。

 しかしこの話には、多くの根強い問題点を用いて展開される。

 格差差別や人種差別や男女差べる。

 イギリスは学生の頃に行ったことがあるが、ヨーロッパ7カ国の中でも、●色人種に対する差別は凄まじい。

 たかだか、19、20歳の頃に【私は●色人種なのですね。】ということを知らしめてくださるご年配の路上タップダンサーがいらっしゃって、日本における世界の立ち位置を学ぶことができたのは収穫であった。

 そのことを踏まえ、このドラマに挑むと、根強く深い問題点を弄ることができる。

 

 格差のある女性が初めて舞踏会に行った時のこと。

 皆は、彼女に気づかぬそぶり。

 映画の『誰も知らない』状態。

 唯一、二人の女性だけが、彼女を見て驚く素振りを示す。

 

 女性は二人の上層階級に連れられてやってきた舞踏会。

 定位置で三人たつと、社交辞令のように、男性がやってくる。

「ダンスをお願いします(要約)」

 田舎の娘はにこやかに

「喜んで!」

と言うが、男性は上流マダムを連れていく。

 二人目も、またしかり。

 此処から娘は、階級の相違を嫌という程味わうことになる。

 

 2/3までの話の展開が、大変面白い。

 只、後半の1/3になると結末が見える。

 結末がわかる話は多いが、この終わり方は観客も納得できない、格差社会に終わるのね、、、と云った超現実的すぎるドラマの終わり方。

 見ている側は幕が閉じてから(終わってから)も憂鬱感を覚え、悶々とした気分を持ちつつ、嫌な余韻を味合う羽目となる。

 そこで思い出すのが、大学時代にイギリスで味わった、●色人種(日本人)差別。

 ただし、イギリス人の中には、非常にフレンドリーな方も多くいらっしゃることを付け加えておきたい。

 

 もっとも、紳士が自分の二の前を娘に味あわせ事となるが、私はその後の紳士と未亡人元女性の結婚生活の中身を知りたい。

 これは、次に話の展開をかける気がするが、どうなのだろう、、、といらぬ取り越し苦労をする私であった。

 

 それにしても、ラストのラスト、私なら紳士に

「何もできないなら、馬に乗って追いかけてこないで!」

と言いたくなった。

 

 今回も簡単な記録だけで失礼致します。

 

 

 

サンディトン Sanditon 

 

2019年

製作国:イギリス ジャンル

原作 ジェーン・オースティン

監督 オリー・ブラックバーン

脚本 ジャスティン・ヤング

出演者 ローズ・ウイリアムズ テオ・ジェームズ クリス・マーシャル ケイト・アシュフィールド クリスタル・クラーク

 

 

 

 みなさま

 ご来場、ありがとうございます。

 楽しいお時間をお過ごしください!

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ドラマ『PERSUASION 説きふせられて』3.8★/5(ドラマ) 4.9/5★(接吻) ジェイン・オースティン原作(『説得』 ) 2008年 BBC 95分

2023-02-18 | ドラマ

 

 

 ドラマ『PERSUASION 説きふせられて』3.8★/5(ドラマ) 4.9/5★(接吻) ジェイン・オースティン原作(『説得』 ) 2008年 BBC 95分

 

 

 

 昨日見たジェイン・オースティン原作の『高慢と偏見』が大変面白かったので、原作者つながりでドラマ『説きふせられて』をみる。

 原作の『説得』は『高慢と偏見』と同様に長編小説とのこと。

『高慢と偏見』の場合は計6回(6時間)と時間に余裕があった。  

ドラマ『Pride and Prejudice 高慢と偏見 』4.9★/5 (全6回)原作 ジェーン・オースティン 監督 サイモン・ラングトン   BBC 1995年

 

 

『説きふせられて』は原作の核心に触れる場面はある程度描かれたと思う。

 今回は、1回1時間半といった中に原作の意図や筋書きを凝縮せねばならないため、端折った嫌いが拭えない。

 つまり、面白くなかった。

 おそらくではあるが、ジェイン・オースティンの小説そのものをそむと、もっと深い風呂狩りや心情の揺れ動きが表現されていたと思う。

 

 ジェイン・オースティンはどうも、『シンデレラ』を頭の片隅に置いているように思うことは、前回のドラマ『高慢と偏見』の記録でも書かせていただいた。

 今回は、女性の身分は高く、決して灰被りのような扱いは受けてるわけではない。しかし元は男性の身分と将来が保証されず、加えて、18歳という若さもあって、家族から結婚を反対される。

 この苦難ということが共通。

 加えて、男性が戦場から戻り、大姉持ちになって変えってくる。

 数々の小波のような苦難を乗り越え、二人は結婚することに、、、

 まさに、今回の『PERSUASION 説きふせられて』も、シンデレラストーリーの変形で、脚本の作り方とは面白いものだと、前回同様に感じた。

 もちろん、ああ口を開けたまま羨ましがる女性は多いであろうと思われるほどの、ハッピーエンドである。

 

 その証拠に、男性からの手紙を読む。

【11時(?)に伺います(要約)】

 上の手紙を読んだのは、5分前。

 女性は、手紙を手にしたまま、2度、確かめる。

     時計を、、、

 後、5分しかない、、、

 

 前回見た『高慢と偏見』では、男性が訪れる。

 女性は自分の部屋。右手には水色の室内ばきをおもむろに持ち上げる。

 

 ジェイン・オースティンという作家はシンデレラの中でも、魔法が消える時間と後に残された靴を重要視していたのだと感じる。

 

 最後に、男性の球根の手紙に、女性は全力で走って男性の元へ。

 そして、結婚を承諾。

 直後の愛に満ちた二人の、接吻は見もの。

 愛しすぎて、お互いになかなか靴付できない接吻は、美しいとしか言いようがない。

 これまで見てきた映画やドラマの中でも非常に印象に残る、美しすぎる接吻だと感じた。

 キス(eros)では無い、接吻(trust and love)であった。

 

 

 みなさま、見て頂き有難うございいます。

 感謝感謝でございます^v^

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ドラマ『Pride and Prejudice 高慢と偏見 』4.9★/5 (全6回)原作 ジェーン・オースティン 監督 サイモン・ラングトン   BBC 1995年

2023-02-17 | ドラマ

 

 

 

  ドラマ『Pride and Prejudice 高慢と偏見 』4.9★/5 (全6回)原作 ジェーン・オースティン 監督 サイモン・ラングトン   BBC 1995年

 

 

 このブログを始めるよりもずっと前のことだが、テレビ放映で『高慢と偏見 』を見たことがある。

 あまりにも面白かったので、鑑賞直後に、岩波文庫で『高慢と偏見 』を読んだが、小説で読んでも面白かった。

 そこそこに長い話だったが、登場人物を想像しながらなので、一気に読めた。

 その後何十年が経つが、話の展開が面白かったという印象が強い。

 

 今回、以前見たBBC 6回バージョンの『高慢と偏見 』を見て、随所随所で涙が出てきたと同時に、幸せな気分に浸ることができた。

 場面場面で強烈な印象が残っており、何十年見た映像がフラッシュバックした。

 

 一種のシンデレラストーリーの尾びれ背びれをつけた変形バージョンとも取ることはできるが、話や脚本を作る上で、相当参考になるのではないかとも感じる。

 ラスト、紳士が告白に来る場面。女性が自分の部屋で水色の【室内ばき】を右手で拾い上げるシーンは、まさに軸とした話(シンデレラ)を思い起こさせ、構成力及び表現が、うまい!と感じた。

 

『高慢と偏見 』はチェンバロに近いピアノの音と、シェークスピア音楽風歌い込みや調べが美しく優雅な気持ちに陥る。

 本来の絵画や肖像画などは、この様に用いられていたのであろうと、美術にお好きな私は絵画でもうっとりとする。

 当時の髪型や帽子を含めた装いも、古典絵画で馴染みのある様子だ。

 さらに言い回しが、シェークスピアの舞台か、あるいはマザーグースの読み語りの様な美しいイギリス英語である。

 特に父親役の声と言い回しは数時間聞いていても飽きないのでがないかとさえ思った。

 

 話の展開も私が望む所の幸せ感が感じられ、悲壮な話も良いが、ハッピーエンドもこれまた嬉しいものである。

 登場人物の誰か一人に感情移入してみると、満足のいくドラマだと感じます^^

 

 私は、このドラマを見終えて幸せ感に浸りながら、シェークスピア音楽をスイングしていた。

   oh willow willow willow   willow~

   oh willow willow willow   willow~~

   in my garden~~~

 

Anonymous - The Willow song (Othello, IV:3)

 

 

 

 見ていただきありがとうございます。

 

 

『高慢と偏見』(Pride and Prejudice)

 原作 ジェーン・オースティン

 台本 アンドルー・デイヴィス(英語版)

 監督 サイモン・ラングトン(英語版)

 

 出演者 ジェニファー・イーリー コリン・ファース テーマ

 曲作者 カール・デービス

 撮影監督 ジョン・ケンウェイ

 

 放送チャンネル BBC

 期間 1995年9月24日 - 1995年10月29日

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ドラマ『La Brea: Season One ラ・ブレア』4.0★/5  2021年 全10回 アメリカ

2023-01-14 | ドラマ

 

   ドラマ『La Brea: Season One ラ・ブレア』4.0★/5  2021年 全10回 アメリカ

 

 

 ドラマ『La Brea: Season One ラ・ブレア』を見る。

 筋書きよし!非常によし!と一気に見たが、最終10回目で、続きがあるのが丸わかりの状態。

「通し」で見させてくだされ〜〜〜と、内心思うが、アメリカでさえSeason twoを放映されたのは2022年11月とのこと。

 h、、、で放映されるのはその後となるので、当分ドラマの続きは望めそうにない、、、

 いやぁ〜〜〜、モヤモヤ感がいっぱいで、どうしようもない。

 面白い筋書きだけに、参った参ったと、途方に暮れる乱鳥でした^^;;はい

 

 

 

 

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