乱鳥の書きなぐり

遅寝短眠、起床遊喰、趣味没頭、興味津々、一進二退、千鳥前進、見聞散歩、読書妄想、美術芝居、満員御礼、感謝合掌、誤字御免、

映画『ウェディング・ハイ』3.5★/5 中村倫也 片桐はいり 向井理 篠原涼子 高橋克実 SHINE ON YOU CRAZY DIAMOND - Pink Floyd

2024-04-30 | 映画

SHINE ON YOU CRAZY DIAMOND - Pink Floyd 【和訳】ピンクフロイド「クレイジー・ダイアモンド第一部」1975年

 

 映画『ウェディング・ハイ』監督 大九明子  脚本 バカリズム 篠原涼子 中村倫也 片桐はいり 向井理 高橋克実   SHINE ON YOU CRAZY DIAMOND - Pink Floyd 【和訳】ピンクフロイド「クレイジー・ダイアモンド第一部」1975年

 

 映画『ウェディング・ハイ』を観る。

 まぁ、面白かった。

 どこがおもしろいかといえば、月並みだが繰り返しのパターン部分に違うドラマをうまくはめ込み畳み込ませて違う話を一つにまとめた部分。

 ここの部分と最後のパンツの

「役に立った」

という名台詞。

 この台詞の落としで、観客は幸せを感じることができる。

 なかなか良い。

 

 ただ、『ウェディング・ハイ』という題名にしては主軸が少々甘い。

 作者は意図的にそれぞれのドラマを展開させうまく持って行ったのだが、あまりにも分散しすぎて、言いたいことがぼけてしまった感は否めない。

 その中でも、上司二人の祝いの言葉と映像の男性の描き方が上手かった。

 特に高橋克実さんはベテランで、ほくそ笑みながら見入ってしまう。

 そしてこの三人がいたので時間は大幅に信、後のドラマ展開へと発展するのだが。

 

 向井理さんが出てくる場面ではにやけるくらいに漫画で面白かった。

 この役者をここまで漫画的に起用するんだと、感心した。

 

 この映画で見入った役者は高橋克実さんと片桐はいりさん。

 片桐はいりさんは、中之島(阪大)の能楽の講義を聴講されていたと思うが確信は持てない。

 一番前の席で、熱心に講義を聞いていらっしゃった。

 薄化粧にされていたが個性的なお顔立ちなので、見間違いではないと思う。

 隣同士で聞いていたので、軽く会釈はしていた。

 能楽の講義ではない、ある日のこと。

 私が大阪歴博に向かおうとしたとき、片桐さんは

「私はこっちなので、また、、、」

と、NHKに向かわれた。

 足が長く、スタイルが良く、格好がいい女性だと思った。

 

 上のようなことがあってからというもの、私は片桐はいりさんが好きである。

 わたくし、単純な人間なのである^^

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

以下は、ウィキペディア

    ↓

ウェディング・ハイ
Wedding High
監督 大九明子
脚本 バカリズム
製作 田渕みのり
石田聡子
河野美里
奥村麻美子
製作総指揮 吉田繁暁
津嶋敬介
出演者 篠原涼子
中村倫也
関水渚
岩田剛典
中尾明慶
浅利陽介
前野朋哉
泉澤祐希
佐藤晴美
宮尾俊太郎
六角精児
尾美としのり
池田鉄洋
臼田あさ美
片桐はいり
皆川猿時
向井理
高橋克実

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

『スイート・マイホーム』2023年  3.2★/5 窪田正孝 根岸季衣 窪塚洋介

2024-04-21 | 映画

 

 『スイート・マイホーム』2023年  3.3★/5 窪田正孝 根岸季衣 窪塚洋介

 

 窪田正孝 根岸季衣 窪塚洋介が見たかったので、『スイート・マイホーム』を観る。

 このお三方が出ていらっしゃるときには、面白く感じた。

 

 まず初めに気になったのは、子供のまつ毛の長さ。

 子供真実を真実を見ていた。

 また、赤子の黒い瞳に映る云々。ネタバレになるので、言いますまい。

 以上のように、目が一つのキーポイントになっているので、子供の目を強調しデフォルメさせるべく、まつげを強調していたのだと理解した。

 

 話の流れや演出は単純で、監督はだれかと思いきや、斎藤工であった。

 この方が手掛ける作品は、大衆作品に芸術作品を足したようなものを作りたいという意図はぷんぷんと匂ってくる。

 だが、いかにせん、斎藤工の作品は意図がまるわかりで、単純なものが多い。

 芸術作品を目指し、滑っている。

 この方が監督をするという意味が分からないと、見るたびに思ってしまう。

 

 やたら顔の整った刑事役の役者の言い回しが、聞こえづらい。

 刑事が出てくるたびに、音声を大きくしなければならなかったのは、残念。

 

 だが、こういった作品でも、窪田正孝 根岸季衣 窪塚洋介たちは、映画として元に戻してくれる。

 この方たちの出演作品を、他の監督作品で見てみたいと感じた。

 

 この映画は上にも書いたが、子供の存在は大きい。

 

 

 

上映日:2023年

上映時間:113分

あらすじ

冬が厳しい長野。スポーツインストラクターの清沢賢二(窪田正孝)は「まほうの家」と謳われた一軒のモデルハウスに心を奪われる。寒がりの妻と娘のために、たった一台のエアコンで家中を隅々まで暖められるというその家を建てる決心をする賢二。新居が完成し、家族に二人目の娘も加わって、一家は幸せの絶頂にいた。ところが、その家に越した直後から奇妙な出来事が起こり始める。まとわりつく様な何かの気配。赤ん坊の瞳に映る。、、、、、、

監督

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

映画『最愛の我が子』4.9★/5  監督 ピーター・チャン 製作 ピーター・チャン 音楽 レオン・コー   2016年

2024-03-29 | 映画

 映画『最愛の我が子』 4.9★/5  監督 ピーター・チャン 製作 ピーター・チャン 音楽 レオン・コー   2016年

 

 

監督 ピーター・チャン

製作 ピーター・チャン

音楽 レオン・コー

 

 映画『最愛の我が子』を観たがかなりの秀作であった。

 この映画を見て人身売買を肯定しているととらえる人もいるが、さにあらず。

 それぞれにそれぞれの人生のドラマがあるとうたっているだけである。

 それぞれの人生の苦悩と喜びを描いたリアルな内容で、内容が本格的過ぎて嫌いな方もいらっしゃるのかもしれないと感じた。

 深く物事をとらえた本作品は、筋書き、演技、美術などが満足のできるのもである。

 

 繰り返すが、それぞれの人生の苦悩と喜びを描いたリアルな内容は中国の大きな問題であった。

 2000年ころの中国も、田舎に行くとなおさらに、人さらいを警戒する。

 黄よう古鎮などの古い村に行き、かわいらしいからと言ってむやみに子供に笑いかけかわいがると、大人たちは警戒する。

 にこやかに近づくと、子供を後ろに隠し、にらみつけられるといったシーンも何度かあった。

 知人に聞くと、中国では子供の誘拐が多く、人身売買が行われているといった深刻な事情が明るみに出た。

 深刻で衝撃的な内容を聞き、驚いていたが、本作品はそれを芸術作品になるように筋書きを立て、描きこんでいた。

 そういった意味で、この作品は素晴らしいと感じた。

 

 私はこの映画は好きである。

最愛の子

映画・com引用 最愛の子 : 作品情報 - 映画.com (eiga.com))

  ▼

解説

「ラヴソング」「ウォーロード 男たちの誓い」のピーター・チャン監督による、実話を元にしたヒューマンミステリー。中国の街中で3歳の息子が突然姿を消した。両親は警察の協力など、さまざまな手段を使って必死に息子を探すが、その消息はまったくつかむことができなかった。罪悪感と後悔の念にさいなまれながらも、かすかな希望を胸に息子を探し続けた両親は、中国のある村で暮らす息子を見つけ出す。しかし、あの日から3年の時間が流れ、6歳に成長した息子は実親のことを覚えておらず、育ての親との別れを嘆き悲しむばかり。両親はわが子の愛を取り戻すそうとうするが……。母親役を演じた主演のビッキー・チャオが、第34回香港電影金像奨をはじめ、数多くの最優秀主演女優賞を受賞。共演にホアン・ボー、トン・ダーウェイ、ハオ・レイ、チャン・イー、キティ・チャン。

2014年製作/130分/G/中国・香港合作
原題:親愛的 Dearest
配給:ハピネット、ビターズ・エンド
劇場公開日:2016年1月16日

 

中国雲南省  東巴文字

 

黄よう古鎮の道を勝手に歩き、四頭並んでいた豚さんたち。

豚さんは賢く、古めかしくて立派な期の門の中に、物静かに消えていった。

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

映画『PLAN 75 』、 映画『日の丸~寺山修司40年目の挑発~』

2024-03-22 | 映画

映画『PLAN 75 』、 映画『日の丸~寺山修司40年目の挑発~』

 

 

 映画『PLAN 75 』を見て思うところがあったので、映画『日の丸~寺山修司40年目の挑発~』を続けざまにみる。

 映画『PLAN 75 』は初めから思っているように筋書きは進み、最終的に思いのままに終わる。

 問題に着眼したリアルな課題を描くように思えるが、その実、【姨捨】【口減らし】【供犠】といった日本の歴史に根付いていた風習を否定しようがない史実がある。

『PLAN 75 』は【姨捨】【口減らし】【供犠】といった史実を現在の形に変えた恐ろしい内容であるが、これが真実とならないとは限らない。

 実際、海外では年老いた人間の延命はなさないとされ、日本にもその兆しは押しよせているに。

 延命ついては私の場合はといった意見ならば述べられるが、地位や経済状態や健康状態にもよるので、一概にひとくくりではことはなさない。

 特に健康状態が良く、延命が必要になった場合、〇歳以上だから延命すべきではないといった世間の風潮は好ましいとは思えないが、立場を変え、日本の経済状態などの観点から考えるとまた違った考え方も出てくる。

 この映画の真の怖さは、【75歳になれば自分で死を決めることができる】という国の立場から誘導し、世間及び本人までをも追い詰める点にある。

 実はもっと生きたいと思う人間が、死を選ばざるを得ない怖さ。

 欧州ではエビですら苦痛を与えないように調理するというのに、脳の発達した本当は死にたくない人間を死に至らしめるといった世間の風潮や慣れが怖い。

 この怖さを感じ、私は続けざまに、映画『日の丸~寺山修司40年目の挑発~』を見た。

 

 ぶしつけなスタイルのインタビューは意図的であった。

 相手が答えにくい場になると次々にイデオロギーにも入り込んだ質問を間を置かずに質問攻めする。

 

「あなたにとって日の丸とは何ですか?」

「日の丸の赤は何ですか?」

 

 印象深かったのは、1967年のおばあさん。

 おばあさんは顔をくしゃくしゃにしてどんな質問に対しても

「さぁ、わかりませわかりません」

「もっと若い人に聞いてください」

と、目を泳がす。

 これまで!のおばあさんの過酷な人生あるいは体験を思い出し、聞くに堪えない質問であったのであろう。

 おばあさんの歩んできたドラマを考えると、見ているのがつらかった。

 

「日の丸の赤は何ですか?」

 この深い質問の意味を私は持ち合わせていないが、映画『PLAN 75 』、 映画『日の丸~寺山修司40年目の挑発~』を鑑みて、また空恐ろしく感じるのであった。

 

イラン 塩湖

 

 

映画『PLAN 75 』

PLAN 75

監督 早川千絵

脚本 早川千絵

製作 水野詠子 Jason Gray Frédéric Corvez Maéva Savinien

出演者 倍賞千恵子 磯村勇斗 たかお鷹 河合優実 ステファニー・アリアン 大方斐紗子 串田和美 

2022年6月17日

上映時間 112分

 

 

 映画『日の丸~寺山修司40年目の挑発~』

 キャスト

  高木史子 高木史子  村木眞寿美 村木眞寿美  金子怜史 金子怜史  安藤紘平 安藤紘平  

  スタッフ 監督  佐井大紀  

 語り  堀井美香   喜入友浩 

 

 1967年にTBSで放送され物議を醸した寺山修司によるドキュメンタリーを基に、当時と現代の2つの時代を対比させるドキュメンタリー。TBSドラマ制作部所属の28歳のディレクター、佐井大紀が自ら街頭に立ち、「国家とはなにか」を追い続けた寺山の意志を引き継ぎ、現代に生きる我々にインタビューを行い、本質に迫る挑発的な質問を投げかける。  

 ストーリー

 劇作家の寺山修司によるドキュメンタリー「日の丸」が1967年に放送となった。街ゆく人に挑発的な質問を投げかけたこの番組は放送直後に物議を醸し、閣議でも問題視されたTBSドキュメンタリー史上最大の問題作となった。寺山の没後40年を迎えた2022年、同じ質問を人々に投げかけ2つの時代を対比させることによって、現代の日本と日本人の姿を浮き彫りにする。

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

映画『飢獣』3.5★/5 1999  A・W杏子 / いくたさなえ / 岡島博徳 / 並樹史朗

2023-06-19 | 映画

絵金

 

 

 映画『飢獣』3.5★/5 1999  A・W杏子 / いくたさなえ / 岡島博徳 / 並樹史朗

 

飢獣(Kijyu きじゅう) (1999)  飢獣(Kijyu きじゅう)  A・W杏子 / いくたさなえ / 岡島博徳 / 並樹史朗

 

 

 映画『飢獣』を見たが、面白かった。

 筋書きが面白いというよりも、A・W杏子の大げさな演技にたまらなくはまってしまった。

 おそらく映画という観点から見れば、ずいぶんと大雑把な演技力でしかないのだが、歌舞伎『与話情浮名横櫛』の故市川左団次限定の蝙蝠安の口調と言い回しに似ているセリフが二度ばかりあったので、興味を持った。

 全体を通してはおうえにも書いたがA・W杏子はオーバーな言い回しで、三文芝居を見ている気分に浸れた。

 ただ、この方、映画ではお下品な役柄ではあったが、お顔立ちは可愛らしく、また身体的ラインが極めて美しい。

 知らない女優ではあったが目力が強く、所作や大回しが大きく、歌舞伎役者であったならさぞかし素敵な役者さんであっただろうと感じた。

 そんなこんなで、映画そのものというよりも、A・W杏子の個性に惹かれた。

 

 みなさま、ありがとうございます。

 今回も見たという簡単な記録だけで失礼致します。

 

 

 

 坂本太

佐佐木乃武良

 

 

主演: A・W杏子 / いくたさなえ / 岡島博徳 / 並樹史朗

1999

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

映画三本 『疑惑』3.5★/5松本清張 米倉涼子 『抱きしめたい -真実の物語』3.9★/5 北川景子、錦戸亮 『怪しい彼女』4.0★/5 多部未華子、倍賞美津子

2023-06-18 | 映画

映画三本 『疑惑』3.5★/5松本清張 米倉涼子 『抱きしめたい -真実の物語』3.9★/5 北川景子、錦戸亮 『怪しい彼女』4.0★/5 多部未華子、倍賞美津子

 

 

 

 映画三本を見たが、それなりに面白かった。

 特に『怪しい彼女』

 うまい役者で固め、安定の映画であった。

 

 

 みなさま、いつも有難うございます。

 今回はいつもにも増してさらに記録内容がひどく、制作年や俳優や監督など、すべてを省き、三本まとめて記録しています。

 お許しください^^

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

映画『わたしに運命の恋なんてありえないって思ってた』4.0★/5 2017年  多部未華子/高橋一生/大政絢/志尊淳/田中要次 

2023-06-15 | 映画

 

 

映画『わたしに運命の恋なんてありえないって思ってた』4.0★/5 2017年  多部未華子/高橋一生/大政絢/志尊淳/田中要次  

 

 

 多部未華子主演の映画『わたしに運命の恋なんてありえないって思ってた』を見た。

 キャピキャプほんわか幸せ気分を味あわせていただいた。

 楽しかった^^

 

 みなさまありがとうございます。

 今回も見たという簡単な記録だけで失礼致します。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

映画『黄泉がえり』4.0★/5  2003年 塩田明彦 (監督, 脚本)   石田ゆり子, 竹内結子, 草ナギ剛, 梶尾真治, 斉藤ひろし, 塩田明彦, 犬童一心, 山本圭壱, 哀川翔

2023-06-15 | 映画

 

  映画『黄泉がえり』4.0★/5  2003年 塩田明彦 (監督, 脚本)   石田ゆり子, 竹内結子, 草ナギ剛, 梶尾真治, 斉藤ひろし, 塩田明彦, 犬童一心, 山本圭壱, 哀川翔

 

 

 映画『黄泉がえり』を見た。

 筋書きにおける竹内結子の存在及び立ち位置が、たまらなく切なく、また興味を持てた。

 

 竹内結子は今はこの世にいない。

 惜しい。

 素晴らしい女優の一人がなくなったのだと、この映画を見て改めて感じた。

 

 

 みなさま、ありがとうございます。

 今回も見たという簡単な記録だけで失礼致します。

 

2003年

塩田明彦 (監督, 脚本)  

石田ゆり子, 竹内結子, 草ナギ剛, 梶尾真治, 斉藤ひろし, 塩田明彦, 犬童一心, 山本圭壱, 哀川翔

2 時間 6 分

東宝

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

映画『あやしいしい彼女』3.9★/5 2014年  監督:水田伸生   多部未華子 倍賞美津子 要潤

2023-06-14 | 映画

 

  映画『あやしいしい彼女』3.9★/5 2014年  監督:水田伸生   多部未華子 倍賞美津子 要潤

 

 映画『あやしいしい彼女』を見た。

 役者がいいので、面白かった。

 

 みなさま、ありがとうございます。

 今回も見たという簡単な記録だけで失礼致します。

 

 

 

 キャスト - 多部未華子 倍賞美津子 要潤 北村匠海 金井克子 / 志賀廣太郎 三鴨絵里子 越野アンナ 久保佑太 Kilt 田村健太郎 温水洋一 小林聡美 -

  監督:水田伸生  

 原作映画:「Miss Granny」(CJ E&M CORPORATION)

 脚本:吉澤智子

 主題歌:「帰り道」anderlust(Sony Music Labels Inc.)

 松竹

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

映画『Ophelia オフィーリア 奪われた王国』 4.1★/5 2018年製作 107分 アメリカ・イギリス合作

2023-06-09 | 映画

 

 映画『Ophelia オフィーリア 奪われた王国』 4.1★/5 2018年製作 107分 アメリカ・イギリス合作

 

 

 

 映画『Ophelia オフィーリア 奪われた王国』を見たが、楽しむことができた。

 私にとっては、話も衣装も役者も、全てに満足のいく作品だった。

 

 みなさま、いつも有難うございます。

 今回も見たという簡単な記録だけで、失礼致します。

 

シェイクスピアの戯曲「ハムレット」を、王子ハムレットの恋人オフィーリアの視点から描いたラブストーリー。16世紀デンマーク。貧しい少女オフィーリアは、偶然出会ったガートルード妃に気に入られ侍女として迎え入れられる。やがて年頃を迎えたオフィーリアは、長い戦争から帰還した王子ハムレットと禁断の恋に落ちる。そんな中、王が急死し、王弟クローディアスによる毒殺疑惑が浮上。しかしガートルード妃はそれを知らず、クローディアスと再婚してしまう。ショックを隠しきれないハムレットは、次第に情緒不安定に陥っていく。「スター・ウォーズ」シリーズのデイジー・リドリーがオフィーリア、「1917 命をかけた伝令」のジョージ・マッケイがハムレット、「インポッシブル」のナオミ・ワッツがガートルード妃、「キング・アーサー」のクライブ・オーウェンがクローディアスをそれぞれ演じる。WOWOWでは「オフィーリア」のタイトルで放映。

2018年製作/107分/アメリカ・イギリス合作
原題:Ophelia

 

以下、ウィキペディア ▼

監督 クレア・マッカーシー英語版
脚本 セミ・チェラス英語版
原作 ハムレット
ウィリアム・シェイクスピア
『オフィーリア』
リサ・クレイン英語版
製作 アーレン・クルーガー
ダニエル・ボブカー
サラ・カーティス
ポール・ハンソン
出演者 デイジー・リドリー
ナオミ・ワッツ
クライヴ・オーウェン
トム・フェルトン
ジョージ・マッケイ
ドミニク・マフハム英語版
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

映画『誰も守ってくれない』3.1★/5 柳葉敏郎4.5★/5  2009年 原作・監督:君塚良一  佐藤浩市、志田未来、柳葉敏郎、石田ゆり子、木村佳乃 、佐野史郎、柄本時等

2023-05-19 | 映画

写真はカルミヤ(ツツジ科)

 

  映画『誰も守ってくれない』3.1★/5 柳葉敏郎4.5★/5  2009年 原作・監督:君塚良一  佐藤浩市、志田未来、柳葉敏郎、石田ゆり子、木村佳乃 、佐野史郎、柄本時等

 

 

映画『幼な子われらに生まれ』4.3★/5 原作:重松清 監督:三島有紀子 2017 浅野忠信、田中麗奈、南沙良、鎌田らい樹、新井美羽、水澤紳吾、池田成志、宮藤官九郎、寺島しのぶ

 上の映画が良かったので、続けざまに映画『誰も守ってくれない』を見たが、指示がき、役者ともに、あまり面白くはなかった。

 筋書きはたっm順で、問題意識が弱い。

 問題点をもう少し強調しても良かったのでは無いかと思った。

 

 良い意味で印象に残っら役者は、佐藤浩市、志田未来、柳葉敏郎、石田ゆり子、木村佳乃 、佐野史郎、柄本時等。

 逆にいただけなかったのが、松田龍平。

 決して刑事には見えず、与太者に見える。

 目つきや表情や仕草や言い回しに加えてヘアースタイルに左耳の黒い丸い下品な二つのピアス。

 これ、チンピラの間違いかと思いつつ、映画を見ながら

『これは刑事役なんだよ!』

と意識を変換させてみる必要があった。

 

 佐藤浩市との門灯があったが、松田龍平の始終言葉がはっきりしない。

 松田龍平につられてか演出の関係かは定かでは無いが、佐藤浩市まで口が開かず口ごもった聞こえづらい話し方をされていた。

 ただし、佐藤浩市は他の役者s弾と話される場面では、言い回しもうまかったし、佐藤浩市本屋位の実力も出ていたように感じた。

 

 それにしても松田龍平に対する演出はどうなってるのだ?と感じ、歌舞伎界の舞台を離れた團●郎を思い浮かべたが、團●郎に関しては実力頬度は別問題として、舞台での演出はしっかりとされている。

 松田龍平は、存在位置として芸能界の大柄な異端児かと感じた次第である。

 これはあくまでも私個人の感想であるので、違う意見の方はご容赦願いたい。

 十人十色、色々な意見があって然るべし!である。

 

 この映画、上にも書いたが、起承転結とテーマの掘り下げ方が弱い。

 どこに山を持っていくのか、どこでデフォルメするのか、そして広げ感動させるのかを今一度整理して作り直した方が良い。

 

 この映画で飛び抜けて良かったのは、柳葉敏郎。

 表情あっぱれ!台詞上等!

 一言一言噛み締めて語る柳葉の言葉には、心を打たれた。

 

 柳葉敏郎が引っ張り、佐藤浩市と石田ゆり子の三人、あるいは二人が語り合い、あるいは所作を行う場面では重厚な画面を展開し、映画が上等になった。

 見事と言わざるを得ない。

 柳葉敏郎が出る場面は感動し、ホロリとした。

 

 

 今回も見たという簡単な記録だけで失礼致します。

 

 

 

 ごく平凡な四人家族の船村家。ある日突然、その一家の未成年の長男が、小学生姉妹殺人事件の容疑者として逮捕される。東豊島署の刑事・勝浦(佐藤浩市)と三島(松田龍平)は突如、その容疑者家族の保護を命じられる。一体何から守るのか分からないまま、逮捕現場の船村家へ向かう勝浦と三島。二人はそこで、容疑者の家を取り囲む報道陣、野次馬たちを目の当たりにする。彼らの任務は、容疑者家族をマスコミの目、そして世間の目から守ることだった。

 

 

主題歌/挿入歌

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

映画『幼な子われらに生まれ』4.3★/5 原作:重松清 監督:三島有紀子 2017 浅野忠信、田中麗奈、南沙良、鎌田らい樹、新井美羽、水澤紳吾、池田成志、宮藤官九郎、寺島しのぶ

2023-05-19 | 映画

 

  映画『幼な子われらに生まれ』 4.3★/5 原作:重松清「幼な子われらに生まれ」(幻冬舎文庫)  監督:三島有紀子 2017 浅野忠信、田中麗奈、南沙良、鎌田らい樹、新井美羽、水澤紳吾、池田成志、宮藤官九郎、寺島しのぶ

 

 

 映画『幼な子われらに生まれ』を見た。

 筋書きが大変面白く、ウンウンと唸る。

 

 浅野忠信と宮藤官九郎の演じ方が目を引くぐらいにうまい。

 特にクドカンの表と裏、酷と優、動と静の使い分けが自然でかつ力強い。

 内心

   うまい!  と、大向こう。

 特に、ひどい人間として突っ張って生きてきた一個の人間の実は内部に潜み流れる優しさを、細やかにリアルにそして映像に挑戦して描き表現されていらっしゃった。

 もう一度、

   うまい!  と、大向こう。

 クドカンあっぱれ!大明神、である。

 

 この映画は、内容も役者も興味深く、演じ方さえ勉強になった。

 

 

 みなさま、ありがとうございます。

 今回も見たという簡単な記録だけで失礼致します。

 

映画『幼な子われらに生まれ』
公開日:2017年8月26日(土) テアトル新宿・シネスイッチ銀座ほか全国ロードショー
出演:浅野忠信、田中麗奈、南沙良、鎌田らい樹、新井美羽、水澤紳吾、池田成志、宮藤官九郎、寺島しのぶ
原作:重松清「幼な子われらに生まれ」(幻冬舎文庫)
監督:三島有紀子
脚本:荒井晴彦
©2016「幼な子われらに生まれ」製作委員会

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

映画『護られなかった者たちへ』 映画:2.3★/5  役者:3.9★/5 2021年 134分

2023-05-11 | 映画

 

 

    映画『護られなかった者たちへ』 映画:2.3★/5  役者:3.9★/5 2021年 134分

 

 

 映画『護られなかった者たちへ』を見た。

 震災の話を織り込希て話は展開する。

 震災の話題が軸となっているので、評価を高く描かねばいけないだろうとは感じつつも、ここはひとまず正直な評価の星をつけたい。

 

 調べてみると、実に評価の高い感想が多い。

 確かに、役者群は大変良かった。

 テーマの着眼点はいいのだが、持って行き方がテーマが分散され、弱い。

 しょっぱな、どちらのテーマを見ればいいのかわからず、迷ってしまった。

 

 テーマが揺らぎ、定まらないことをおいても、説教くさく、くどい。

 もっと震災の本質多苦悩や人情を全面的に表に出していく方が良かったのではないかと感じる。

 倍賞美津子と女優の演技や起用の仕方は良かったが、これでは、阿部寛という役者の宝も持ち腐れてある。

 この説教くささとくどさは、私たちの民族性によって好まれる分野であり、ドラマや映画に多々起用される。

 もっとも、我が国には説経節や浪花節と言った文化があったのだから、致し方がない。

 ただ言えることは、『説経節』は【説経】節と題されてはいるが、この映画のようにくどさと説教くささは見られず、筋書きで納得させると言った満足のいく内容である。

 

 震災を軸に描かれた映画なので、多くの皆様の、この記録に対するお怒りや批判を承知で、正直に描かせていただきたい。

 テーマは深く、高評価をつけたいところだが、つまらなかった。

 そう、純粋に、色眼鏡なしで映画作品として鑑賞した場合、つまらなかった。

 この程度の内容なら、宣伝込み2時間テレビドラマで十分な気がした。

 俳優たちが揃っているだけに、そして話題作であっただけに、期待とのギャップはぬぐいきれなかった。

 小振れせず、テーマをしっかり見据えて、本軸を作った上で、役者たちの演技を乗せれば、このメンバーならもっといい映画が作れたと感じた。

 

 

 言いたいことを言っておりますが、これはあくまでも私の感想です。

 皆様との感想のギャップがあることを前提の上で、正直に書かせていただいております。

 何卒、お許しください。

 皆様、いつも有難うございます。

 感謝、感謝でございます。

 

 

 

出演者

<button class="p-content-detail-readmore">もっと見る</button>

 

 東日本大震災から時を経た現代の宮城県内の都市で全身を縛られたまま放置され、餓死させられるという凄惨な 連続殺人事件が発生する。

 被害者たちはそれぞれ善人、人格者と言われていた男たちだった。

 宮城県警捜査一課 の笘篠誠一郎は、2つの事件からある共通項を見つけ出す。

 捜査線上に浮かび上がった容疑者は刑期を終えて出所したばかりの利根泰久、31歳。知人を助けるために放火、傷害事件を起こして服役していた元模範囚だった。

 犯人の決定的な確証がつかめない中で、新たな第3の事件が起こり...。裁かれなかった罪と罰、正義が交錯した果てにあったのは、あまりに切なすぎる真実だった。

 

 

 

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

映画『オペラの怪人 THE PHANTOM OF THE OPERA』 3.8★/5  1943年  ガストン・ルルー原作者 監督:アーサー・ルービン

2023-05-07 | 映画

 

   映画『オペラの怪人 THE PHANTOM OF THE OPERA』 3.8★/5  

 

 

 

フランス作家のガストン・ルルーによって1909年に書かれたとのこと(アマゾン)

 この映画の良いところは、オペラ座の怪人の全貌が把握できるところ。

 

 歌舞伎で一場を取り上げて上演されることは多いが、歌舞伎の脚本や文楽や通し狂言を見ないことには全体像がわからないことがある。

 

 

 二週間後に迫った劇団四季の

 今回も自分の好きな席を確保しているので、舞台をガン見(失礼)楽しみたいので、違う観点から見られるかもと思い、映画を見ることにした。

 この骸みがうまくいき、今回の映画を踏まえた上で、好きな舞台の一つである

 

 しかし、劇団四季の子の舞台は、うまく舞台づくりがなされていると思う。

 何より、オペラ座の怪人そのもの(彼)は魅力的で、深い愛を感じる。

 少し箇条書きで、良い点を書き連ねたい。

 

 1 オペラ座の怪人そのもの(彼)は魅力的で、深い愛を感じる。

 2 レッスンのシーンが魅力的である。

 3 引き際に愛を感じ、惹かれる。

 4 仮面がおしゃれであり、心をくすぐる。

 

 そう、あのレッスンの場面のしぐさと歌声は、心の中でこだまする。

 四季のこの舞台は、私は名作だと思う。

 

 これで、半月後の舞台は随分と楽しむことができそうだ。

 この日は梅田で待ち合わせて、家族との鑑賞。

 鑑賞後の食事と合わせて、楽しめそうだ。

 家族は忙しく、食後は新幹線に乗り、東京へ、、、

 私は舞台の余韻を感じながら、一人でお酒でも飲んで帰ることにしよう、、、

 

 

 みなさま

 ご来場、ありがとうございます。

 今回も見たという簡単な記録だけで、失礼致します。

 

クロード・レインズ

ネルソン・エディ

スザンナ・フォスター

ヒューム・クローニン

 

アカデミー賞第16回

 

 

 

 
 
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

映画『大地 THE GOOD EARTH』4.9★/5   原作:パール・バック 1937年  監督:シドニー・フランクリン  L・ライナー他

2023-05-07 | 映画

 

  

  映画『大地 THE GOOD EARTH』4.9★/5   原作:パール・バック 1937年  監督:シドニー・フランクリン  L・ライナー他

 

 映画『大地』をみる。

 パール・バック原作の『大地』は、高校生の頃に読んだことがある。

 文庫本にして、分厚目四冊の『大地』は、かなり読み応えがあり、かなりの感動をうけた。

 本や詩歌や和歌などを読むときに色を感じる私は、重厚な不透明のオーレオリンの印象を持った。

 映画ではモノクロに見える部分にも、透明の上品なオーレオリンのフィルターがかけてある部分があり、作品としての『大地』への期待度を増していた。

 

 女優のL・ライナーが事細かにリアルで勝つデフォルメした印象の演技をされていて、見入ってしまう。

 俳優全体はエキゾチックな中国人に感じていたが、まさか、西洋人が演技とメイクで中国人を演じていたとは、驚きであった。

 半ばからは、顔の印象も誇張され、若干京劇風のメイクと目力、品を作って中国風を強調され、歌舞伎でいうならば子役さんの台詞の言い回しのように誇張と言い回しの一体感を示されているようで、アジア舞台の映画として、それにちなむ多くのテクニックを用いられていると感じた。

 

 劇中劇で京劇や評弾があったが、西洋人が感じる京劇と、アジア人が感じる京劇では異なることを知った。

 おそらく歌舞伎や能楽でも、西洋人が鑑賞すると、日本人が感じるのとは微妙に違うのだろうと感じた。

 

 この映画は言葉で語らずして、目力や表情で事を物語るのがうまい。

 例えば、オランに最後の子が生まれたが、北に逃げねばならない時、

「でも、あかんぼうを連れては北には行けないだろう。(要約)」

「赤ん坊は死んだ。」

「しかしさっき、鳴き声がしただろう。(要約)

「赤ん坊は死んだ!」

 オランは、「赤ん坊は死んだ!」の一言で、家族を守り北へ逃げる、悲しいまでもの母としての決意(これ以上は言いますまい)を語る。

 また、 色を求め北へ逃げる際、飢餓状態の子供が道端に死ぬ人を食らうとまでは表現せず、目力で物語る。

 

 さてさて、原作も素晴らしい『大地』は、映画で見ても面白かった。

 あの長い『大地』が、せいぜい2時間強に濃縮し、このような感動の作品に仕上げられるのかと、感心した。

 

    オラン、君こそが、大地だ。(要約)

 

 満足のいく映画であった。

 

 

 今回も見たという簡単な記録だけで、失礼致します。

 

 

大地

THE GOOD EARTH

 

上映時間:138分

出演者

 
 
 
以下は、映画ナタリー(https://natalie.mu/eiga/film/151044)
 
解説 
 アメリカの代表的女流作家P・バックの原作の映画化で、中国ロケを敢行した大作。
 
 1930年代のアメリカ映画の力と水準の高さをまざまざと感じさせる作品である。
 
 貧農の百姓ワンは奴隷奉公の娘オランを嫁にして苦しいながらも畑を耕していく。
 
 二人は苦労して働き、その甲斐あって田畑は増え、子供も生まれた。
 
 だが大地は干ばつ、飢餓、イナゴの大群といった災害を生み、一家は苦難と闘う。
 
 やがて月日が流れ、成長した息子の婚礼の日、長年夫に付き添い苦楽をともにした妻、オランが死ぬ……。
 
 S・フランクリンは、欧米人が東洋人を演じるという困難な問題も、巧みなメイクアップと、俳優たちの優れた演技によって解決。
 
 正攻法の演出で、原作のダイジェスト版に終わらせることなく、見事に感動的で壮大なドラマに仕上げた。
 
 オランを演じたL・ライナーがアカデミー賞主演女優賞を受賞。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする