乱鳥の書きなぐり

遅寝短眠、起床遊喰、趣味没頭、興味津々、一進二退、千鳥前進、見聞散歩、読書妄想、美術芝居、満員御礼、感謝合掌、誤字御免、

『猫画之物語』(みょうがのものがたり)3   上/三冊 黒本 江戸時代 1枚

2021-12-29 | 草双紙:洒落本、仮名草子、黄表紙、黒本、赤本、合巻 等

 

 

     『猫画之物語』(みょうがのものがたり)3   上/三冊 黒本 江戸時代 1枚

 

 

(一部写す)

  村

  名月は

  まるといふ

  まんじ一八十八 

  平のじなれば

  壬午村源平と

  たづねか

 

 

まんじ一八十八 

平のじなれば

  平の字を分解すると

    一

    八

    十

    八

で「平」の字となる。

 壬午村源平は平家の関係なので、

 

まんじ一八十八 

平のじなれば

 と書かれているのであろう。

 

 

壬午村源平

 壇ノ浦の戦いに関係する人物か?

壬午村

 壬午村というのがあるらしい。

 

黒本

ヘ13 04285

[猫画之物語](みょうがのものがたり) 上,中,下

[出版地不明  江戸か]

[出版者不明   版元:鶴屋喜右衛門か]

[出版年不明  宝暦一三刊(1763)か]

 

17cm

公開者   早稲田大学図書館 (Waseda University Library)

 

 

 

 

『猫画之物語』(みょうがのものがたり)1   上/三冊 黒本 江戸時代   (2枚)

『猫画之物語』(みょうがのものがたり)2   上/三冊 黒本 江戸時代 1枚

『猫画之物語』(みょうがのものがたり)3   上/三冊 黒本 江戸時代 1枚

 

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『猫画之物語』(みょうがのものがたり)2   上/三冊 黒本 江戸時代 1枚

2021-12-27 | 草双紙:洒落本、仮名草子、黄表紙、黒本、赤本、合巻 等

 

 

     『猫画之物語』(みょうがのものがたり)2   上/三冊 黒本 江戸時代 1枚

 

 

(一部写す)

  さらば

  /\

 

 八兵ずい

 ぶんまめで

   いやれ

 

 わびごとしてかへる

 やうにしなせう

 

黒本

ヘ13 04285

[猫画之物語](みょうがのものがたり) 上,中,下

[出版地不明  江戸か]

[出版者不明   版元:鶴屋喜右衛門か]

[出版年不明  宝暦一三刊(1763)か]

 

17cm

公開者   早稲田大学図書館 (Waseda University Library)

 

 

 

 

『猫画之物語』(みょうがのものがたり)1   上/三冊 黒本 江戸時代   (2枚)

『猫画之物語』(みょうがのものがたり)2   上/三冊 黒本 江戸時代 1枚

 

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『猫画之物語』(みょうがのものがたり)1   上/三冊 黒本 江戸時代   (2枚)

2021-12-26 | 草双紙:洒落本、仮名草子、黄表紙、黒本、赤本、合巻 等

 

 

     『猫画之物語』(みょうがのものがたり)1   上/三冊 黒本 江戸時代 2枚

 

 

(一部写す)

かゝさま おれも

くわうな

 

  これハ

  ねこの

  たべる

   のさ

 

 

(一部写す)

かんにんなされませ

おしうさま(和尚様) おきゝなされ

ませ、此こハねこがきついすきで

          ござります

 

 

 

黒本(説明あり)

ヘ13 04285

[猫画之物語](みょうがのものがたり) 上,中,下

[出版地不明  江戸か]

[出版者不明   版元:鶴屋喜右衛門か]

[出版年不明  宝暦一三刊(1763)か]

 

17cm

公開者   早稲田大学図書館 (Waseda University Library)

 

 

黒本とは

 黒本(くろほん、くろぼん) 江戸時代に書かれた挿絵が描かれた本、草双紙の一種。

 子供向けの赤い表紙の赤本が発展して、青少年向きの黒い表紙の黒本になった。

 題材は、浄瑠璃、歌舞伎、英雄伝、戦記が多い。草双紙 黒本・青本を参照。

 

 

 

『猫画之物語』(みょうがのものがたり)1   上/三冊 黒本 江戸時代   (2枚)

 

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竹斎老宝山吹色 読了    17 十五丁裏 寛政六年  築地善交作 北尾重政画

2020-12-02 | 草双紙:洒落本、仮名草子、黄表紙、黒本、赤本、合巻 等

竹斎老宝山吹色  読了  17 十五丁裏 寛政六年  築地善交作 北尾重政画

 

17

早稲田大学 古典籍総合データベース

十五丁裏

竹さいらうの

りやうぢしだい

におこなわれて

武家町人の

しやべつ

  なく

こゝからも

 かしこ

 から

 も

日々

 の

むかひ

 にて

なハにとうハ

 ふく/\

福ハうちへ

    と

祝、こめ

猶さかゆるに出こと

めでたけれ、

 

     築地 善交 作

 

武家町人の

しやべつなく

 武家町人の差別なく

 

竹斎老宝山吹色(ちくさいらう たからの やまぶきいろ)1 表紙  寛政六年  築地善交作 北尾重政画

竹斎老宝山吹色(ちくさいらう たからの やまぶきいろ)2 口上 寛政六年  築地善交作 北尾重政画

竹斎老宝山吹色(ちくさいらう たからの やまぶきいろ)3 一丁裏 二丁表 寛政六年  築地善交作 北尾重政画

竹斎老宝山吹色(ちくさいらう たからの やまぶきいろ)4 二丁裏 三丁表 寛政六年  築地善交作 北尾重政画

竹斎老宝山吹色(ちくさいらう たからの やまぶきいろ)5 三丁裏 四丁表 寛政六年  築地善交作 北尾重政画

竹斎老宝山吹色(ちくさいらう たからの やまぶきいろ)6 四丁裏 五丁表 寛政六年  築地善交作 北尾重政画

竹斎老宝山吹色(ちくさいらう たからの やまぶきいろ)7 五丁裏 六丁表 寛政六年  築地善交作 北尾重政画

竹斎老宝山吹色(ちくさいらう たからの やまぶきいろ)8 六丁裏 七丁表 寛政六年  築地善交作 北尾重政画

竹斎老宝山吹色(ちくさいらう たからの やまぶきいろ)9 七丁裏 八丁表 寛政六年  築地善交作 北尾重政画

竹斎老宝山吹色(ちくさいらう たからの やまぶきいろ)10 八丁裏 九丁表 寛政六年  築地善交作 北尾重政画

竹斎老宝山吹色(ちくさいらう たからの やまぶきいろ)11 九丁裏 十丁表 寛政六年  築地善交作 北尾重政画

竹斎老宝山吹色(ちくさいらう たからの やまぶきいろ)12 十丁裏 十一丁表 寛政六年  築地善交作 北尾重政画

竹斎老宝山吹色(ちくさいらう たからの やまぶきいろ)13 十一丁裏 十二丁表 寛政六年  築地善交作 北尾重政画

斎老宝山吹色(ちくさいらう たからの やまぶきいろ)14 十二丁裏 十三丁表 寛政六年  築地善交作 北尾重政画

竹斎老宝山吹色(ちくさいらう たからの やまぶきいろ)15 十三丁裏 十四丁表 寛政六年  築地善交作 北尾重政画

竹斎老宝山吹色(ちくさいらう たからの やまぶきいろ)16 十四丁裏 十五丁表 寛政六年  築地善交作 北尾重政画

竹斎老宝山吹色 読了    17 十五丁裏 寛政六年  築地善交作 北尾重政画

竹斎老宝山吹色 読了^^v

 

 

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竹斎老宝山吹色(ちくさいらう たからの やまぶきいろ)16 十四丁裏 十五丁表 寛政六年  築地善交作 北尾重政画

2020-12-02 | 草双紙:洒落本、仮名草子、黄表紙、黒本、赤本、合巻 等

竹斎老宝山吹色(ちくさいらう たからの やまぶきいろ)16 十四丁裏 十五丁表 寛政六年  築地善交作 北尾重政画

16

早稲田大学 古典籍総合データベース

十四丁裏 

よいかけんに

さけたじぶん

竹さいらう

御ぜんへ

まかり出

御しに

もうと

ござり

まして

女中

さま

かしこ

 の

御かほ

のりやう

ぢ、くの

ぎハ

づハしと

 

なれ

もの、くぎに

ゑずるに

 

十五丁表 

すれど

なにと

でしで

ござりま

しやうや、

ぶちやう

ほうハ御

ちうしや

のほどを

願ひます、

面クラ/\

 面とれ

  つゝ

   面と

めくぢらの

たいこにつれ

めんがたをとつ

た所がけ申、ご

らうじろ、此

とをり、とのさま

もあまりのうれ

示唆に、これハお

ありがたにござい

   ますと おつしやる

 

十四丁裏 

     やん

      や

     /\

 

十四丁裏  

     いや

      はや

      /\

       /\/\

 

十五丁表 

      ずん

       や

      /″\

 

 

面クラ/\

 面とれ

  つゝ

   面と

めくぢらの

たいこにつれ

めんがたをとつ

た所がけ申

 面は異体字で書かれている。

 めんがたは、15ででてきた、面型のこと。

 

竹斎老宝山吹色(ちくさいらう たからの やまぶきいろ)1 表紙  寛政六年  築地善交作 北尾重政画

竹斎老宝山吹色(ちくさいらう たからの やまぶきいろ)2 口上 寛政六年  築地善交作 北尾重政画

竹斎老宝山吹色(ちくさいらう たからの やまぶきいろ)3 一丁裏 二丁表 寛政六年  築地善交作 北尾重政画

竹斎老宝山吹色(ちくさいらう たからの やまぶきいろ)4 二丁裏 三丁表 寛政六年  築地善交作 北尾重政画

竹斎老宝山吹色(ちくさいらう たからの やまぶきいろ)5 三丁裏 四丁表 寛政六年  築地善交作 北尾重政画

竹斎老宝山吹色(ちくさいらう たからの やまぶきいろ)6 四丁裏 五丁表 寛政六年  築地善交作 北尾重政画

竹斎老宝山吹色(ちくさいらう たからの やまぶきいろ)7 五丁裏 六丁表 寛政六年  築地善交作 北尾重政画

竹斎老宝山吹色(ちくさいらう たからの やまぶきいろ)8 六丁裏 七丁表 寛政六年  築地善交作 北尾重政画

竹斎老宝山吹色(ちくさいらう たからの やまぶきいろ)9 七丁裏 八丁表 寛政六年  築地善交作 北尾重政画

竹斎老宝山吹色(ちくさいらう たからの やまぶきいろ)10 八丁裏 九丁表 寛政六年  築地善交作 北尾重政画

竹斎老宝山吹色(ちくさいらう たからの やまぶきいろ)11 九丁裏 十丁表 寛政六年  築地善交作 北尾重政画

竹斎老宝山吹色(ちくさいらう たからの やまぶきいろ)12 十丁裏 十一丁表 寛政六年  築地善交作 北尾重政画

竹斎老宝山吹色(ちくさいらう たからの やまぶきいろ)13 十一丁裏 十二丁表 寛政六年  築地善交作 北尾重政画

斎老宝山吹色(ちくさいらう たからの やまぶきいろ)14 十二丁裏 十三丁表 寛政六年  築地善交作 北尾重政画

竹斎老宝山吹色(ちくさいらう たからの やまぶきいろ)15 十三丁裏 十四丁表 寛政六年  築地善交作 北尾重政画

竹斎老宝山吹色(ちくさいらう たからの やまぶきいろ)16 十四丁裏 十五丁表 寛政六年  築地善交作 北尾重政画

 

 

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竹斎老宝山吹色(ちくさいらう たからの やまぶきいろ)15 十三丁裏 十四丁表 寛政六年  築地善交作 北尾重政画

2020-12-01 | 草双紙:洒落本、仮名草子、黄表紙、黒本、赤本、合巻 等

竹斎老宝山吹色(ちくさいらう たからの やまぶきいろ)15 十三丁裏 十四丁表 寛政六年  築地善交作 北尾重政画

15

早稲田大学 古典籍総合データベース

十三丁裏 

さてりやうぢ

のしかたを

みるに、いや

はや、おそれ

入たるもの

まづ大がま

にせいろう

をかけて

ゆげのさかん

に上るこゝろへ

かヲを出し、

ずいぶんよく

むきせふけ

がとをりて

ちうもん

どをりのめん

がたをこし

つへをき、それ

/″\にかぶせ

風ふきへ 

 出して

さま申せ

  ます、

 

十四丁表

とうやら女護の

 志まで井戸を

のぞくこといふ

  ところも

  あるのう

 

十三丁裏 

   おりやう

     ぢも

   あれば

    あるもの

     じや

 

十三丁裏

     ちうもんに

     ちがハねやうにして

     下さりませ

 

十四丁表

     いたした

     めんかたを

     かふせら

       れ

     かせに

     ふかれ

      て

     ゐる

     わい

     な

 

 

めんかた

 面型

 

 

竹斎老宝山吹色(ちくさいらう たからの やまぶきいろ)1 表紙  寛政六年  築地善交作 北尾重政画

竹斎老宝山吹色(ちくさいらう たからの やまぶきいろ)2 口上 寛政六年  築地善交作 北尾重政画

竹斎老宝山吹色(ちくさいらう たからの やまぶきいろ)3 一丁裏 二丁表 寛政六年  築地善交作 北尾重政画

竹斎老宝山吹色(ちくさいらう たからの やまぶきいろ)4 二丁裏 三丁表 寛政六年  築地善交作 北尾重政画

竹斎老宝山吹色(ちくさいらう たからの やまぶきいろ)5 三丁裏 四丁表 寛政六年  築地善交作 北尾重政画

竹斎老宝山吹色(ちくさいらう たからの やまぶきいろ)6 四丁裏 五丁表 寛政六年  築地善交作 北尾重政画

竹斎老宝山吹色(ちくさいらう たからの やまぶきいろ)7 五丁裏 六丁表 寛政六年  築地善交作 北尾重政画

竹斎老宝山吹色(ちくさいらう たからの やまぶきいろ)8 六丁裏 七丁表 寛政六年  築地善交作 北尾重政画

竹斎老宝山吹色(ちくさいらう たからの やまぶきいろ)9 七丁裏 八丁表 寛政六年  築地善交作 北尾重政画

竹斎老宝山吹色(ちくさいらう たからの やまぶきいろ)10 八丁裏 九丁表 寛政六年  築地善交作 北尾重政画

竹斎老宝山吹色(ちくさいらう たからの やまぶきいろ)11 九丁裏 十丁表 寛政六年  築地善交作 北尾重政画

竹斎老宝山吹色(ちくさいらう たからの やまぶきいろ)12 十丁裏 十一丁表 寛政六年  築地善交作 北尾重政画

竹斎老宝山吹色(ちくさいらう たからの やまぶきいろ)13 十一丁裏 十二丁表 寛政六年  築地善交作 北尾重政画

斎老宝山吹色(ちくさいらう たからの やまぶきいろ)14 十二丁裏 十三丁表 寛政六年  築地善交作 北尾重政画

竹斎老宝山吹色(ちくさいらう たからの やまぶきいろ)15 十三丁裏 十四丁表 寛政六年  築地善交作 北尾重政画

 

 

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竹斎老宝山吹色(ちくさいらう たからの やまぶきいろ)14 十二丁裏 十三丁表 寛政六年  築地善交作 北尾重政画

2020-12-01 | 草双紙:洒落本、仮名草子、黄表紙、黒本、赤本、合巻 等

竹斎老宝山吹色(ちくさいらう たからの やまぶきいろ)14 十二丁裏 十三丁表 寛政六年  築地善交作 北尾重政画

14

早稲田大学 古典籍総合データベース

十二丁裏 

先だつてしりのりやうぢをして

やりたる女中のひきにてする、御大名へ

めされ、おとしよりおくがらうたち

あひにて、ふうぞくハよけれども

きりやうのわるい

女中をしたゝる、出

し□いどのなを

りしあんばい

にてハさだめて

りやうぢの手

きハもありさう

なものを、竹斎

らうへみせけれ

バ、さつそくうけ

あいける、

 

十二丁裏

「わたしハなにはやに

 たかしまを

 まぜて

 下さり

 ませ

 

十二丁裏

「わたくしハ

 あこうがにびるに

 としやくの目

十三丁表 

 つきにいたし

 ましやう、

 

十三丁表

かくかろう

「いやはや、手

 まへ女わきで

 ハ名も赤ひ

 けものバかり

 名かゝるかと

 ちくさい 

 らうのおぼし

 めすところ

 もいかゞじやら

 いつれもいへの

 子のいかむ

 ともでご

 ざる、三はん

 目の取わけ

 できのよいが

 せつしやが

 めいでござる、

  名ハ、おさると

   申ます、 

 

十二丁裏

   「とてもきりやうをなを

    もらひ申ならめい/\に

    ちうもんしたがよい

    何もはぢかしいこと

    ハなひ

 

十二丁裏

    わたしらハ

    なにかし

    はり、いつそ  

    ごふくやへ、ういもの二

    いつたやうでき

    がさだまらぬ

    まも、じれつ

        てへ

 

十三丁表 

   「いつれ

      も

    ふう

    りう

    な

    御

    きりやう

      で

    ござる

 

 

おくがらう

 奥家老

 江戸時代、大名の家で奥向きの事柄を取り締まった家老。⇔表家老。

 

 奥家老〘名〙

 江戸時代、大名などの奥向きの事務いっさいを管理する要職。

 奥老(おくおとな)。

 ⇔表家老。

 ※俳諧・江戸十歌仙(1678)七「産湯になつる岩千代が声〈言水〉 奥家老亀井鶴岡松兵衛〈春澄〉」

竹斎老宝山吹色(ちくさいらう たからの やまぶきいろ)1 表紙  寛政六年  築地善交作 北尾重政画

竹斎老宝山吹色(ちくさいらう たからの やまぶきいろ)2 口上 寛政六年  築地善交作 北尾重政画

竹斎老宝山吹色(ちくさいらう たからの やまぶきいろ)3 一丁裏 二丁表 寛政六年  築地善交作 北尾重政画

竹斎老宝山吹色(ちくさいらう たからの やまぶきいろ)4 二丁裏 三丁表 寛政六年  築地善交作 北尾重政画

竹斎老宝山吹色(ちくさいらう たからの やまぶきいろ)5 三丁裏 四丁表 寛政六年  築地善交作 北尾重政画

竹斎老宝山吹色(ちくさいらう たからの やまぶきいろ)6 四丁裏 五丁表 寛政六年  築地善交作 北尾重政画

竹斎老宝山吹色(ちくさいらう たからの やまぶきいろ)7 五丁裏 六丁表 寛政六年  築地善交作 北尾重政画

竹斎老宝山吹色(ちくさいらう たからの やまぶきいろ)8 六丁裏 七丁表 寛政六年  築地善交作 北尾重政画

竹斎老宝山吹色(ちくさいらう たからの やまぶきいろ)9 七丁裏 八丁表 寛政六年  築地善交作 北尾重政画

竹斎老宝山吹色(ちくさいらう たからの やまぶきいろ)10 八丁裏 九丁表 寛政六年  築地善交作 北尾重政画

竹斎老宝山吹色(ちくさいらう たからの やまぶきいろ)11 九丁裏 十丁表 寛政六年  築地善交作 北尾重政画

竹斎老宝山吹色(ちくさいらう たからの やまぶきいろ)12 十丁裏 十一丁表 寛政六年  築地善交作 北尾重政画

竹斎老宝山吹色(ちくさいらう たからの やまぶきいろ)13 十一丁裏 十二丁表 寛政六年  築地善交作 北尾重政画

斎老宝山吹色(ちくさいらう たからの やまぶきいろ)14 十二丁裏 十三丁表 寛政六年  築地善交作 北尾重政画

 

 

 

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竹斎老宝山吹色(ちくさいらう たからの やまぶきいろ)13 十一丁裏 十二丁表 寛政六年  築地善交作 北尾重政画

2020-11-30 | 草双紙:洒落本、仮名草子、黄表紙、黒本、赤本、合巻 等

竹斎老宝山吹色(ちくさいらう たからの やまぶきいろ)13 十一丁裏 十二丁表 寛政六年  築地善交作 北尾重政画

 

13

早稲田大学 古典籍総合データベース

十一丁裏 

たんのからむ

病人をバ、まづ

こよりを長く

こしらへ、まつ

すぐにねころ

ばせ、さて、かの

こよりを口より

そろ/\と

ひねりこみ

けれバ、だん

/″\後中

をすきて

しりのあな

へぬける所

をよくあと

さきへひき

とをして

ほん/\と

ぬける、かう

にして、とき

さて素人の

かたへ、あなを

 

十二丁表 

あけたる

を口へあて

けれより

にえ由を

したゝかに

のませける、

これらハ

なんのく

ゐなくど、

りほう ちを

うけたれバ

さつはり

さい/″\と

ちわいき

しけること

まことに

いきやくし

と、人/\

 おがみ

  ける、

 

十一丁裏 

    このこよりの

    はじのきいろな

    ところハ、はなふだ

      うつせエ    

 

十一丁裏 

    わた

     くし

     ことハ

     挿ずみ

       や

     ちう介

     と申て

     きせるや

     でござり

     ます、

 

十二丁表 

     とうを

     ではつ

     ほの

     やうに

     こより

       が

     でました、

     これが

     ほんの

     しりねすみ

       て

     ござる、

     だんな、ゆの介の中へみそ

     しるをすこし

     かげんいたし

     ました、

 

 

素人(しろうと)

  《「しろひと(白人)」の音変化》

  1 その事に経験が浅く、未熟な人。その道で必要な技能や知識をもっていない人。

  また、その事を職業・専門としていない人。

 「素人とは思えぬみごとな芸」「素人考え」⇔玄人 (くろうと) 。  

 2 芸者・娼妓などの商売で客の相手をする女性に対して、一般の女性。堅気の女性。

 ⇔玄人 (くろうと) 。

  3 近世、上方で、私娼のこと。

 「かくとはいかで―の、田舎の客に揚げられて」〈浄・油地獄〉

 

これらハ

なんのく

ゐなくど、

 これらは何の意、無くど

 

いきやくし

 生き薬師

《生きてこの世にいる薬師如来の意》すぐれた医者。名医。

 

竹斎老宝山吹色(ちくさいらう たからの やまぶきいろ)1 表紙  寛政六年  築地善交作 北尾重政画

竹斎老宝山吹色(ちくさいらう たからの やまぶきいろ)2 口上 寛政六年  築地善交作 北尾重政画

竹斎老宝山吹色(ちくさいらう たからの やまぶきいろ)3 一丁裏 二丁表 寛政六年  築地善交作 北尾重政画

竹斎老宝山吹色(ちくさいらう たからの やまぶきいろ)4 二丁裏 三丁表 寛政六年  築地善交作 北尾重政画

竹斎老宝山吹色(ちくさいらう たからの やまぶきいろ)5 三丁裏 四丁表 寛政六年  築地善交作 北尾重政画

竹斎老宝山吹色(ちくさいらう たからの やまぶきいろ)6 四丁裏 五丁表 寛政六年  築地善交作 北尾重政画

竹斎老宝山吹色(ちくさいらう たからの やまぶきいろ)7 五丁裏 六丁表 寛政六年  築地善交作 北尾重政画

竹斎老宝山吹色(ちくさいらう たからの やまぶきいろ)8 六丁裏 七丁表 寛政六年  築地善交作 北尾重政画

竹斎老宝山吹色(ちくさいらう たからの やまぶきいろ)9 七丁裏 八丁表 寛政六年  築地善交作 北尾重政画

竹斎老宝山吹色(ちくさいらう たからの やまぶきいろ)10 八丁裏 九丁表 寛政六年  築地善交作 北尾重政画

竹斎老宝山吹色(ちくさいらう たからの やまぶきいろ)11 九丁裏 十丁表 寛政六年  築地善交作 北尾重政画

竹斎老宝山吹色(ちくさいらう たからの やまぶきいろ)12 十丁裏 十一丁表 寛政六年  築地善交作 北尾重政画

竹斎老宝山吹色(ちくさいらう たからの やまぶきいろ)13 十一丁裏 十二丁表 寛政六年  築地善交作 北尾重政画

 

 

 

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竹斎老宝山吹色(ちくさいらう たからの やまぶきいろ)12 十丁裏 十一丁表 寛政六年  築地善交作 北尾重政画

2020-11-30 | 草双紙:洒落本、仮名草子、黄表紙、黒本、赤本、合巻 等

竹斎老宝山吹色(ちくさいらう たからの やまぶきいろ)12 十丁裏 十一丁表 寛政六年  築地善交作 北尾重政画

 

12

早稲田大学 古典籍総合データベース

十丁裏 

やせおとりへたる

びやう人にハ、豆

をしたゝつまり

のみにのませ、

ひきつゞけて

水をのませる、

いやはや竹さい

ろうの

 しんくふう

 かんしん/\

 

此ほう

すぐのとつ

くりに

へこみ

 の

 でき

たるを

なをす

りやうぢ

   と

おなじみたてん

 

十一丁表

こゝ□りつ

ふうと

尻とあさ

からばん

まで

出つゞけ

に出る人あり、

竹さいらう/\

かんがへ大こんハ

いつに出る

ものゆへ

まづしたゝか

にしめ

こみいも

ハへのくすり

なれバ、これ

あとからし

めこまバ、けつ

ふに出るものか

ふくちうにて

相もちにおし

あひなバ、屁も

げつふうも

 

十丁裏 

     だん/″\ふくれて

          くるぞや

 

 

十一丁表

   「かむべしと

    おしへにしたがひ、その

    こをりにやつたところ、よしハら

    くすり□はらがぶ/\して▲ 

 

十丁裏 

     ▲もつと見ら

     おい/\とへが

     出しもの、あな

     から、けつふう

     をする竹

     さいらうの

     御手さハで

     もいかぬ、

     やまひハ

     ぜひも

     なし

 

     ヲヤ/\

 

 

 

竹斎老宝山吹色(ちくさいらう たからの やまぶきいろ)1 表紙  寛政六年  築地善交作 北尾重政画

竹斎老宝山吹色(ちくさいらう たからの やまぶきいろ)2 口上 寛政六年  築地善交作 北尾重政画

竹斎老宝山吹色(ちくさいらう たからの やまぶきいろ)3 一丁裏 二丁表 寛政六年  築地善交作 北尾重政画

竹斎老宝山吹色(ちくさいらう たからの やまぶきいろ)4 二丁裏 三丁表 寛政六年  築地善交作 北尾重政画

竹斎老宝山吹色(ちくさいらう たからの やまぶきいろ)5 三丁裏 四丁表 寛政六年  築地善交作 北尾重政画

竹斎老宝山吹色(ちくさいらう たからの やまぶきいろ)6 四丁裏 五丁表 寛政六年  築地善交作 北尾重政画

竹斎老宝山吹色(ちくさいらう たからの やまぶきいろ)7 五丁裏 六丁表 寛政六年  築地善交作 北尾重政画

竹斎老宝山吹色(ちくさいらう たからの やまぶきいろ)8 六丁裏 七丁表 寛政六年  築地善交作 北尾重政画

竹斎老宝山吹色(ちくさいらう たからの やまぶきいろ)9 七丁裏 八丁表 寛政六年  築地善交作 北尾重政画

竹斎老宝山吹色(ちくさいらう たからの やまぶきいろ)10 八丁裏 九丁表 寛政六年  築地善交作 北尾重政画

竹斎老宝山吹色(ちくさいらう たからの やまぶきいろ)11 九丁裏 十丁表 寛政六年  築地善交作 北尾重政画

竹斎老宝山吹色(ちくさいらう たからの やまぶきいろ)12 十丁裏 十一丁表 寛政六年  築地善交作 北尾重政画

 

 

 

 

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竹斎老宝山吹色(ちくさいらう たからの やまぶきいろ)11 九丁裏 十丁表 寛政六年  築地善交作 北尾重政画

2020-11-29 | 草双紙:洒落本、仮名草子、黄表紙、黒本、赤本、合巻 等

竹斎老宝山吹色(ちくさいらう たからの やまぶきいろ)11 九丁裏 十丁表 寛政六年  築地善交作 北尾重政画

 

11

早稲田大学 古典籍総合データベース

九丁裏 

じんきよし、たびやう

人にハまづいでねバをした

たりのませて、きよし

たる水ををぎなひ、

それよりからだのぐ少や

つきをなをすにハ、

百がひめのりを一ど

にくらせて、天日に

あてれバ、松井源

水がこまのごとく

からだが

 むく/\

  しゆんと

   なるなり

僧に曰、「まん一からだが

しやちでばりすぎ

たるときハよこづち

似てたゝくべし、

もつとも

 秘すべし

   /\

 

竹斎らう、さてもわるい

ぢぐちだをいたけれと、くハへぎせる

    ゆへ、玉つている、

 

十丁表

  門人、いもほり

        やがあん

  七くさにてきりをふく 

  プウ/\/\プ

   プヽプヽプウ

       /\

 

なんとたばこや

でも、はだしで

 あらふがや

 

九丁裏 

     お

     りやう

     じハ

     さま

      で

     くるし

      くも

 

十丁表

     ないが、おで

     しさまの

     おぢぐちを

     きいてゐる

         が

        くる

         し

         い

 

十丁表

   おハり大こん

    きりふきや/\

 

 

天日

 てん‐じつ

 太陽。日輪。

天日 

 てん‐ぴ

 太陽の光。また、その熱。「天日干し」

 

松井源水 

 大道芸人・香具師(やし)。

 元祖玄長は越中の薬売り。

 延宝・天和(1673~1684)のころ、4世源水が江戸に出て以来、代々浅草を本拠に居合い抜き・曲独楽(きょくごま)などを行いながら歯薬などを販売した。

 

曲独楽(きょくごま)(松井源水)

 曲独楽(きょくごま)とは、独楽を使った曲芸。

 独楽の曲芸の元となった流れは、大きく分けて3種類ある。

 宗教儀式 大衆演芸 富山の薬売り・香具師の商売上の方便。

 このような大衆的日本の芸能の特徴として挙げられるのは、芸の発生の細かい記録がとられていない点である。

 原因としては芸にたずさわる人間が、文字を読み書き出来なかったことがあげられる 実際他人の目に触れて芸人らしい記述が登場するのは1600年代のことである。

 名古屋城の襖絵にも、城下町の賑わいを残した描写の中に「風車」という曲目を演技中の曲独楽師の姿がある。(ウィキペディア)

 

おハり大こん

 尾張大根(宮重 (みやしげ) 大根の別名。)

宮重 (みやしげ) 大根

 ダイコンの一品種。

 愛知県清須市宮重の原産。

 根の上部は地表に出て緑色となり、甘味がある。

 尾張大根。

 

 

竹斎老宝山吹色(ちくさいらう たからの やまぶきいろ)1 表紙  寛政六年  築地善交作 北尾重政画

竹斎老宝山吹色(ちくさいらう たからの やまぶきいろ)2 口上 寛政六年  築地善交作 北尾重政画

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竹斎老宝山吹色(ちくさいらう たからの やまぶきいろ)8 六丁裏 七丁表 寛政六年  築地善交作 北尾重政画

竹斎老宝山吹色(ちくさいらう たからの やまぶきいろ)9 七丁裏 八丁表 寛政六年  築地善交作 北尾重政画

竹斎老宝山吹色(ちくさいらう たからの やまぶきいろ)10 八丁裏 九丁表 寛政六年  築地善交作 北尾重政画

竹斎老宝山吹色(ちくさいらう たからの やまぶきいろ)11 九丁裏 十丁表 寛政六年  築地善交作 北尾重政画

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竹斎老宝山吹色(ちくさいらう たからの やまぶきいろ)10 八丁裏 九丁表 寛政六年  築地善交作 北尾重政画

2020-11-28 | 草双紙:洒落本、仮名草子、黄表紙、黒本、赤本、合巻 等

竹斎老宝山吹色(ちくさいらう たからの やまぶきいろ)10 八丁裏 九丁表 寛政六年  築地善交作 北尾重政画

 

早稲田大学 古典籍総合データベース

八丁裏 

右のはなしをきゝ

つたへ、右の手の

きかぬ中風

やみをたのま

れ、さつそくめ

がねにてのぞ

きし所、此病

人、大のうぬ

ぼれ、手まへ

ばつかりいゝ男

のきでゐるやつ

なりこ、いつ吉田

才沢でハいかず

と、新よしハら

へつれ行、きん

/\としたる

おいらんのざし

きへすハらせ、

きくほうの

手をきつと

おさへてゐる所へ

おいらん、ゆうぜん

として産

につきさがづ

きごとに

 

九丁表

なるとひやう人ハ

ぢびやうのゑ

もんがなでたく

て、むず/″\する

所とちくさい、

こゝぞとうごく

方の手紙へさへ

つけてゐれバ、

ひやう人たつての

くるしみにて、

とう/\きかぬ

ほうの手が

ゑもんへくる

しハら/\すり迄

ひげかなでられる、

それからハすきトざい

にはさう/\

 

九丁表

「此所しよくゑのざ

 しきゆへ、むごん

 おりふし、ちつとづ

 わかにばかり

 

九丁表

「いかひものもちや

 屋もそのをす

 取ついてわらふ、

 あたりもはるきやう

 げんのならび

    大みやうののことし

 

八丁裏

      もし 

       くすり

      めんけんせ

      すんバ、その

      やまいいへず、

      しやしん

      ぼう しま

      しやう、しん

      ぼうこう

      大じハなん

      で手づ

       きかぬ

 

八丁裏

      ヲヽ/\

      こゝで

      お

      さへ

      も

      ありが

       たい

 

九丁表

      アい/\

        /\/\

 

      アい/\

        /\/\

 

九丁表

        たいこ

        五町

 

        なぜ

        うでを

        おさへて

        いるか、わ

        からね

        ども

 

          や

          たら

          わら

          ふ

 

 

吉田才沢 ?

 吉田蔵沢の場合

 吉田蔵沢 江戸後期の伊予松山藩士・画家。名は良香、通称は弥三郎のち久太夫、号は酔桃館・白雲堂等。

 風早・野間郡代官、持筒頭、者頭役等を勤め、治績があった。

 少時より画を好み、特に墨竹画を能くし、また詩歌俳諧、鉄筆製陶等も能くした。

 享和2年(1802)歿、81才。

才沢 ?

  才沢は、苗字の場合もある。

吉田才沢

 吉田、才沢か?

吉田

才沢でハいかず

と、新よしハら

へつれ行

 吉田才沢では行かず、新吉原へ連れ行き、

 新吉原から考えると、吉田才沢は遊郭の有った地名なのだろうか?

吉田才沢 は結局、分からなかった。

 

 

竹斎老宝山吹色(ちくさいらう たからの やまぶきいろ)1 表紙  寛政六年  築地善交作 北尾重政画

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竹斎老宝山吹色(ちくさいらう たからの やまぶきいろ)7 五丁裏 六丁表 寛政六年  築地善交作 北尾重政画

竹斎老宝山吹色(ちくさいらう たからの やまぶきいろ)8 六丁裏 七丁表 寛政六年  築地善交作 北尾重政画

竹斎老宝山吹色(ちくさいらう たからの やまぶきいろ)9 七丁裏 八丁表 寛政六年  築地善交作 北尾重政画

竹斎老宝山吹色(ちくさいらう たからの やまぶきいろ)10 八丁裏 九丁表 寛政六年  築地善交作 北尾重政画

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竹斎老宝山吹色(ちくさいらう たからの やまぶきいろ)9 七丁裏 八丁表 寛政六年  築地善交作 北尾重政画

2020-11-28 | 草双紙:洒落本、仮名草子、黄表紙、黒本、赤本、合巻 等

竹斎老宝山吹色(ちくさいらう たからの やまぶきいろ)9 七丁裏 八丁表 寛政六年  築地善交作 北尾重政画

 

9

早稲田大学 古典籍総合データベース

七丁裏 

そんじよそこらの

中風にてひだるが

かたみかふハぬと

いふびやう人を

うけとりけれバ

さつそく大坂下り

の人ぎやうつかひ

吉田才二とあし

つかひをやとひて

さしがねをいれて

つかハせけるに

まことにめい

人のしんこん

左の手足に

のりうつりて

たちまちに

ほんふくする、

ぬれ手で

あハより

ざうさも

ないりやう

づなれと

ちくさい

らうの

 

八丁表

きてん

古今の

大でけ/″\

ゑらひ

 ものと

いふ、ひやう

 ばんなり

 

八丁表

「女ぼう

  よろこべ

 ひだりハ

  おやくに

 たつたハ

   やい

 

八丁表

「その地口

   より

 よいほうハ

 ひだりへ/″\

      の

 ほうが

  ゑら

   からふ

    とハ

 才次も

  よつほど

  さる

   ものなり

 

七丁裏 

     「もし

      だんなへ

      その位

      で七

      へんげ

      の

 

七丁裏

          しよさ

          が見

          たいね

 

 

そんじよそこらの

 そんじゅそこらの

 

ほんふく本復 《名・ス自》

 病気が完全になおること。全快。

 

 

竹斎老宝山吹色(ちくさいらう たからの やまぶきいろ)1 表紙  寛政六年  築地善交作 北尾重政画

竹斎老宝山吹色(ちくさいらう たからの やまぶきいろ)2 口上 寛政六年  築地善交作 北尾重政画

竹斎老宝山吹色(ちくさいらう たからの やまぶきいろ)3 一丁裏 二丁表 寛政六年  築地善交作 北尾重政画

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竹斎老宝山吹色(ちくさいらう たからの やまぶきいろ)8 六丁裏 七丁表 寛政六年  築地善交作 北尾重政画

2020-11-27 | 草双紙:洒落本、仮名草子、黄表紙、黒本、赤本、合巻 等

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8

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六丁裏 

じぶんハ

よしと

竹さいらう

いざ/″\御りやう

ぢ つかま

つらんと

こなた

のふすま

おしあく

れハ

今を

日の

出の

女がた、

たちやく

でのゆび

をりのいろ

おとこをならべ

こゝで一はいあ

からんか、サァ/\

かうらいやの

にいさんから

はじめて

たきや

のむすこ

いたゞきな

 

七丁表

などゝいハれる

たびにとりは

づしてハなら

ぬ、ひつてハなら

ぬと一生けんめい

になつてすぼめ

けれバたバかり

の大じりぐい

とちいさく

なるところへ

やうゐの

 たがを

はめけるハ

きめう/\

 

七丁表

ざがしら

かぶバ、かくべつ

にてそゝりも

せす、たまつ

     て

    ゐる

 

六丁裏 

     しりたが/\

       すた/\

         /\

 

六丁裏

     金鉢ハ

     小つぶでも

      のまれ

        ず

 

七丁表

     男女(おめ)ハにほひ

     よ、さくらハ

        はなよ

 

七丁表

     くにやとみて

      いしにたつやも

        あるものを

 

 

サァ/\

かうらいやの

にいさんから

はじめて

 さぁさぁ 高麗屋(歌舞伎役者の屋号)の兄さんから始めて

 浮世絵では高麗屋の役者絵が多々ある。

 洒落本の『竹斎老宝山吹色』には高麗屋が出てきたが、他の屋号の出てくる草本も多い。

 特に成田屋の團十郎の名が出てくる読み物が多いことに驚く。

 

たが(箍) 

 竹を割き、編んで輪にしたもの。

 桶 (おけ) ・樽 (たる) などの外側にはめて締めかためるのに用いる。

 金属製のものもある。

 

きめう/\

 奇妙奇妙

 

金鉢、鉄鉢〘名〙

 ① 金属製の鉢。仏前に飯、茶などを供えるのに多く用いる。

 ※宗及茶湯日記(自会記)‐天正六年(1578)八月七日「菓子 きんとん、かなはちに」

 ② 武具の一つ。鉄製の兜の、錣(しころ)のないもの。

 ※随筆・貞丈雑記(1784頃)一一

 「鉄鉢の事を半首といふはとなへ違也。鉄鉢は冑の下にかぶる鉢也。又身軽に出立時冑を不用して鉄鉢ばかりも用也」

 

 

竹斎老宝山吹色(ちくさいらう たからの やまぶきいろ)1 表紙  寛政六年  築地善交作 北尾重政画

竹斎老宝山吹色(ちくさいらう たからの やまぶきいろ)2 口上 寛政六年  築地善交作 北尾重政画

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竹斎老宝山吹色(ちくさいらう たからの やまぶきいろ)6 四丁裏 五丁表 寛政六年  築地善交作 北尾重政画

竹斎老宝山吹色(ちくさいらう たからの やまぶきいろ)7 五丁裏 六丁表 寛政六年  築地善交作 北尾重政画

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竹斎老宝山吹色(ちくさいらう たからの やまぶきいろ)7 五丁裏 六丁表 寛政六年  築地善交作 北尾重政画

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7

早稲田大学 古典籍総合データベース

五丁裏

ある時

さる御屋

しきうら

まんざいに

あてこす

られても

なひたなつ

ちりと

かぼちや

しりの

にやり、どう

ぞ おいどを

なをして

もらひ

 たひと

たのんで

 くる

 

六丁表

それこそいともか、すき

御事、まづ御きう

そくなさるべし、ちや

うけにおいも、かぼ

などゝ言へるいつき

とうぜんのしろ

物をいだせバサァ

しめるほどに/\

お北斗いつてハくひ、

げら/″\わらつてハ

つめこみ、のち

にハ気を

おもくして

かべばつかり

にらんでゐ

たりしが、しバ

らくありて

おなかゞぶく

/″\して

くると、やたら

むしやうに

もみつちりを

はじめ

  ける

 

五丁裏

    ちくさい

     さまの

    おやしきハ

    もうこゝ

    かへ、わしや

    はづかしい

    もをしが

    つよし

 

六丁表

    わたくらハ竹斎

    けらいのにら

    みの介でござ

    ります、もつと

    おいもを

     あげま

      しやう

 

 

どうぞ おいどをなをしてもらひたひ

おいど

「おいど」は、お尻、おけつの事で、京都弁だとばかり思い込んでいたが、江戸時代江戸でも「おいど」は使われていたようだ。

 

おいど(御居処) 

【おいどの語源・由来】

「お」は接頭語の「御」

「い」は「座る」を意味する古語「ゐる(居る)」の名詞形

「ど」は「場所・所」を意味する「と・ど(処)」で、おいどは「座るところ」という意味。

 おしりは座る際の中心となる部位であるため、中世頃から上品な女性語として用いられるようになった。

 

 


 

竹斎老宝山吹色(ちくさいらう たからの やまぶきいろ)1 表紙  寛政六年  築地善交作 北尾重政画

竹斎老宝山吹色(ちくさいらう たからの やまぶきいろ)2 口上 寛政六年  築地善交作 北尾重政画

竹斎老宝山吹色(ちくさいらう たからの やまぶきいろ)3 一丁裏 二丁表 寛政六年  築地善交作 北尾重政画

竹斎老宝山吹色(ちくさいらう たからの やまぶきいろ)4 二丁裏 三丁表 寛政六年  築地善交作 北尾重政画

竹斎老宝山吹色(ちくさいらう たからの やまぶきいろ)5 三丁裏 四丁表 寛政六年  築地善交作 北尾重政画

竹斎老宝山吹色(ちくさいらう たからの やまぶきいろ)6 四丁裏 五丁表 寛政六年  築地善交作 北尾重政画

竹斎老宝山吹色(ちくさいらう たからの やまぶきいろ)7 五丁裏 六丁表 寛政六年  築地善交作 北尾重政画

竹斎老宝山吹色(ちくさいらう たからの やまぶきいろ)8 六丁裏 七丁表 寛政六年  築地善交作 北尾重政画

竹斎老宝山吹色(ちくさいらう たからの やまぶきいろ)9 七丁裏 八丁表 寛政六年  築地善交作 北尾重政画

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竹斎老宝山吹色(ちくさいらう たからの やまぶきいろ)6 四丁裏 五丁表 寛政六年  築地善交作 北尾重政画

2020-11-26 | 草双紙:洒落本、仮名草子、黄表紙、黒本、赤本、合巻 等

竹斎老宝山吹色(ちくさいらう たからの やまぶきいろ)6 四丁裏 五丁表 寛政六年  築地善交作 北尾重政画

 

6

早稲田大学 古典籍総合データベース

 

四丁裏

あせをとるにハ、せきとりの

すまふを中とひ、病人を

かけてすまふをとらせる

なり、それもたゞでハま

ほどにあせが出ぬ

ものなり、一なへでも

せきとりを役人

よらせたり

花を

やり

ふと

 

四丁裏

かせ

バ、花身(ママ)に

なんて

出すものなり、あせ、十ぶんに

出る所おひ出しをせんじをき、

いきつぎにのませ

 

五丁表 

けれバ、そくざに

へいゆう

 すること

  神の

   ことし

 

五丁表

すもふにかつたら

  これやうな

なんのことハ

 なひ

うちハゑの

小人じまと

 いふもんだ

 

五丁表

サァ/\くすり

 をあがれ

出ひだし

 十五ふく

二十八分

 どうだ

 

四丁裏

    さつさとござれや

     せきとり ほう/\

      まいねんまいと

             し

 

四丁裏

    だんなの

    御ひハへとり

    くめはね

       こめ

    いきせい

     ひつハり

      スウ

        /\

      ウン

        /\

 

五丁表

     あせハでる

        /\

     すぐかぜ

      ぬけるハ

       どうで

        ござり

          や

          す

          や

 

 

サァ/\くすりをあがれ

 江戸時代、「薬は飲まっしゃれ(飲んで下さい)」とは言わず、「薬をあがれ」と言っていたのか。

 服用に関しては、私は知らない。

 そういえば江戸時代、「酒を飲む」事を「笹を食べる」と芝居で何度も見たことがある。

 時代を経ての言葉の変化が、ここでも見られる。

 

 

 

竹斎老宝山吹色(ちくさいらう たからの やまぶきいろ)1 表紙  寛政六年  築地善交作 北尾重政画

竹斎老宝山吹色(ちくさいらう たからの やまぶきいろ)2 口上 寛政六年  築地善交作 北尾重政画

竹斎老宝山吹色(ちくさいらう たからの やまぶきいろ)3 一丁裏 二丁表 寛政六年  築地善交作 北尾重政画

竹斎老宝山吹色(ちくさいらう たからの やまぶきいろ)4 二丁裏 三丁表 寛政六年  築地善交作 北尾重政画

竹斎老宝山吹色(ちくさいらう たからの やまぶきいろ)5 三丁裏 四丁表 寛政六年  築地善交作 北尾重政画

竹斎老宝山吹色(ちくさいらう たからの やまぶきいろ)6 四丁裏 五丁表 寛政六年  築地善交作 北尾重政画

竹斎老宝山吹色(ちくさいらう たからの やまぶきいろ)7 五丁裏 六丁表 寛政六年  築地善交作 北尾重政画

竹斎老宝山吹色(ちくさいらう たからの やまぶきいろ)8 六丁裏 七丁表 寛政六年  築地善交作 北尾重政画

竹斎老宝山吹色(ちくさいらう たからの やまぶきいろ)9 七丁裏 八丁表 寛政六年  築地善交作 北尾重政画

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